「夢の超特急」として親しまれた初代新幹線車両・０系が３０日、定期運転を終えた。東京五輪直前の１９６４年、東海道新幹線開業と同時にデビュー。以降、３０００両以上が列島の大動脈を駆け抜け、日本の高度経済成長を支えた。ラストランとなったこの日、山陽新幹線の沿線各駅には大勢の鉄道ファンが詰めかけ、最後の別れを惜しんだ。
開業当時の最高時速２１０キロは当時の世界最速。東京－新大阪間を４時間で、翌年からは３時間１０分で結び、各国が競って高速鉄道を開発するきっかけになった。その後、車両の老朽化や新型車両の登場で、９９年には東海道新幹線から引退。ＪＲ西日本に最後まで残った３編成（１８両）が山陽新幹線「こだま」として走っていた。
最終列車「こだま６５９号」が出発する岡山駅ホームであった式典では、鉄道ファンら約２０００人が見守る中、運転士と車掌に花束が贈られた。また、約１０００人が訪れた終着の博多駅では、午後６時２４分、「だんご鼻」と呼ばれる丸い先頭部が最後の雄姿を見せると、カメラのフラッシュが盛んにたかれ、ホームは大きな拍手と「ありがとう」という感謝の声に包まれた。
笑顔がどこかぎこちない。歓声に応える手の動きも小さい。２００６年スケートアメリカ以来となる主要国際大会の優勝にも、「悔しさの方が残る。ミスが多く、優勝できるとは思わなかった」と織田。“復活”を手放しでは喜べなかった。
最大の目標とした「試合での４回転ジャンプ成功」に失敗した。冒頭で挑んだ大技は着氷で体勢を崩して減点された。直前練習では４回転－３回転－３回転の連続技も跳んでいただけに「緊張に負けた弱い自分がいる」と織田はつぶやいた。
トリプルアクセル（３回転半）でも着氷でバランスを崩し減点。最後のスピンでも疲れが出て軸がぶれレベル２の低評価しか得られなかった。織田は「満足度は５０％。世界で戦うには４回転が必要だし、ほかももっとできた」と辛口を続けた。
それでも鮮やかな復活劇ではある。昨年７月にミニバイクの酒気帯び運転が発覚。日本スケート連盟からは国内大会３カ月、国際大会５カ月の出場停止処分を受けた。昨季は処分が解けた後も活動を自粛し、今大会が２季ぶりのＧＰ出場。大会前は緊張からか下痢に苦しんだという。演技の完成度は不満だが、「優勝はうれしい」と話した。
１２月末には、バンクーバー五輪出場枠を争う世界選手権（来年３月）への派遣選手選考会を兼ねた全日本選手権がある。「そこで４回転を決めたい」と織田。右ひざ手術で今季欠場を表明した高橋大輔（関大大学院）に代わる日本のエースは、今年中に大技を手に入れるつもりでいる。
フィギュアスケートのグランプリ（ＧＰ）シリーズ最終戦、ＮＨＫ杯第２日は２９日、東京・国立代々木競技場で女子自由が行われ、ショートプログラム（ＳＰ）１位の浅田真央（愛知・中京大中京高）が自由でも１位となり、計１９１．１３点で２季ぶり２度目の優勝を果たした。今季のグランプリ（ＧＰ）シリーズ初優勝で、ＧＰ通算６勝目は日本勢最多。ＮＨＫ杯は同シリーズ最終戦で、上位６選手によるＧＰファイナル（１２月１２日開幕、韓国）進出が決まった。
ＧＰ初出場の鈴木明子（邦和スポーツランド）が２位、中野友加里（プリンスホテル）が３位に入り、日本勢が２季ぶりに表彰台を独占。中野もファイナル進出を決めた。
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ＧＰファイナルに出場する女子６選手が出そろった。この日出場権を得た浅田、中野ともに、安藤美姫（トヨタ自動車）も進出が決まった。すでに金妍児（韓国）、ジョアニー・ロシェット（カナダ）、カロリナ・コストナー（伊）が出場権を得ていた。
NHKは25日（火）、『第59回NHK紅白歌合戦』の出場歌手を正式に発表した。初出場は紅組が青山テルマ、Perfume、藤岡藤巻と大橋のぞみら6組、白組が羞恥心 with Pabo、Mr.Children、水谷豊ら8組。昨年の初出場組は8組だったが、今年は14組とよりフレッシュな顔触れとなった。また北島三郎が45回目の出場を決め最多出場記録を自ら更新した。
ＮＨＫは２４日、大みそかに放送される第５９回ＮＨＫ紅白歌合戦で、紅組司会は俳優の仲間由紀恵さん（２９）に、白組司会はＳＭＡＰリーダーの中居正広さん（３６）に決定した、と発表した。この２人の組み合わせでの司会は０６年の第５７回に続いて２度目で、仲間さんは２年ぶり３度目、中居さんは３年連続５度目（昨年は紅組司会）の司会になる。総合司会はＮＨＫの松本和也、小野文恵両アナウンサー。出場歌手は２５日に発表される予定。
