市川稔の米(マイ)情報

業界地獄耳

25年産新米の収穫が終わり、取引が粛々と行われて行くはずですが、

ご存じのように、24年産米が売れ残っています。

新米の売れ行きが悪い。

消費量の半分近くは、中食や外食企業が占める。

価格帯の安い米から売れて行くのが現実。

ところが、一部契約栽培など除けば、単価の低いコメより高いコメを作る傾向にある。


24年産米を捨て値で処分しているところがあります。


コメは年度を越したら、有機も特栽も極端に言えば品種も関係なく価格だけで取引される(低温保管は前提だが)

価値がどんどん下がり、保管の費用や資金のこともある。

早く処分した方がよいと思います。

先行き値上がり期待は???


25RYはコメ余り。


米穀機構が余剰米を買い入れる。

機構で決めたが、どうもすんなりいかないようでありまして・・・


言ってみれば、価格政策を出動するかどうかでありますが。


どうやら、官邸サイドの意向らしい。


難色を示しているとか。


業界としては、なんかあるのではないかと「模様眺め」>の状態になっている。



たいした量でなくとも、


買い入れはある


買い入れ(隔離)はない



相場や動きに大きく影響します。




今が安いとみるか?

先行き安?

先行き高?




年が明けると4月からの消費税増税対策が動き出す。


もちろん、直前の3月が末端がピークになるわけだが、その前に在庫持とうという動きがある。



これはかなりの仮需を発生させます。


4月の落ち込みは半端ではない。


資金繰りもしっかり計画する必要あります。



一般米の話しですが、いろいろ影響あるので、ちょいと考察してみました。

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