市川稔の米(マイ)情報

マクドナルド営業赤字から・・・

本日(10月8日)新聞の一面は3名の日本人がノーベル物理学賞を受賞という輝かしい文字が躍っています。

日本人として誇らしい限りです。

日経



日経では11面「消費Biz」にマクドナルド営業赤字という記事が。

決算は12月末なのにこの時点で今期の損益予想を発表するのは異例か。

会社が発表した


「お知らせ」


連結売上予想   2210億円

連結営業利益   △94億円

連結経常利益   △107億円

連結当期純利益  △170億円


営業利益がマイナスになるのが一番怖い。


既存店売上が前年同月比で8月25%減、9月△17%減。

今後も15~20%減で推移すると会社側は予測しているようだ。

営業損失94億円の他に、品質管理システムの強化及び情報開示の透明性強化24億円、フランチャイズオーナーに対する財務施策32億円を計上。

更に、特別損失として(上海福喜問題等)

減損損失62億円

原材料の廃棄費用等31億円


合計93億円を計上。


FCオーナーに対する財務施策32億円というのもすごいこと。

減損損失62億円計上するというのもすごいこと。



12月決算なのに10月初めに当期損益予想を発表するのもすごい。


会社、カンパニーとしてたいしたものだと思います。


一方、顧客離れは深刻です。


明日10月8日から「昼マック」投入。


ランチタイムに税込350円、450円、550円のセットを販売。

値頃感出して顧客を呼び戻す戦略でしょう。


日本のマーケットはとても厳しい競争です。

食べるものが豊富にある、選べる、異業種(コンビニなど)との競争も激しい。


ランチでいえば、ラーメン、うどん、そば、牛丼、定食、ファミレス、回転寿司、コンビニ弁当におにぎりにパン、ほか弁も全国にある。

スーパーの総菜売り場に行けば激安で弁当、おにぎり、寿司、各種パン類もある。


これだけの競争にある食のマーケットは世界中にありません。


いかにマクドナルドといえども大変なのです。


小生の持論ですが、日本の飲食業は営業面での規制はありません、厳しい競争にさらされるから生き残るところは選ばれた店だけ。


だから日本の飲食店のレベルは高い。


いろいろな国に行くとよく分かりますね。


食に携わるものとして、和製ファストフードのおむすび屋をやるものとして更に気を引き締め、努力しなければいけない。

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