仲間さんと中居さんは２４日、東京・渋谷のＮＨＫ放送センターでそろって会見。現在公開中の映画「私は貝になりたい」でも夫婦役で共演しているが、中居さんは「（紅白では）しっかり戦って、（白組の）勝利に結びつけたい」。仲間さんは「今年は夢にも思っていなかった。明るく最後まで盛り上げたい」と抱負を語った。
今日は湯河原でみかん狩りをしました。入園料は300円で食べ放題！でもそんなに食べられませんね！またすぐ手の届くところはもぎ取られているし、上のほうは届かないし。おばちゃんの話だと園の中で食べて、帰りに買ったほうが甘いみかんが多いと。自分でもぐと甘いのや酸っぱいのがあるので苦情が出たそうです。それから真鶴半島の「しょうとく丸」で昼食。ここは有名な「うに清」の隣です。手作りの「塩辛」が美味しかったので、土産に買いました。天気がよかったので海がきれいでした。帰りは早川で大渋滞。原因は箱根方面へ行く車の渋滞のためＩＣまで混雑していました。
ついに体重が６０．０キロになった。去年は６８．２キロだったので８．２キロの減量です。ウォーキング、筋トレ、食事制限など効果があったようです。これからも続けます。今日は昭和記念公園へ撮影に行きました。いちょう、紅葉の見頃は過ぎましたが結構きれいに撮影できました。満足。
米国の繁栄の象徴が存亡の危機にある。自動車３大メーカーのビッグスリー。金融危機の直撃を受け、販売は急減し資金繰りが悪化した。窮地に陥ったこのビッグスリーを救済すべきか否か－。米国では今、国論を二分する論争となっており、この問題はオバマ次期政権を悩ますことにもなりそうだ。
「原因は世界の金融危機だ。（破綻（はたん）すれば）米経済に壊滅的な被害が及ぶ」
１８日午後、米自動車産業に対する支援の是非をめぐる米上院銀行委員会の公聴会。ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）のワゴナー会長はこう力説し、公的資金による緊急支援を訴えた。クライスラーのナルデリ会長も「破産を申請したメーカーからは消費者は車を買わなくなる」。
自動車産業は米国の経済を牽引（けんいん）してきた。労働人口の１０人に１人、約１３００万人が自動車関連分野で働く。フォード・モーターのムラーリ最高経営責任者（ＣＥＯ）は「３社のうち１社でも破綻すれば自動車部品、ディーラーに連鎖し、１年以内に最大３００万人が失業する」と危機感をあおった。
企業のトップが、プライドもかなぐり捨て「破綻」に言及してまで国に助けを求めたのだが、自らの経営責任を認めたのは誰一人いなかった。
江戸時代から続く「三春張り子」の集落、福島県郡山市西田町高柴の「高柴デコ屋敷」で、来年のえと・丑（うし）にちなんだウシの張り子作りが最盛期を迎えている。
「彦治（ひこじ）民芸」の１０代目、橋本高宜（たかよし）さん（５８）方では、年明けまでに８千個の張り子を作る計画で、工房には仕上がった張り子がずらりと並ぶ。橋本さんの張り子は首都圏の客などが毎年、買いに訪れる人気ぶりで、９８年には年賀切手の図柄にもなった。「張り子は我々の子ども。喜んで買ってもらえたらうれしい」と話している。
NHKは17日（月）、東京・渋谷の同局で会見を開き、来年の大河ドラマ『天地人』（主演・妻夫木聡）の追加キャストとして伊達政宗役に俳優・松田龍平、その妻・愛姫役にモデルで女優・杏を発表した。2人とも大河ドラマ初出演だが、松田は弟・翔太が現在放送中の『篤姫』に出演しており、杏は父親で俳優の渡辺謙が過去に『独眼竜政宗』で主演するなど、遠からずの“縁”を感じる配役となった.
初の大河出演に松田は「ここまで（長丁場で）同じ役を演じるのは初めてなので凄く楽しみにしています」とコメント。報道陣から、現在高視聴率を獲得している『篤姫』に出演中の実弟・翔太と同作出演について話をしたのか問われると「少し話しました。やっぱり長い期間1人の役を演じるのは大変だと……それ位ですね」と、照れ笑いを浮かべた。
そんな松田演じる政宗の妻・愛姫を演じる杏は「普段から時代小説が好きなので嬉しいです。“内助の功”の女性なので、しっかり旦那様を支えたい」と笑顔。また、父親の渡辺が1987年に放送されたNHK大河で主演・政宗役を演じたことには「ちょうど放送中に私が生まれまして……実はまだ父には今回のことは話してないです。今までも仕事について父と話したことはないので」と、あくまで自分なりに今回の役柄を演じきることを強調していた。
その他、徳川家康に松方弘樹、千利休の娘・お涼に木村佳乃、福島正則に石原良純、毛利輝元に中尾彬、前田利家に宇津井健、豊臣秀吉の正室・寧々に富司純子が追加で発表された。
