命きらめいて☆馬、犬、猫など動物に関する理不尽な事件や心温まる出来事の記録

円山動物園マレーグマ虐待死亡事件/脱走シマウマ水死事件/動物虐殺事件/宮古馬放置死事件/上げ馬神事

上げ馬神事2024

2024年05月09日 13時11分45秒 | 事件
動物虐待との指摘を受けた三重県桑名市の多度大社の上げ馬神事が今年から大きく改善され、新たな様式で開催された。5月4・5日の二日間、人馬とも怪我無く見事に走り切ることができたことが何より嬉しかった。

「豊作を占う神事」から「豊作を祈る神事」へと変革はされたが、神事が継承されていくことになったことは開催者にとっても地元の人たちにとっても一安心ではないだろうか。

最後に乗り越えなければならないとされる2メートル近い土壁を低くするという当初の案よりもさらに安全な、土壁を撤去して砂を敷いた坂路のみに作り直していただいたことはサラブレッドの細い脚を保護し、それは騎手たちの安全を守ることにもつながった。

近年の少子化によって乗り手となる青少年は減っている。危険な騎乗を許可する親御さんも多くはないだろうことから、ゆくゆくは縮小していく運命にあったのであれば、今回の改革はメリットでしかないように思う。

メディアによると、今年は出場人馬と観客が例年の7割に減ってしまったそうだが、これからは身軽な青少年だけではなく成人の男性も、そして女性でさえも走り切ることができそうな坂路に作り替えられたのだ。今までのように人馬や観客が恐怖と危険を感じることなく、あのような至近距離で馬の疾走が見られる数少ないお祭りや神事として、これから盛り上がって行ってくれると思うと嬉しい限りだ。

関係者の皆様、この度はご成功本当におめでとうございます。そして、ありがとうございました。

5月5日の中日新聞記事を掲載させていただきました。↓


上げ馬神事に対する署名運動

2023年10月30日 15時04分10秒 | 事件
「上げ馬神事の虐待なくして」ネット署名2万筆、有志が三重県に提出 2023年9月11日
(朝日デジタルさんより拝借させていただきました)

 「三重県桑名市の多度大社で毎年5月にある県無形民俗文化財の上げ馬神事をめぐり、動物虐待行為をなくすよう求める2万917筆の署名が11日、県と県教委に出された。署名に寄せられた声も添え、「現代の倫理観と動物福祉に沿った、動物虐待のない神事の実現を」と訴えている。

 市民有志7人が呼びかけた「多度大社の上げ馬廃止を求めるOneTeam」が6~8月にインターネットで国内外から集めた。有志の一人で署名を持参した四日市市の会社員、富森美保美さんは、馬を脅して坂を上らせたり、壁を飛び越えさせたりする行為は虐待に当たると指摘。「神事をやめさせたいわけではない。国際社会からも認められる形にして次世代に継承してほしい」と話した。

 上げ馬神事は、若者を乗せた馬が急坂を駆け上がり、頂上の土壁を乗り越えられるかどうかで農作物の豊凶を占う。今春の神事では負傷した馬が殺処分され、動物虐待を指摘する声が強まっていた。署名を受け取った県や県教委の担当者は「多くの署名があったことを(大社側に)伝えたい」などとし、改善策を進める大社側とやりとりをしていく意向を示した。」

二万人以上と言う大勢の署名は上げ馬神事に対する廃止への要望ではなく、馬への虐待的行為や待遇を止めるよう求める署名だった。人伝えに聞いた話では関係者の中には「虐待なんかではないのになぜ?」と言っている人もいて、馬に対する感覚や思いの違いを感じさせられたことがあった。逆に、なぜ痛い思いや怖い思いをさせておいて虐待ではないの?と聞いてみたいものだ。

馬は神馬、家族、パートナー、ペット、仲間、友人、競馬、乗用馬、繁殖用または肉としての道具であり商品など、本当に人によって思いはさまざまで、扱いが雲泥の差となる特異な動物だ。関係者の中でも馬に愛情を注ぎ、「無理して乗り越えなくても無事に帰って来れればいいんだよ。と愛馬を送りだしている人たちも少なからずいると思う。

今回の署名は馬が賢く、愛情深く、純粋で健気な生きものなのだということを、わかってくれる人たちが増えてきたように思われて、ほっこりと嬉しい気分にさせられた出来事だった。

上げ馬神事についての補足

2023年10月30日 14時22分08秒 | 事件
ネット新聞のリンクは一定期間たつと読めなくなってしまうので、地元に近い有力紙の記事を掲載しておきます。





上げ馬神事の改善策報告書

2023年08月30日 10時49分29秒 | 事件
8月29日多度大社から改善策報告書が県に届いた。その内容についての伊勢新聞さんの新聞記事を紹介したい。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9729f7cfd98ea2d313bc18ad1a945e30aab54dec

上げ馬神事、土壁を低く 多度大社が三重県に改善策提出
8/30(水) 8:00配信

伊勢新聞
 多度大社(三重県桑名市多度町)の上げ馬神事(県無形民俗文化財)に「動物虐待」との批判がある問題で、県は29日、馬が飛び越える土壁を低くすることなどを記した改善策を多度大社から受け取った。来年5月の上げ馬神事から適用される見通し。

 県によると、改善策は高さ約2メートルの土壁を1メートル程度に改めるほか、馬が駆け上がる坂の傾斜を緩めると明記。砂利などが敷かれている走路に、馬への負担が少ない素材を導入する方針も示した。

 このほか、馬の取り扱いに注意するよう、参加者に周知する方法を巡って関係者間で協議すると説明。事故が発生した場合に馬をすぐ運び出せるよう、専用の車を待機させることも盛り込んだ。

 改善策は29日、郵送で医療保健部に届いた。県は6月、SNS(交流サイト)などで神事への批判が上がっていることなどを踏まえ、今後の対応を書面で報告するよう多度大社に求めていた。

 多度大社は年末までに具体的な対策を決め、改めて県に改善策を提出する見通し。医療保健部は「改善策の内容が十分かどうかを検討する。安全な神事になるよう、助言などに努める」としている。

 上げ馬神事は若者が馬に乗って坂を駆け上がり、その成否で豊凶などを占う伝統行事。700年近くの歴史があるとされる。平成20年以降、転倒して骨折するなどした計4頭の馬が殺処分された。
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今まで、テレビなどのニュースなどでは残酷で危険な様子を見ることができなかったので、実態がわからなかった人々も多かったと思う。来年の5月のYouTubeなど、で改善された様子を見ることができるよう期待したい。

苦しむ馬や悲しむ人たちを見ることがない神事であり、お祭りであってほしいと心から祈ります。


上げ馬神事に2度目の改善勧告

2023年08月22日 16時08分40秒 | 事件
2023年8月17日、「上げ馬神事」が行われている三重県桑名市多度町にある多度大社に対して三重県の教育委員会から、2011年に続き2度目の改善勧告が出された。

45年前に県の無形民俗文化財となった多度の上げ馬神事とは毎年5月4、5日に少年や若者が華麗な伝統衣装を身に着けて馬に乗り、数10メートルの坂道とその終点に建てられた約2mの壁のような障害物を一気に駆け昇り、超えられた頭数で豊凶を占うという伝統行事である。二日間で、18組ほどの人馬が合計18回挑戦し、成功率は平均すると2~3割くらいしかない。

