ヨッシー日記


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〓なぜ、入れ歯が痛くなるの?〓

2009年11月17日 | 今日の診療
「歯科医院で入れ歯をいれてもらったときにはどうも無かったのに、
家に帰って食事をしたら痛くて食べられない。」
何度も入れ歯を作ったことのある方なら少なからず経験されていることと思います。

なぜ歯科医院で入れ歯をいれたときは痛くないのでしょうか?
それは、入れ歯が機能していないからです。
食事をする際には、物を噛むときに入れ歯を通して歯ぐきには力がかかります。
この力のかかり具合によっては歯ぐきを傷つけてしまい、その結果痛くて噛めなくなってしまうのです。

もし入れ歯が歯ぐきにピタッとついて全く動かなければ、食事をしても歯ぐきは傷つきません。でも実際は、ものを噛んだときに入れ歯が歯ぐきの上でわずかながらズレてしまうので、その微妙なズレが歯ぐきをこすってしまい傷がついてしまうのです。

頬と歯ぐきの境目や舌の裏に細い筋があると思いますが、この筋を入れ歯が覆ってしまっているときも、入れ歯が本来の筋の動きを阻害してしまい傷が出来てしまいます。

入れ歯で傷がつかない為には、お口の中で入れ歯がズレない丁度良い位置におさまっている事が必要なのです。

つづく

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