最近読みましたよ。
逢坂冬馬先生の、同志少女よ、敵を撃て。
先週出たばっかりの話題作です。
アガサ・クリスティー賞というので審査員全員満点でのデビュー作です。
ツイッターではとんでもないぞ、という噂でザワザワしてました。
内容は、第二次世界大戦でのソ連の女性狙撃手の話です。
ミステリーじゃなくて戦争の話なんですよね。
しかもソ連とドイツの。
それで読んでみたらすごい面白いんですよね。ちょっとヘビーな内容で重いやつじゃないのかと不安だったのですが。
そのへんが面白いバランスでした。
たしかに実際の戦争が舞台になっていて、ドイツ軍の動きとかいろいろかいてあります。
でもそんなに重すぎないし、なんというかエンタメ度たかい。
ジャンルでいったら戦争といってもアクション重視のやつ。バンド・オブ・ブラザーズ。
すごく調べてかいてあるんだろうけど、よみやすいです。
登場人物も実写というより漫画の絵がうかんできます。
でもかるい話ではない。やっぱり残酷で女性がひどいめにあいます。
ラストの衝撃もすごい。
消費税たして二千円こえちゃうけど読みごたえはあるし、記憶にのこる本ですね。
なんで消費税あるんですかね。障がい者からお金とっといて福祉につかうとかいうんですね。