今年の神事で1頭の馬が転倒骨折し殺処分されたことに対して、動物虐待ではないかと2400件以上もの苦情が電話やメールなどで全国から寄せられていたこと、県の文化財保護審議会が調査を依頼したことなどを受けて、県の教育委員会が再び動くことになった。

動物愛護法違反の疑いがあるとして、ある愛護団体が6月に関係者約130人を県警に刑事告発したことや、15年くらい前から動物愛護団体などが地道な抗議活動を続けてきたことが、前回2011年と今回の改善勧告に繋がった。前回の刑事告発では11人が書類送検されたが、嫌疑不十分で不起訴となった。今回は起訴されるのだろうか。見守っていきたい。

前回の改善勧告からは、馬を興奮させ勢いをつけるための、待機場から出走するまでの間に馬の弱点である腹や下腹部を蹴る、棒で強く叩く、口の金具を強く引っ張り痛みを与える、酒を飲ますなどの暴行は減ったものの、大声を出して法被やロープを振り回したり、小石や砂を投げつけたりするなどの威嚇行動は減らず、多度大社の管理体制の不備によって、馬の過酷な状況や人馬の安全性などが十分に改善されていないということのようである。

今年は4年ぶりに開催されたが、動物愛護管理法の酷使の禁止や安全な保護義務と言う項目に違反する行為まだ続いており、あまり改善されないままだということと、SNSでの「馬がかわいそう」と言う抗議の拡散と炎上が起こって大きく騒がれたために、今回の指導が入ったのではないかと思う。競走馬を扱ったゲームの影響もあると思うが、このまま全国に馬の福祉への関心が高まって行ってくれればと思う。

教育委員会は●動物愛護管理法の遵守●馬を威嚇する行為の根絶●人馬に対する安全管理の徹底●責任ある運営とこれからのあり方と方針などを求めた改善策の報告書を多度大社から8月中に受け取ることになっているそうだ。

県によると死亡した馬は2010年に1頭、14年に2頭。今年1頭。14回の開催中4頭が死亡している。それぞれ脳挫傷や脚部、頸椎の骨折などの致命傷を受け、即死または安楽死させられた。3回開催するごとに1頭が命を失っていることになる。年に2日だけの行事でこれだけの頻度で馬を死なせているとは。自信を持って伝統文化と言えるのだろうか。

680年前の室町時代から続いているというこの伝統行事なのだが、大きな問題が隠れていることに気が付いている人はそう多くはない。それは馬の種類だ。ほとんどが競馬の引退馬つまり大型軽種で、細く長くもろい脚を持つサラブレッドである。昔に飼育されていた馬は小柄な在来馬である木曽馬や南部馬などの足が太くて短めの、山道に適応した丈夫な馬たちだ。武士を乗せて起伏のある野山を駈けまわれる馬なのだ。

現代になって在来馬は激減し、北海道の道産子以外絶滅の危機にある。中でも大きな南部馬、完全に純血の木曽馬などは明治時代の軍馬養成政策の影響とその後の軍馬徴収政策などで激減し、絶滅してから50年程経っていることから、上げ馬が大型のサラブレッドに変わったのはそう遠くはない話だと推測される。そのころに体高160㎝くらいのサラブレッドに合わせて壁の高さを変えているのではないかと思う。130㎝くらいの小さな在来馬では170㎝の障害物は到底越えられないからだ。

7年前に上げ馬神事を見学に行って驚いた。思ったよりすごい角度の坂道を全速力つまり襲歩で走らせるだけでも危険で、かなりの負担を負わせるのに、馬の体高より高く立ちはだかる崖のような壁を超えさせようとしているとは! それでは成功率が低くて、事故や怪我が多いのは当然の結果ではないだろうか。

今の時代にそぐわない占いを目的とした、馬にも人にも危険極まりない残酷な行事を開催することに何のメリットがあるのか。誰が潤うのか。この2日間で数万人もの人が神社に集まり、賽銭を払い、場所代を払って特等席で見学し、グッズを買って帰っていく。何というか、昔テレビで見たプロレスに雰囲気が似てる気がした。昔のプロレスの選手は椅子などで相手を傷付けよく流血させていた。観客はショーを見るように、興奮して歓声をあげていたものだ。

上げ馬の時も怖いもの見たさというか、そんな残酷な群集心理に軽く恐怖を覚えた。美しいサラブレッドと若者が目の前でドドドっと音を立てながら、危険を鑑みず駈け上がるスリルと迫力に興奮を覚え、惹かれるのかもしれない。だが、馬にしてみれば、能力以上を求められる命がけの怖くて危険な命令に過ぎない。虐待行為と取られても仕方がない無謀な行為と言えよう。それに、せっかく競馬の廃用馬から命拾いしたとしても幸せな余生とは言い難い。

はっきり言って、現在の上げ馬神事は「忠実に継承した伝統文化」ではなく、新たにプロデュースされ別物になってしまっているものだ。主催者側が背の低い在来馬では迫力がないし、集客力に劣ると考えているとすれば、まるで見世物のようなものしか後世に残すことはできないだろう。

来年の上げ馬神事までには、助走路を今の30度より緩やかにすること、2m(中央1.7m)の壁を1.2m以下にすること、馬の適正を考慮するなどの改善策を期待している。さて、どこまで改善していただけるだろうか。多度大社は「動物愛護に関する法律や人馬、参加者の安全を考えて、より一層改善を進めていく」というコメントを出している。楽しみに待つことにしよう。

7年前の上げ馬神事の時の写真↓


いい子で待機中(痩せてるこの馬は行事が終わったらどうなるのかな)


この日のスケジュール表(走行は通常初日は12回、二日目は6回で合計18回で占う)


神妙にお祓いを受けているけなげなお馬


助走用の坂道と切り立った崖のような障害物


壁のような障害物を乗り越える人馬


人に促されるままにこんな階段を登れるようになった馬の従順さと人への信頼の深さがわかる

人馬が一生懸命走るのを安心して見ることができるような厳かな神事になりますように。全馬が事故無く、御神馬錦山号のように穏やかに暮らせますように。

馬は飼い主によって運命が大きく変わる生きものだとつくづく思う。神事に使われる馬でさえもかわいがられて飼われる馬とそうでない馬がいる。事故はそれとは関係なく起き、馬の命が安易に消えていく。悲しい話です。馬をかわいがっている内側の人も勇気を出して、これを機会に声をあげてほしいです。馬を愛するのならば、人に対する彼らの信頼をどうか裏切らないであげてください。

※上げ馬神事の様子はyouTubeで検索するとたくさんの動画を見ることができる。

犬や猫を捨てる罪

2021年06月30日 12時02分09秒 | 事件
犬や猫などの愛護動物を捨てた場合、どのくらいの刑を受けるのかを簡単に記しておきたい。二年前動物愛護管理法が改正され罰則が強化されて、罰金だけではなくこれらの行為全てに懲役刑が付加された。

