自分で命を絶つということはよほど思い込んでのことだろう。
ウツという病気は人間を苦しめる。
作詞家にしても作曲家にしても感性が鋭いというか凡人の何倍、何十倍の感性があるのだと思う。
代表的な作品のひとつであるあの素晴らしい愛をもう一度という曲には小生も思い出が詰まっている。
命かけてと 誓った日から
すてきな想い出 残してきたのに
あの時 同じ花を見て
美しいと言った二人の
心と心が 今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度
あの素晴らしい愛をもう一度
赤トンボの唄を 歌った空は
なんにも変わって いないけれど
あの時 ずっと夕焼けを
追いかけていった二人の
心と心が 今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度
あの素晴らしい愛をもう一度
広い荒野に ぽつんといるよで
涙が知らずに あふれてくるのさ
あの時 風が流れても
変わらないと言った二人の
心と心が 今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度
あの素晴らしい愛をもう一度
歌詞もそうだがメロディにジーンと来るものがあるのだ。
この歌が世の中に出た年だったと思う。
小生が大学生になった年の夏休み。
千葉の房総半島で合宿があり、神奈川県側から愛車スカGとフェリーに乗って千葉県に渡った。
船の上で潮風に吹かれながら。
その晩の夕食の後、男子女子みんなで合唱したことを思い出す。
そう、あれは1971年(昭和46年)の夏だった。
この歌がリリースされたのが1971年4月5日となっているから間違いない。
今でも、なぜかこの歌を口ずさむと涙が出てくる。
歌は多くの人々の心の中に棲んでいるのだ。
ご冥福を祈ります。
最新の画像もっと見る
最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2004年
人気記事