一服屋の建物の裏には、あまり手入れされてない庭があります。
とくに今は草が生え放題のひどい状態・・・。
来週、庭屋さんに来てもらうついでに草取りもしてもらう予定です。
さて、その庭の一角に使っていない井戸があって、これまた放ったらかしにされてました。
せっかくあるのだし、災害時にも役立つし、夏は庭の水やりに使えるし、井戸を使える状態にしようと決めたのが夏の暑い頃。
早速井戸屋さん(というのでしょうか。井戸専門の業者さんです。)に聞いてみたところ、井戸は秋に作業するのがいいとのことで、しばらく延期になってました。
秋になって日が決まり、先日最初の作業である「井戸さらえ」をしてもらいました。
要は長年使わなかったために、井戸の底にたまったどろや根が入り込んでる草を取ってもらいきれいにしてもらうことです。
始める前にお酒で清めて、1人の方が井戸の底まで降りて作業されました。
地上では3人の方が引っ張り上げる役目で待機していました。
店主は井戸の中をのぞくのが怖いのでためらっていましたが、井戸屋さんに「持っとったるで、見てみい」(方言です。「持っててあげるから見てごらんなさい」)と言われ、おそるおそる見たら、真っ暗ですごく深くてとても怖かったそうです。
あとは手押しポンプと電動ポンプをつければ完成です。
(普段は電動ポンプでOKですが、やはり災害時のために手押しポンプもあった方がいいようなので。)
考えてみれば、井戸は昨今言われる「スローライフ」の典型みたいなものですね。