愛護動物をみだりに殺したり傷つけた者
5年以下の懲役または500万円以下の罰金

愛護動物に対し、みだりにえさや水を与えずに衰弱させるなど虐待を行った者
1年以下の懲役または100万円以下の罰金

愛護動物を遺棄した者
1年以下の懲役または100万円以下の罰金

(愛護動物とは牛、馬、豚、めん羊、やぎ、犬、ねこ、いえうさぎ、鶏、いえばと、あひる、その他の人に飼われている哺乳類、鳥類、爬虫類のこと)

動物は物じゃない。いらなくなったら簡単に捨てていい物じゃない。障害者を障がい者と書くように、動物を動ぶつと書かれるような社会が来ることを願っています。

ゴミ袋で子猫捨てた犯人逮捕の続報

2021年06月29日 20時00分57秒 | 事件
テレビ朝日のニュースと記事の追加です。実名で報道されました。犬猫などの愛護動物を捨てるのは犯罪行為です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/40138190e018cfd7cb00d3cdcdf3b0c73ca80c30
「4匹も面倒を見られない」子猫遺棄の疑いで男逮捕
6/29(火) 17:55配信
YAHOO!JAPAN NEWS
(ニュース動画)
All Nippon NewsNetwork(ANN)

 長崎市で生後間もない4匹の子ネコを遺棄したとして、27歳の男が逮捕されました。

 動物愛護法違反の容疑で逮捕されたのは長崎市江川町のアルバイト・川本良徳容疑者です。

 11日ごろ、飼いネコが産んだ4匹の子ネコをごみ袋に入れ、近所のごみステーションに遺棄した疑いが持たれています。

 鳴き声を聞いた近隣住民が子ネコを見つけ、市内の動物救援団体が警察に通報しました。

 ごみ袋の中に入っていたレシートなどの遺留品の捜査や聞き込みなどから川本容疑者の存在が浮上しました。

 子ネコは発見された翌日から次の日にかけて4匹とも死にました。

 調べに対し、川本容疑者は「4匹も生まれ、面倒を見られないと思った」と容疑を認めています。

テレビ朝日



ゴミ袋で子猫捨てた犯人逮捕

2021年06月29日 13時59分59秒 | 事件
嬉しい!思ったより早く犯人が捕まった。逮捕までに至ったことはメディアに取り上げられたことが大きかったかとも思う。4匹の赤ちゃんの死は無駄にならなかったのがせめてもの救いだ。

YAHOOニュースにも載せてもらえて、これで全国的に罪の大きさが周知されるようになるのではないかと期待している。

それにしても自分が飼っている雌猫が産んだ子猫をかわいく思えないのはなぜだろう?犯人は子猫を探して泣いていた母猫をどんな気持ちで見ていたのだろうか。

相応の処罰が下され、それが判例となって、これからの事件に反映されていきますように。
小さな命が大切にされる社会になっていきますように。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a3a37cf579cfc2ae294e920ee35dd5de665081d7
YAHOO!JAPAN NEWS
【速報】子猫4匹をごみ袋に捨てた疑い 動物愛護法違反容疑でアルバイトの男逮捕
6/29(火) 12:42配信
長崎新聞
 長崎市江川町のごみステーションで13日朝、生まれて間もない子猫4匹が市指定ごみ袋に生活ごみと一緒に捨てられているのが見つかり、その後全て死んだ事件で、大浦署は29日、動物愛護法違反の疑いで、近くのアルバイトの男(27)を逮捕した。同署によると、男は「猫を1匹飼っており、子猫が生まれたが、これ以上面倒を見ることができなかった」と供述し、容疑を認めているという。

捨てられた命を見つけた時

2021年06月23日 17時41分07秒 | 事件
捨てられた命を見つけた時あなたはどうしますか?真っ先に考えるのは飼えるか飼えないかということかもしれないですね。

天敵の蛇やカラス、寒さ、飢えによって命が危ない状況だとしたらどうでしょう?

「かわいそうだけど、飼えないんだ。ごめんね。」と言ってその場を立ち去る前にちょっと考えてみてください。

たとえあなたが飼うことができないとしても、目の前の命を今、救うことだけはできるかもしれないのです。

里親を探すのは後からでも大丈夫なので、まずは命を助けてあげてくださいませんか?

そう言われても、どうやったらいいのかわからない方がほとんどだと思います。そこで保護活動のベテランさんや獣医さんのお話をもとにわかりやすく箇条書きにしてみたので、参考にしてみてくださいね。

まず産まれたばかりの子犬や子猫は母親のぬくもりとお乳がなければ急激に衰弱してしまうことを忘れないでいてほしいです。

鳴き声を上げているのは危機的状況だから。健やかな乳飲み子は寝るか飲むかで鳴くことはあまりないそうです。ただ、触ってみて鳴くことも動くこともできない仔は相当弱っています。

長時間お乳をもらえなかったならば脱水症状で危険な状態です。

ミルクを消化する力が残っていない可能性があるのでまず水分の補給が重要になります。

【応急処置として】

水分補給・・・緊急な場合は500ミリの、できればぬるま湯に塩ひとつまみと砂糖大さじ2杯くらいをよく溶かしたものを清潔なハンカチなどに浸してふくませる。時間に余裕ができたらペット用の経口補水液をホームセンターなどで買うか作って飲ませることが重要。犬猫赤ちゃん用ミルク、脱脂綿、スポイトまたはシリンジ、動物用哺乳瓶なども揃える。

体を温める・・・濡れていたら優しく乾かす。表面温度を38度までにしたペットボトルの湯たんぽなどを段ボール箱などの保育箱の中に入れてあげる。寒さで衰弱した場合は温かい湯につける処置なども必要になってくる。

可能であればすぐに動物病院へ連れて行く。(夜間OKの病院もある)


少し落ち着いたら


犬または猫専用ミルク・・・ホームセンターなどでできれば赤ちゃん用を用意する。はじめは薄めの温かいミルクを気管支に入らないように、脱脂綿やスポイトなどで飲みたいだけ与える。大丈夫そうなら2-3時間おきに与える。

排泄させる・・・子猫は尿道や肛門をティッシュや脱脂綿で、優しく刺激してあげる。

★注意
経口補水液は吸収性が良く普段の飲み水には適さないので、脱水症状の時の水分補給のためにのみ与えること。

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ペット用経口補水液の作り方
↓このサイトから引用させていただきました。m(__)m

https://ohashioniko.com/oral-rehydration-solution-pet

• 水:ミネラルウォーター(超硬水は避ける)または水道水をいったん沸かし冷ましたもの   500ml
• 砂糖:大さじ3(約20g)
• 塩:小さじ1/6(約1g)
すべてよく混ぜます
脱水や衰弱の心配があるペットのためには
1. ペット用の経口補水液
2. 人用の経口補水液を半分に薄める
3. 人用のスポーツドリンクを3~10倍に薄める(ものによります)
4. 手作りする
の順番でお考え下さい。
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★詳しい子猫の育て方のサイトを見つけました↓
もしも生後間もない子猫を拾ったら
https://jp.unicharmpet.com/ja/web-magazine/cat-000009.html

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お世話はすごく大変だけど、天使のようにかわいい子たちと一緒に過ごせる時間は長い人生においてめったにない天からのギフトではないかと思います。

