インデックス投資に限らず、株式投資は企業に投資するのであって、対象国に直接投資しているわけではない。
(国に投資するなら、国債)
つまり、S&P500とかの全米系と全世界株系のインデックス投資信託を比べるというのは、国別比率に依らず米国内にある企業の上位〇〇社に投資したいか、世界中にある企業の上位△△社に投資したいか、ということになる。
近年、S&P500の方がリターンが高かったというのは、組入銘柄数の差による1企業あたりの比重の違いによるもの。
今後、アメリカに無い企業が稼ぎまくることがあるかも知れないというのもさることながら、極端な話、時価総額上位企業と米国大統領の仲が悪くなったとか強力なタックスヘイブンなりの企業優遇国ができたとかで、企業が本社をアメリカから他の国に移してしまう未来があるのかどうかまで考えると、S&P500投資は全世界株と比べてよりアクティブな気がする。
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