農家というイメージは関わったことのない人から見れば農産物を作る人と思われています。
それは間違いではありませんが、別の見方をすれば中小零細企業経営であります。
日本の場合、農家は弱い産業というイメージがあります。
誤解を恐れずに言えば、大規模農家という実態はどうでしょうか?
年商で言えば、3千万円、5千万円、1億なら大規模と言われる。
農家としては大規模でも、企業経営では1億の年商なら零細企業です。
どうも、そのあたりに錯覚があるかな。
決して大規模ではありません。
米農家で言えば、年末の資金繰りがひとつの山です。
設備投資過大のところもあります。
借金返済のために働いている農家もあります。
優良な農家は設備投資は減価償却の範囲で返済額を抑えます。
設備投資は中長期資金で賄い、運転資金は短期資金を手当てします。
運転資金を手当てするのはなんら問題ありません。
会計のイロハを知らないとそのところが理解できません。
弊社でお付き合いさせていただいている農業経営者はもちろん理解されています。
長年、収穫した米(年1回)をJAに出荷していたので資金管理もJAで行ってきた農家も多い。
自立できるかどうかは、自分で資金繰りをできるかどうかでもあります。
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