インターネットがもたらす新技術で、情報や物流、決済に至るまで「革命」と呼べるような変化が起きています。
日本の米はまさに「ガラパゴス化」しておりまして・・・。
小生云うところの、
官製市場
であります。
農地が減る、耕作放棄地が増える、零細趣味農家を温存させる。
そんな中、コメの生産調整、いわゆる減反を1970年頃から始めた。
結果は誰が見ても失敗でしょう。
コメに偏り過ぎている。
現政府はしばらく安定政権になりそうなので、いよいよこの問題に手を入れました。
コメの補助金は見直し。
いわゆる、担い手や認定農業者のみに所得補償を出す。
その額も、現行の10a15,000円から1万とか5千円とかの案が出ている。
見直しは今月中にまとめて2014年の通常国会に出すとしている。
FNN
弊社で取引させていただいているコメ農家は全員対象になるだろう。
現行は110万人くらいに出しているそうで、それが8万いくつとかに激減。
当然のことかと思います。
職業として農業やっている人を支援すべき。
※真実
小規模農家というのは農業で生活している人ではありません。農業以外の収入が大半でそれで生活しています。
でも、一般的には零細農家を守れという言い方が多いですね。
都市部の農家などは特にそうです。
小生に云わせれば農家は現代の特権階級です。
自民党内ではいろんな意見あるから大変でしょうが。
テレ朝
ただ、エサ米やら米粉用とかの補助は厚くするみたいなこと言ってます。
これはいけません。
同じコメを用途に分けて補助出せば価格差が生じ不正の温床になる。
管理するために役人の仕事が増える。
官が作る市場は育ちません。
それこそ、エサにするとうもろこしの国産化を研究しているところありますが、
そういうところを支援すべき。
自由にコメを作るととどうなるか?
受注生産が増えると思う。
困ったら、農協に出せばよいということが通らなくなる。
扱うコメ会社も劇的に変わります。
小生が何度も云ってますが、コメに限らず流通そのものが変わりました。
従来の考えの延長線ではやっていかれません。
コメの生産・流通・販売・消費
垣根がどんどんなくなって行く。
制度で守られていた垣根がない。
仕事は、ビジネスは、自ら創り出す者だけが残る。
そのくらい厳しいものと考えておいた方がよい。
猶予期間は少ないよ。
生産者は売り先をしっかり持て。
大半を秋に相場売りで、あるいはJAに預けたら終わりというのはやっていかれません。
流通も相場買い、相場売りが基本のところは下落の渦に飲み込まれてゆく。
今日の本題。
小生の会社で始めた
「米市場.com」
まだ本格的ではありませんが、新しい市場に対応するよう便利な市場を目指します。
運営方法など見直す点多々あります。
生産者、流通業者の皆さんにお役に立てるネット上の米市場を目指します。
ご利用、ご支援宜しくお願いします。
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