ヨッシー日記


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保険の白い歯

2019年04月04日 | 今日の診療

保険でできる白い歯のお話です。

保険適応の材料にも色々あって、

 

①小さな虫歯の治療に使用するCR(コンポジットレジン)

これは歯の部分的な虫歯治療に主に使用されます。以前なら銀歯になっていたものでも、最近の材料の進歩によりかなり適応範囲も広がっていると思います。ただ、ダイレクトに歯に接着させるので、虫歯が大きくなればなるほど形態を上手くとるのが難しいです。

 

②CAD/CAM冠(ブロック削り出しの被せ物)

コンピュータが設計、製造を行います。型取りを元に石膏模型を作り、それをコンピュータが読み取り、ソフト上で被せ物の形態を決定し、コンピュータがブロックを削り出して被せ物が完成します。元々継ぎ目のないブロックを削り出すので強度はあります。従来の銀歯は石膏模型にワックスで被せ物の形を作り最終的にワックスを金属に置き換えるという方法でした。CAD/CAM冠では途中の余分な工程が省かれ効率よく被せ物が出来てきます ^_^

 

③高強度硬質レジンブリッジ

前から数えて7番目の歯(第2大臼歯、12歳臼歯)が上下左右全て揃っている事が必要です。前から数えて5番目の歯(第2小臼歯)がなくなった場合、4番目(第1小臼歯)と6番目(第1大臼歯)をつないだブリッジが可能になりました。ただ歯を削る量が多いため、原則神経の処置が必要です。(もしくは神経の処置済みの歯)

従来なら保険では上のような銀歯になっていましたが、高強度硬質レジンブリッジでは下のように大変キレイに仕上がります (^-^)v

 

 


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