江戸時代から続く「三春張り子」の集落、福島県郡山市西田町高柴の「高柴デコ屋敷」で、来年のえと・丑(うし)にちなんだウシの張り子作りが最盛期を迎えている。
「彦治(ひこじ)民芸」の10代目、橋本高宜(たかよし)さん(58)方では、年明けまでに8千個の張り子を作る計画で、工房には仕上がった張り子がずらりと並ぶ。橋本さんの張り子は首都圏の客などが毎年、買いに訪れる人気ぶりで、98年には年賀切手の図柄にもなった。「張り子は我々の子ども。喜んで買ってもらえたらうれしい」と話している。
「彦治(ひこじ)民芸」の10代目、橋本高宜(たかよし)さん(58)方では、年明けまでに8千個の張り子を作る計画で、工房には仕上がった張り子がずらりと並ぶ。橋本さんの張り子は首都圏の客などが毎年、買いに訪れる人気ぶりで、98年には年賀切手の図柄にもなった。「張り子は我々の子ども。喜んで買ってもらえたらうれしい」と話している。