飼えない状況であれば、頃合いを見て、情が移る前に動物病院や動物愛護センターに相談し保護団体を紹介してもらうこともロスへの対処になりますね。

今は頼もしい保護団体がいくつもあります。里親が決まったたびに嬉しそうにサイト写真で報告してくれているところは安心して渡せると思います。





二十年くらい前、段ボールの中に8匹の子猫が捨てられていた。カラスが狙っていたのでとりあえず保護。2匹はすぐ里親が見つかったが、まだあと6匹残っていた。


1匹だけ残ってしまった。猫に襲われたことがあり猫嫌いだったので、飼うつもりはなかったのだけど、このころはすっかり子猫の虜。なかなか最後の子猫の里親が見つからない。里親探しも諦めたころ、情が移り飼うことになった。


二週間くらいたったころの写真。天使だった。ずっと先住の小型犬のトイレを共用してた。猫砂じゃなくてもトイレシーツにちぎった新聞で大丈夫みたい。


心も体もあったまるね。


かけがえのない我が家の癒しのセラピストになってくれた18年間でした。




ゴミとして捨てられた子猫たち

2021年06月23日 14時21分52秒 | 事件
2021年6月13日の朝、長崎市内のゴミ収集所で、なんということだろうか、ゴミ袋に入れて捨てられていた生後間もない四匹の子猫の赤ちゃんが見つかり、保護された。

子猫たちは前日の12日の朝から鳴いていて、声は確認されていたのだが、その日は保護までには至らなかった。

13日の朝、まだ声がするので探してみた発見者はゴミ袋の中の下の方で泣きながら動いている生まれたての子猫たちを見つけ、動物保護団体に連絡してくださった。その駆けつけた団体代表の方から警察に通報された。

犯人を捕まえる証拠をとるべく警察の支持通りかわからないが、警察が来るまでむやみに触れないようにしてだと思うが、ゴミ袋に穴を開けて待っていた。その様子は下記のページの写真や動画で確認できる。

そこで、助かって良かった!と終われるものだと良かったのだが、webニュースやサイトを一通り見て大きな違和感を感じてしまったのだ。助けようとしてくださったことには感謝の気持ちで一杯なのだが・・・。随分迷ったが率直な意見を書かせていただくことにした。

素人なので誤解があったとしたら謝ります。けれど、素人が抱くであろう不信感は動物保護活動全体としてマイナスなイメージを与えかねないので、保護活動を応援するためにもアップしたいと思う。

違和感その1.
警察官を含め、現場にいた人たちは本当に命を助けたいと思っているのだろうか?それとも助からないと諦めていたのだろうか?

無造作にコンクリートに置かれた子猫たち。中にはほとんど動けないほど弱り切った子猫もいた。物じゃないのだから、ハンカチやタオルの上に乗せてあげてほしかった。

2-3時間に一度授乳する必要があるという生まれたての子猫。一刻を争う危険な状態であることを保護活動している人ならわかっていたはずではと思う。濡れたままの体は直ちに温めなくてはならないことも知らないはずはないのだけれど・・・。

一昼夜経ってしまって、もう何をやっても助からないことを知っていて、犯人逮捕に重きを置いたのなら、やむを得なかった対応だったことをSNSなどで説明するべきだし、そうでないなら命を助けることを最優先にするべきではないのかと大きな疑問と不信感を抱いてしまった。

ゴミ袋の中身は触らないでおくので、危険な状態の子猫たちを救出したいこと、その様子は動画を撮っておくからと、もしもそうお願いしてくれていたのならば、警察の方もそれを許可してほしかった。

違和感その2.
弱った子猫たちにいきなりミルク?

脱水状態の人には普通はまず水か薄めたスポーツドリンクである。重症なら点滴だ。動物も同じはず。その後直ちに病院へ連れて行くものではないのでしょうか。YouTubeで見つけたのだが、ミルクボランティアさんのところでその後もミルクを飲ませられていた子猫たちはよく飲めないまま衰弱し、翌日までには次々と4匹とも亡くなってしまった。

違和感その3.
あれだけテレビで放映され、ニュースにもなった事件にもかかわらず、代表さんはインスタやFacebookでその後の子猫たちの詳しい経過報告をしないのはなぜ?

お墓を造りたいのでお金を寄付してくださいと言うのだが・・・。


せっかく保護してくださった命が助からなかったのは本当に本当に残念でならない。納得できない疑問点がいくつかあるけれど、尽力くださった方たちには素直に感謝したいと思う。

収集車の中でゴミにまみれての圧死ではなく、清潔なお布団の上で一晩でも眠ることができたのはその方たちのおかげだからだ。感謝します。

一方で動物を、それもいたいけな赤ちゃんをゴミのように捨てることができる人には何かが欠けているのだろう。その非情な行動や欠けた部分を怒り悲しむ気持ちは忘れたくはないが、どうにかできるものでもないように思う。

愛護法をもっと厳罰化すること、法律とそれに反した場合に受ける報いを知らせること、そして何よりも望まれない動物が産まれないようにすることの大切さを知らしめること、生まれた命は助けること、飼うなら責任を持って飼うことを当たり前にすることなどに力を入れたいと思っている。

今回、ゴミ袋の中には封筒などの証拠品が入っていたようなので、最低でも犯人の書類送検くらいはやっていただきたいと思う。これで逮捕はおろか、書類送検さえもできないならば法律が甘すぎるのだから。もしくは特別扱いの人だったとかもあるかもしれないが・・・。

それにしても、動物を物扱いする愛護法が捜査方法にも表れていて、動物の命が軽んじられているようで本当にやるせない。人間ならまず救急車に送るはず。証拠は後からだ。

今回のように子猫たちを扱っていて、どうやって犯人に命は大切だと教えることができる?!

4匹の子猫の命が無駄にならないように祈るばかりだ。

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まいどなニュース 2021.06.15(Tue)
https://maidonanews.jp/article/14372664
ごみ袋に生後間もない「赤ちゃん猫」4匹 生きたまま他のごみと一緒に…異常な捨てられ方に「信じられない」
渡辺 晴子
長崎市江川町のごみステーションで、生後間もない赤ちゃん猫4匹が他のごみと一緒にごみ袋に入れられて捨てられていたことが分かりました。長崎県警大浦署が動物愛護法違反の疑いがあるとみて捜査しているといいます。
110番通報をし、赤ちゃん猫4匹を保護した同市の動物愛護団体「R&G長崎の保健所の命を救う会」代表浦川たつのりさんは「生後間もない赤ちゃん猫をごみと一緒に捨てるなんて信じられません。出産時に使用されたみられる汚れた毛布などもあり、おそらく自宅で出産した赤ちゃん猫と思われます。犯人を捕まえてもらいたいです」などと怒りをあらわにしています。


