市川稔の米(マイ)情報

新入会員交流会

昨晩は、町田商工会議所の「新入会員交流会」が行われました。

全国各地の商工会議所や商工会は入会する数より脱会する数の方が多いところがほとんどでしょう。

組織率というのもありまして、これも地域により大きく開きがあります。

街の規模が小さい方が組織率というか加入率は高い。

小生の会社がある町田市は組織率40%弱、約4千社が加盟しています。

会員増強に力を入れています。


新入会員交流会は毎年行っています。


小生が委員長をしている「企画事業委員会」の担当です。


今回は3名の会員にスピーチしていただきました。

起業して数年の会社。

自分の生い立ちや起業するきっかけになったこと。

現在の会社の姿。


とても素晴らしいものでした。


会社は創業時が大変です。

人も金も足りない。


どの程度の規模にするかということも重要なことです。


会は3名のスピーチの後、新入会員の2分間自己紹介を10名が行いました。


その後、名刺交換、懇親会に。


中締めをしても皆さんお帰りにならない。


こういうことも珍しい。


話しに花が咲いているのです。



小生は、挨拶の中で次のような話をしました。


長寿企業の話し。


韓国銀行がまとめた報告書によると、韓国には200年以上続く会社はゼロ。

100年以上でもたったの2社しかない。

世界で一番古い会社は578年に百済から渡った、金剛重光(柳重光)が創業した「金剛組」だという。

聖徳太子が招聘したというのでたいそう古い話しです。

世界で200年以上の会社は5586社(41ヵ国)で、このうち半分以上の3146社が日本。

ダントツに一番。

2位ドイツ837社
3位オランダ222社
4位フランス196社の順になる。


外国からの侵略がほとんど無かった。

本業重視

信頼経営

職人精神

血縁を超えた後継者選び

保守的な企業運営

などをあげている。



一番は、


環境の変化に敏感であり順応してきたことでしょう。



もうひとつ、


会社を大きくし過ぎないことだ。


上場していない中堅、中小が多い。


小生が紹介させていただいたのは、魚沼の酒蔵に伝わる格言。



屏風と商売は広げ過ぎたら倒れる


という話し。


自身の体験も含めて。


会社を是非存続させて欲しいということです。




さて、商工会議所はこの10月で任期終了。


会頭も交代します。


写真は挨拶する現会頭。

長い間、地域経済のために有難うございました。








11月から新しい期が始まります。



小生はまた同じ役職でやらせていただきます。

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