
日本に新しい農業ビジネスの種を播き、農業を真の意味で産業化するとともに、地域活性化を促す「機会」と「場」を提供する、ビジネスプランコンテストです。
このように応募パンフレットに書いてあります。
今年は第2回目。
昨日は、実行委員・選考委員の会議が開催されました。
不肖、小生も選考委員のひとりとして参加させていただきました。
農業というものは日本ではビジネスという考え方は少ないのが現状ではなかろうか。
小生思うに、農業も他産業と同じビジネスとして捉えなければならない。
日本農業=弱い=支援みたいな構図は誰が作り上げたのだろうか?
日本農業は世界の中で見れば、品質にはうるさいが、良質の顧客が1億人以上いる国内マーケットだけでヌクヌクと育ってきた。
加えて政府の手厚い保護のもと育ってきた。
食料自給率という世界で日本だけが採用しているカロリーベースの数字が一人歩きして国民の危機感を煽ることに成功した。
小生は日本の農業はガラパゴス化していると思う。
実はこれがウリモノになるのだけれど・・・
日本農業の実態は極めて少数の専業(主業)農家が生産する農産物で賄われている。
野菜、果樹、畜産、養鶏、卵など。
日本のコメは世界のコメから見たらまさにガラパゴス化現象だろう。
日本マーケットに合うコメが世界のどこにあるというのだろうか。
逆に日本の高品質な玄米と保管流通インフラの輸出はアジアの国々で有望だと思う。
A-1グランプリですが今年は200近い応募があり、ビジネスプランにまとめて本応募になったのが90弱になったそうです。
各地で地方大会が行われ勝ち残った人で全国大会が開催され各賞やグランプリが決定されます。
メディアの露出も増えるので話題になるだろう。
農業で頑張る人を応援したい。
余談ながら、
写真は会議を行った農業技術通信社が入っているビルの隣を流れる神田川です。
高田馬場駅から少し入った閑静なところです。
消防車も入れない狭い路地で住宅も密集しています。
駅周辺は高層ビルも少なく、小さな店がたくさんあります。
街というものは「歩いてまわれる」ということがすごく重要だと思う。
西新宿や横浜のみなとみらいなどはつまらない。
横浜なら元町や中華街といった歩いてまわれる街が魅力的だ。
町田も歩いて楽しい街だ。
高田馬場もそういう意味で楽しい街だと思う。
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