長崎市江川町のごみステーションで、生後間もない赤ちゃん猫4匹がごみ袋に入れられて発見された/浦川さん提供・動画よりキャプチャ撮影


ごみステーションから鳴き声が…住民から保護団体代表に連絡
浦川さんによると、赤ちゃん猫が見つかったのは13日朝。ごみステーション近くの駐車場を利用していた住民が前日の12日朝、動物のような鳴き声を耳にしましたが、その日は、どこから鳴き声が聞こえるのか場所が分からなかったそうです。
しかし、13日朝にも同じ鳴き声が聞こえたため、捜索。すると、ごみステーションのところから鳴き声が聞こえてくることに気付き、ごみ袋を調べたところ、赤ちゃん猫2匹が動いているのを確認しました。そこで、住民は保護活動をしている浦川さんのところに連絡を入れたといいます。
連絡を受けて急きょ、ごみステーションに駆け付けた浦川さん。現場を見ると、ごみ袋がたくさん積まれていて一番下に赤ちゃん猫が入ったごみ袋が置いてある状態でした。110番通報し、ごみ袋に呼吸が十分できるように空気穴を開けて、警察官が来るまで待っていたそうです。


ごみ袋に入っていた赤ちゃん猫4匹。へその緒が付いていたという/浦川さん提供・動画よりキャプチャ撮影


110番通報でごみステーションに駆け付けた警察官(浦川さん提供)

110番で駆け付けた警察官、ごみ袋のレシートや会社名の書かれた封筒なども押収
警察官が駆け付けたあと、ごみ袋の中を確認したところ、生後2、3日ほどの赤ちゃん猫4匹が見つかりました。まだ目も開いておらず、へその緒も付いていたとのこと。また、ごみ袋の中にはレシートやポイントカードの番号、会社名の書かれた封筒、メモ書きなどのごみも入っていたそうで、猫を捨てたと見られる人物に関連するかどうか調べるため、警察官が持ち帰ったといいます。


ごみ袋に入れられて遺棄された赤ちゃん猫4匹(浦川さん提供)

保護当時、赤ちゃん猫4匹は無事でしたが、その日の深夜、1匹が亡くなったそうです。浦川さんは「ごみ袋の中に丸1日入れられてなければ、助かったかもしれないのに…犯人が憎いです。こんな遺棄犯罪がなくなりますように。今回の遺棄事件は、会としては情報を発信して犯人逮捕につながれば」と訴えます。
現在、残された3匹はミルクを飲んで必死に生きようとしています。犯人の情報や赤ちゃん猫についてのお問い合わせは、浦川さんの携帯(  )まで。
   ◇   ◇
▽Facebook:「浦川 龍徳」
https://www.facebook.com/tatsunori.urakawa
▽ブログ:「長崎の保健所の命を救う会の代表のブログ」
https://ameblo.jp/nagasakihokennjyonoinoti/
▽Instagram:「浦川 龍徳」(@tatsunoriurakawa)
https://www.instagram.com/tatsunoriurakawa/
【動画】ごみ袋から出された赤ちゃん猫たち…このときは4匹とも元気でした
https://maidonanews.jp/article/14372664?page=2



長崎新聞
https://nordot.app/777178302091755520?c=174761113988793844

「悪質だ」子猫4匹をごみ袋に遺棄 長崎の集積所で発見 里親探す
2021/6/14 23:35 (JST)
©株式会社長崎新聞社


ごみ袋から救出された4匹の子猫=長崎市江川町(R&G長崎の保健所の命を救う会提供)

 長崎市江川町のごみステーションで13日朝、生まれて間もない子猫4匹がスーパーのレシートなどと一緒に市指定可燃物のごみ袋に入れられ、捨てられているのが見つかった。同市のボランティア団体「R&G長崎の保健所の命を救う会」(浦川たつのり代表)と大浦署が保護したが、14日までに2匹が死んだ。浦川代表は「25年間活動しているが、ごみと一緒に捨てているのは初めて。命を粗末にしていて悪質だ」と憤る。同署は動物愛護法違反の疑いで捜査する方針。
 浦川代表などによると、13日午前8時半ごろ、通り掛かった付近住民が鳴き声に気付き、袋の口を縛ったごみ袋の中に子猫がいるのを発見した。連絡を受けた浦川代表が現地で確認し、110番通報。駆け付けた大浦署員が袋を開けたところ、ドラッグストアやスーパーのレシート、汚れた毛布や段ボールなどと一緒に衰弱した子猫4匹が見つかった。
 4匹ともへその緒が付いており、生後2、3日とみられる。12日朝に鳴き声を聞いたとの情報もあり、発見の1日以上前に遺棄された可能性がある。子猫2匹は同会が保護し、里親を探す。
 同会には電話相談や保護の依頼が年間約千件あるが、今年はその倍以上のペースで推移している。コロナ禍に伴う外出自粛で、ペットを飼い始めたものの、適切に管理できなかったり不妊治療をせずに子どもが生まれたりして、捨ててしまう飼い主がいるという。
 浦川代表は「適切な管理は飼い主としての責任。金銭面や世話の大変さもきちんと理解して家族に迎えてほしい」と訴えている。



YAHOO JAPAN!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/990325b8975c05cc7064e6c4ff465c94abfe60ab
4匹全て死ぬ ごみ袋に子猫遺棄 「猫捨てるのは犯罪 命大切に」
6/17(木) 10:00配信
長崎新聞社


動物の遺棄・虐待の厳罰化を啓発するポスター(環境省提供)

 長崎市江川町のごみステーションに市指定ごみ袋で捨てられた生後間もない猫4匹は16日までに、全て死んだ。猫を遺棄する動物愛護法違反事件は後を絶たないが、市動物管理センターは今回のケースを「特に悪質」と指摘。「どんな形でも猫を捨てるのは犯罪。命を大切にしてほしい」と訴える。
 「全く同じ手口…」。同市の40代女性は今回の事件を知って驚いた。今春、市内のごみステーションで、ごみ袋に子猫が入れられているのを見つけた。警察への通報も考えたが、「弱っている子猫の命を守ることで精いっぱいだった」。
 女性は、飼い主のいない猫を地域で管理、繁殖を抑制して徐々に減らす「地域猫活動」に取り組んでいる。「保護活動をしているわけではないが、少しは知識がある」と子猫をすぐにタオルでくるんで温め、自宅で保護した。生後間もない猫には数時間おきの授乳が必要。しばらく睡眠不足が続いたが、「何とか元気に育ってくれている」。これから里親を探すつもりだ。
 相次ぐ子猫の遺棄に「怒りというより、悲しみの方が強い。罰も必要かもしれないが、福祉や教育の視点で啓発しないと根本的な解決にならないのではないか」と話した。
 環境省動物愛護管理室の担当者は「遺棄や虐待は犯罪行為。法的にも道義的にも許されない」と話す。昨年6月に施行された改正動物愛護法は遺棄・虐待を厳罰化。それまで100万円以下の罰金だったが、改正後は1年以下の懲役も追加された。市動物管理センターによると、段ボール箱などに入れて捨てるケースが多い。犯罪として扱うため、市民にはまず警察に通報するよう要請。その後、センターで保護している。
 県警生活環境課によると、動物の遺棄だけをまとめた認知件数の統計はなく、動物愛護法違反(遺棄)で書類送検したケースは過去1年間で1件もなかった。「捜査はしているが、多くは誰が捨てたか分からない」という。大浦署が引き続き江川町の事件を同法違反容疑で捜査している。

浦川 龍徳 (facebook.com)

