いなカフェ・ブログ

チョコレートの話

チョコレートには厳しい国際規格があり「カカオ脂」が31%以上含むものと定められていて、クーベルチュールと呼ばれる代用油脂を使わない高品質のものが本来的な「チョコレート」なのですが、日本国内では必要な原材料が手に入らないせいか、カカオ脂18%以上からを「純チョコ」といい、ほかの食用油脂やレシチン以外の添加物は使ってはならない。ほかの食用油脂やレシチン以外の乳化剤を添加しものは単に「チョコレート」といい、「カカオ脂」3%以上で他の食用油脂を15%含有したものを「準チョコ」と、三段階に区分している。チョコレート菓子はクーベルチュール(31%以上)を使ったものが正式ですが、温度管理が難しく、一般的にパンやチョコバナナにコーティングするものの多くは最下位の「準チョコ」クラスが多い。

日本の食品の多くは、原材料が必要なだけ手に入らないせいか、いろいろな混ぜもので加工して作られた「ホンモノ」でないものが多い。最近はやりの純米酒までもアルコールで10倍くらい薄めたものが一般的だ。ホンモノの天然酵母が入ったビール「地ビール」があると、市販のニセビールを飲まずにすむ。ホンモノを知らずに「準チョコ」みたいに酵母も入っていない「ビール・ジュース」を毎日飲み続ける気にはなれない。コンビニなどの食品もそれはそれは舌触りも香りも見た目も、あらゆる化学技術を駆使して創り出すので「おいしい」。

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