(元記事)
4匹全て死ぬ ごみ袋に子猫遺棄 「猫捨てるのは犯罪 命大切に」
2021/6/17 10:00 (JST)6/18 12:53 (JST)updated
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https://nordot.app/778061372978331648?c=174761113988793844




仔馬誕生で45頭に

2019年02月03日 18時02分52秒 | 事件
琉球朝日放送 Qプラスリポート 「宮古馬保存の課題」ではシンゴの様子が見られる。
http://www.qab.co.jp/news/20190121110459.html

1月30日の早朝、荷川取牧場で雄の仔馬が誕生した。
http://www.miyakomainichi.com/2019/02/116492/

このあどけない仔馬の一生が幸せでありますように。そのために関係者たちは宮古馬を知るおじいやおばあ、他の在来馬の飼育者たちの知識や知恵を請うことが急務だと思う。馬の適切な飼い方や増やし方を学び、伝えていくことがこの子達を守ることになる。例えば、長いロープで馬を繋ぐことは足の骨折に繋がり、苦しい死に繋がることなどを。

在来馬の動画と宮古馬のルーツ

2019年01月30日 22時55分36秒 | 事件
●昔のテレビ番組だと思うが、興味深い動画があった。保存のヒントになるものが散りばめられているように思う。紹介者のサイトからは対州馬についての記事や保存活動の様子を知ることができる。動画の最後の部分で貞子が出てくることはないので安心してください。(笑)

「日本の在来馬」
https://www.youtube.com/watch?v=nVZyPl-PLTs

●宮古馬のルーツに関する学術的かつ専門的な論文。疑問に思っていた右流間号の馬体の大きさと月毛という毛色は、宮古馬と改良種とのハーフだったからだとわかった。

長濱幸男氏(宮古島市史編さん委員)の論文「宮古馬のルーツを探る」
https://www.city.miyakojima.lg.jp/soshiki/kyouiku/syougaigakusyu/hakubutsukan/files/kiyou16-01.pdf#search=%27%E5%AE%AE%E5%8F%A4%E9%A6%AC%27

喜びあふれるシンゴ

2019年01月22日 20時57分49秒 | 事件
新しい記事によるとレスキューされたシンゴの幸せな暮らしぶりを動画で見ることができる。

2019.01.20 ハーバービジネスオンライン 『週刊SPA!』宮古馬取材班
宮古馬の虐待問題で揺れる島に生まれた「小さな希望」https://hbol.jp/183803

記事によると、宮古馬の委託飼養者に対しては、一頭につき一月の餌代として5000円が保存会から、3000円ほどが馬事協会から支給されているという。合計すると8000円だ。これが正確な数字なら、論外な金額である。相場の十分の一でしかない。

守る気がないのならばこれ以上増やさないで、せめて生きている馬たちが幸せに生きられるようにしてほしい。そうでなければ苦しめて滅ぼしたと歴史に刻まれることになるだろう。

各地の馬文化

2019年01月17日 14時59分33秒 | 事件
日本各地の馬文化は脈々と受け継がれている。宮古島でもできるはず。

日本列島知恵プロジェクト にっぽん、馬紀行(宮古馬編)
http://www.chie-project.jp/011/no02.html

          
      ★★★みんなでまもろう!宮古馬!★★★

ミャークヌーマ宮古馬の会(その後)

2019年01月16日 22時47分20秒 | 事件

一時的な開示なので転載させていただきました。
https://www.facebook.com/myahknuma/posts/469259140266747?__tn__=K-R

ミャークヌーマ宮古馬の会 (その後)
1月6日 6:05 ·
ウプカジの月命日の今日1月6日より
「ミャークヌーマ宮古馬の会(その後)」暫定的にオープンします

宮古馬を見守ってきてくださいました皆様へ
2018年12月6日に、荷川取牧場のリーダー、ウプカジが天に召されました。雄々しく立派な最期でした。その際には、たくさんの応援メッセージやサポートのお申し出をありがとうございました。
そしてそのあとを追うように、12月11日、小さなカイトが虹の橋を渡って逝ってしまいました。今回の報道で問題になった飼育者のもとにいた小さな命でした。カイトの痛々しい死は、ほんとうに心が打ちのめされるようでした。
その後の週刊誌やネットでの報道があり、2018年の年末は、この二年間ミャークヌーマのページでお伝えしてきたことが一時に表面に現され、大変な渦の中でした。対応不可ともなり、ページは閉鎖させていただきました。
その一ヶ月後の今日、1月6日、ウプカジの月命日からしばらく、暫定的にではありますが、続きのレポートをさせていただきます。
ページを閉じていた一ヶ月間は、あの劣悪な飼育現場からの馬の救出作戦に全力を注いでいました。
おかげさまで、生き残った4頭は救い出すことが出来ました。
幸せな馬たちの様子と共にページを再開できれば、と願っていましたが、まだまだ市の対応は予断を許さないものです。
とりあえずまずは、朗報をお伝えしたく一回再開の形をとり、馬のその後のご報告をさせていただきますが、次の形へ移行するかもしれません。
とりあえずのオープンですが、引き続き注視していただけましたら幸いです。

《個人のボランティアのページですので、基本的にコメントやメールなどには当分ご返信出来かねますが、お許しください。(やむなく対応不可になった場合は、閉鎖させていただきます)ここは討論の場所としては設定しておりませんので、ぜひ、お気持ちやご提言などは、どしどし市当局へお願いできればありがたく存じます。
これほどまでの騒ぎがありながら、馬の在り方は改善はされることなく、反省なく、ほとぼりが冷めるのを待っている宮古島市保存会当局です。またこのページも春くらいまでの暫定的なもので、今後のかたちは検討中です。》
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<これまでの経緯>
2017年3月に宮古島市が決定した「10才以上の馬の天然記念物除外」という事態を受けて、始まった「ミャークヌーマ宮古馬の会」
指定解除された馬たちの、行き場も救済策もないままのその決定には、宮古馬の存続の危機がかかっていました。
(※宮古馬は県の天然記念物で、市が管理を委譲されているので、所有者は市となり、飼育者はお預かりし、育てている立場です。そのため市が馬の扱いを決めてしまうと、飼育者は従わざるを得ません。といってもそれは形上のことであり、絶滅を危惧される生き物は、みなの財産で、市はそれをお預かりしているということ、それを市当局は忘れて本末転倒のことをしています。)
友人である荷川取牧場からSOSを受け、宮古島へ駆けつけたのが、ちょうど二年前の2017年の1月です。
馬たちの窮地を個人のページの記事でアップしたところ、シェアが2000件となり、宮古馬の危機が全国に知られることとなりました。
島内で最多頭数(27頭)を飼育している荷川取牧場は、当時宮古馬全体の保存を常に視野に入れた動きをしている唯一の飼育者でした。
その荷川取牧場(当時指定解除の馬を半数近く所有)を応援する目的が第一と、では宮古馬の未来をどうしていくのか、暗中模索しながら、ページを始めることとなりました。
立ち上げから今に至るまで、まったくの馬の素人の、頼りない個人(島外在住)がボランティアで細々と運営しているページです。
当初も問題が山積で、次々と来る宮古島からの信じがたい、また込み入った報せを、わかりやすく翻訳しなければ、とかみ砕いて記事にしていましたが、同時に、島でもただ一ヶ所、群れでの半放牧が行われている荷川取牧場の馬たちの素晴らしさ、愛らしさ、をぜひ見ていただきたい、こんなにステキな馬たちが整理されようとしている、と、次第にそちらの記事のほうをメインにしながら、合間に、厳しい現実を織り込んできました。宮古馬のほほえましい姿に魅了された、全国のみなさまからの応援に支えていただきながら二年間続けてきました。
当時、市が決定した「10才以上の馬の天然記念物指定を外し、それについては売買も譲渡も自由」という方針は、それに反応してくださった全国の方からの抗議で、同年6月、一旦見送りとなりました。(ですが、これは今も生きていて、保存外しが実行に移される予定はいまだ変わらずです)
さらに、他で飼育されている馬の状況に注意を払ううちに、劣悪な環境に置かれている馬たちの存在を知りました。
生き地獄のような飼育現場が2軒ありました。
正視に耐えない絶望の現場で、その2軒だけでこの3年に13頭が衰弱死しています。
市の担当課、市の保健所に改善要求をしても、そのような事実は確認されていない、問題があるとは思われない、と改善されることなく、この2名の飼育者から馬を取り上げることもない、どころか、さらに次の馬を持って行き、そこに行った馬たちは、何年もの間にわたり、そこで無残な最期を迎えてきたのです。
かわいい盛りの仔馬たちも数頭います。
島内にはデリケートな絡みがあり、無防備に動くと、情報提供者にも被害が及びかねない、そして、不法侵入として訴えられる危険がありました。市当局の無関心は絶望的で、事態を何年も放置、馬の命よりも怠慢が優先され続けてきました。
次々に死んで行く馬を前に手を出すことも出来ず、馬が人質に取られているような状況のなか、薄氷を踏むような難しい動きに、ときに絶望しながら、FBページでもそれとなく、そのことを発信したり、さまざまなイベント内で、その事実を伝えてきました。

2018年6月には、宮古島で「馬と人のこれからサミット」という催しを開催しました。
宮古島の地で、馬の全国的なイベントをすることで、行政にも協力してもらおう、という思いを込めて、タイトルは大きくサミット、としてみましたが、ごく小さな、あたたかな集まりを、との開催趣旨でした。
担当部署の宮古島市教育委員会、沖縄県の教育庁文化財課、それぞれにご招待のお手紙をお出ししましたが、お返事もなく、共に欠席という開催当日でしたが、ページ開催当初から、支援してくださっている馬関係者の方々が全国から手弁当で宮古島に集まってくださいました。
とても小さな規模でしたが、宮古馬を主役にした、初めての全国規模の馬の集まりでした。第一歩、序章でした。
その後も、さまざまな関係各機関にご相談に行き、霞が関へ国会議員さんに面会にも行って宮古島で起きている惨状を訴えましたが、なかなかどこも動いてもらえないなか、昨年の年末2018年12月11日号で、週刊誌の週刊SPA!がスクープとして、大々的に取り上げてくださり、ようやくこの事実が世に知られることとなりました。

〈それにより、ミャークヌーマ宮古馬の会へのコメントやメール数は、個人のボランティアでは対応不可の数となり閉鎖させていただきましたが、その間、虐待の馬たちの救出作戦に力を注いでいました〉


<週刊誌などの報道後のこと>
前述のように、劣悪な飼育現場で命を落とす馬のことを問題視しない市当局には、何年にも渡って良心的飼育者たちが抗議をしてきましたが、逆に市側には疎まれるだけでした。
狭い島のしがらみの中、問題の飼育者たちのことを世に問うた時、まずは馬への危害ーさらに見えないところに隔離されること、場合によっては始末されることすら心配されー、訴えた者が村八分にされるような状況で、手出しできず、事情を知る関係者はじりじりとした絶望の気持ちを抱えていました。
告発も検討しましたが、日本では動物の権利が弱く、たいてい不起訴になり、そうなるともっと難しくなるとのことで断念、そのようなときに、今回の一連の報道がありました。
SPAは本誌発売日に、ネットでも本誌の記事の全ページの掲載を敢行くださいました。編集長さんが宮古馬のために、と采配をしてくださったそうです。
馬の衝撃的な写真がネット上で拡散され、テレビの報道でも取り上げられ、これまでの宮古馬の最悪な飼育状況が知れ渡り、ご存じのように大騒ぎになりましたが、宮古島市はどこ吹く風の全面否定の姿勢、劣悪飼育者をかばい、真実を報道している側をデタラメ、と返答しています。
事実は違います。
週刊SPA!で取り上げられたものが真実です。
あの記事のとおりのことが、長年表に出されることなく、他からどれほど注意喚起があっても、改善されることなく、馬たちは充分なエサももらえず、不潔極まる環境の中、衰弱死していきました。
医師の死亡診断書に凍死と書かれているものもありました。
それほどの飼育現場です。
しかしながら、市は、言い逃れと虐待の事実を否定する姿勢を今も続けています。(2019年1月末現在)
さらに、市は今後、馬は一企業であるホテルに渡す、という予定でもあったようです。(現在はホテル側が困惑中)
いまだ全頭40頭に過ぎない宮古馬が、一企業に託される、ということは、とてもたくさんの問題をはらんでいます。
破綻したり、経営方針が変わったとき、馬が年を取って使えなくなったとき、簡単に切り捨てられる危険があります。
繁殖の管理や、保護育成も私企業まかせでは、不安があります。
もっとも、それはこれまでも市はまったく怠ってきたので、今よりはそのほうがよいということもあるかもしれません。
とはいえ、場当たり的な横流しとでもいった対応、できればホテルに全部を丸投げしたい、という、根本の改善はなし崩しのままの無策ぶり。
天然記念物の馬を活かすことではなく、なきものにしたいのでは、としか読み取れない姿勢です。
そのように、馬の現況はここに至ってもなお、市は反省も改善もなく、なにも変わりません。
そのようななか、一筋の希望の光もあります。


<馬の救出>
今回の報道、その後の一連の市に対するプレッシャーにより、2軒で生き残った計4頭をようやくひきだせる運びと成りました。
それでも市役所は最後まで意味不明の抵抗をしましたが。
4頭のうちの一頭、あのカイトくんのお義父さんには、これまでの心の傷を癒してあげて大事に飼ってあげたい、と、ある飼育者が名乗り出ました。
ところが市の担当者はその人には渡さない、と言い出し、ではどこに持って行くのか、との答えには、今は言えない、と。
ここまで来て、カイトくんのお義父さん、シンゴくんは、また闇に消えて行くのか、と、馬の救出に関わっていた一同絶望の淵に落とされました。
結局最終盤で、その不明移動先の話はなくなったのか、無事、その飼育者のもとに引き取られることになりましたが、市側のその理由が不明なのもたいへん不可解なことで、今後もまだまだ全く油断できません。
とはいえ、ともかくも、まず一頭は、やっとの思いで、安全な場所に救出することができました。
残りの3頭(何年も縛られた後、糞尿の池のなかに閉じこめられていた馬)もそのあと移動されました。
が、これは市側が仮に引き出しただけ、多分に不透明で、注視を要します。
みなさま、ぜひ、見張っていてくださいませ。


<これから>
ミャークヌーマ宮古馬の会は、荷川取牧場を応援する会として始まったものです。
現在全40頭中27頭、2/3の馬たちを、健全で幸せであるよう、そして少しでも頭数を増やそうと、自己負担で飼育維持をしている、馬が安心して生きることのできる牧場ですが、そこがもう立ち行かないほどの負担で限界であることから、そのサポートとして始まりました。
このページでは、荷川取牧場に居る馬だけでなく、全宮古馬を視野に入れて問題を把握してきましたが、小さな規模での動きで、これまでの抗議では、市は聞く耳をもっておらず、事態は何年も動きませんでした。
今回ここまで問題が大きくなって、なお、根本的な改善策を持たない行政ですが、今後はもっと市側と関わり、市をサポートしながら民間での動きを立ち上げることが必要と思います。
それについては、現在少しずつですが進行中です。
また具体的になりましたら、皆様からのご協力も賜りたく、よろしくお願いいたします。
宮古のお馬たちのことをどのようにしていったらいいのか。
これまで、机上の「保存計画」という、馬のこと、現場のことを知らないお役所が作りあげたものでの、心もなく、実態に即さない計画先行でした。
一度それも白紙に戻して、頭数計画などもやめてみて、目の前の馬たちと向き合いながら、ではどうするのが一番いいのか、たとえば職員にも飼育体験の義務を課すなどしながら、現場で起こることをひとつひとつ改善していく、そのなかから拾い上げていくものこそが、現実を変えて行く具体的な力となるでしょう。
そういうのがいいなあ、と思います。
ゆるやかな保存の形を何年かかけて、現場で関わる人たちとも共によくすり合わせながら。急ぐことなく。
なにしろ40年たって、たったの30頭しか増えてないのです。
種の保存上安定頭数は200頭と言われています。
このペースでは、それまで、あと何十年かかるでしょうか。その間に柔軟に、より良い形を見つけていけばいいです。
底の浅い「保存計画」など要りません。
人も馬も幸せな形、きっとあるはずです。
今回の悲惨な馬たちの写真は、それを見た、たくさんの人の心を深く傷つけました。
逆に、生き物たちが幸せにしている光景は、多くの人の心を救います。
生き物たちの幸せを実現することが、人をも幸せにすることに繋がるのではないでしょうか。
宮古馬は宮古島の宝です。
絶滅寸前だったのを、当時の関係者、そして馬たちの頑張りがあって、ここまで命を繋いできたのです。
絶滅を乗り越えてここまで生き延びてくれた馬たちは、いまではお荷物のようにその命を切り捨てられていますが、いまだに全頭40頭、一年でたった一頭も増えていません。
劣悪な飼育で馬を死に至らしめた飼育者、それを放置していた市当局は、当然その罪と責任を問われるべきでしょう。
その上で、ではこれからどうしていくのか、これまでのような悲しいことが二度と起こらないよう、健全な宮古馬の在り方を具体的に創り上げていくことが急がれます。
絶望のなかで命を落としていった、たくさんの馬たちのためにも。
この二年間、宮古馬を支えてくださった皆様に、心より深く御礼を申し上げます。
まだまだ今後の馬の運命が予断を許さない状況です。
どうぞこれからも宮古馬をお見守りいただけましたら大変ありがたく、よろしくお願いいたします。

ウプカジとカイトの魂へ、
犠牲となった馬たちの命へ
そして、
いまを生きてくれている すべての命たちへ

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<ミャークヌーマ基金(荷川取牧場宛)について>
この基金は2017年3月、荷川取牧場にいる馬たちのためのサポート基金として発足しました。
島内で最多頭数を飼育をしている荷川取牧場では、馬場の整備、厩舎の修繕、餌代の不足、と年間200万円単位の自己負担でしのできました。
なにしろ、保存会からはそうした設備費も一部しか出ないので、すべて個人が自腹でまかなってきたのです。
馬は飼う側が苦しい経済負担をするのが前提という、大変におかしな状況です。
それでも荷川取さんたちは、馬を絶やしてはいけないとの思いだけで、土地を売りながらも大事に馬を育ててきました。
それももう限界です。
そのサポートとして、基金は始まり、管理は荷川取牧場で、今年の4月に決算報告をさせていただいています。
その際に荷川取牧場以外の飼育者の方々にも、そのご寄付の一部を配布させていただきました。
カイトの飼育者については、カイトの餌代として、ボランティアの方へ預けました。
この度の週刊誌の報道後、問題の虐待の馬たちを救いたい、と、この基金にご寄付されることが何件かあるなど、混乱が生じたため、口座情報を閉鎖しています。
はじめた当初は、唯一の宮古馬のための基金として、この名称をつけましたが、この度の報道後はこの名前はまぎらわしいと思っております。
基金は今後の形を探っているところです。
今年度の決算はまた今年4月にご報告させていただきます。
荷川取牧場のサポートということを了承の上ご寄付いただいている継続の方以外の、報道後の新しいご寄付の扱いにつきましては、検討させていただき、なんらかの形でまたご報告させていただきます。
いずれにしても今は混乱を避けるため、寄付の受付はしておりませんので、ご了承ください。
(報道後、お振り込みしてくださった方のご寄付は届いております。厚く御礼申し上げます))

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<宮古馬全体へのサポートの在り方について>
「ミャークヌーマ基金」は前述のように、あくまでも最多頭数を自費で飼育する荷川取牧場へのサポート基金だったわけですが、他の飼育者も、馬の頭数が少ない(2頭から4頭)とはいえ、それぞれに、柵の修理、厩舎の建築、修繕等が発生します。
市や県だのみでは、予算の関係で、一年二年先となり、それも全額出ないという始末です。
なかなか自費でまかなうことが出来ない現状では、結果、馬たちが、そのために快適ではない環境で暮らさざるを得ない、そのような現況をどうしていくのか、
そのための民間のサポートも今後、積極的に考えて行く必要があり、現在関係各位のお智慧も借りながら検討しているところです。
サポートの形が整いましたら、またご案内させていただきますので、ぜひご協力をお願い申し上げます。
*ウプカジの写真:Misaki san


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レスキュー活動によって4頭が救い出されたことなど、ご尽力に本当に頭が下がる。ただ一つ気になることがある。メディアもあいまいで疑問に思っていたことだが、沖縄県指定天然記念物である宮古馬は誰のものなのかということだ。

沖縄県なのか宮古島市なのか「宮古馬は市の任意団体「宮古馬保存会」(会長・宮國博教育長)の所有で、市教委が事務局を担っている。」(沖縄タイムスより抜粋)なのか。
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/359810

宮古馬の持ち主が誰なのかがはっきりしないと、責任の所在があいまいになってしまう。今までの経緯から県、市、保存会それぞれが他人事のように押し付け合ってる感じがしてならない。つつかれた市は逃げるばかりだが、逃げ方が尋常じゃない。そこからも特別な土地柄だということは理解できた。たくさんの支援(支援者と資金)が全国から集まらないとまずいことも。