ネオ日本語Tシャツコレクション

アジアで見つけたちょっと変わった日本語の服「ネオ日本語Tシャツ」を集めています。
ネオ日本語は日本語の再発見!

「お気に入り」「お気に人り」あなたにこの違いが分かるか!?

2020-06-11 14:55:16 | 日記

突然ですが、間違い探しのお時間です。



こちらの写真に写っている2枚の黒T。
どちらもタイのアパレルブランド『favorite』のTシャツです。
この2枚には決定的な違いがあるんですがお気づきでしょうか。

「そもそも、お気に入りのTシャツに”お気に入り”って書かないよ!」
というツッコミはいったん置いておいてくださいね。


シンキングタイム……




正解発表しますね!

右のTシャツはちゃんと「お気に入り」って書けてるんですよ。






でも、左のTシャツはじっくり見ると「お気に人り」になってるんです!
入じゃなくて、人!

なんで、さっきまでちゃんとお気に入りって表記できてたのに「人」って間違えちゃうの!
自社ブランド名の翻訳が合ってたり間違えてたりするのは珍しいし、間違え探しみたいで、これ発見したときは興奮しましたね~~。

ちなみにイベントでこの2枚を販売したさい「お気に人り」のほうが先に売れていきました。


柴犬とハスキー

2020-06-04 17:35:35 | 日記



ごっちゃごちゃしたタイの市場でこれが目に触れた瞬間、テンション上がりましたね~~。すげえ可愛いし、ハーフパンツでノー天気だし、めちゃくちゃ陽気でバカっぽくて、あまりにも最高。店頭で大笑いしちゃいましたね。

セットアップのネオ日本語の服って珍しいんですよ。
Tシャツとか上着はそこそこあるんだけど、ズボンに書かれてるケースってそんなになくて。
服のイメージと柴犬の人懐っこさがぴったりかみ合ってますね。







同じ店にハスキー犬バージョンもありました。
ハスキーはハスキーで、陽気さとか可愛さというより「カッコよさ」を表現するデザインになってていいんですよ。



6匹が顔を寄せ合ってバンドメンバーみたいですもん。



バイソン牛一筋、50年

2020-06-04 12:23:43 | 日記

タピオカミルク専門店、チーズケーキ専門店、クラフトビール専門店……。
世の中にはいろんな専門店があるものです。
私が働く事務所の近くには、地球儀専門店なんてニッチなお店も存在しています。

趣味が細分化されたこの時代、どんな専門店に出会っても、動じることはないだろう。そんな風に思っていたんですが。

タイのショッピングモールであまりにも異質な専門店に出くわし、めちゃくちゃに心が揺れ動いてしまいました。




ブランド名は「MR.YAK」。服屋さんです。
驚くべきことに、店中の服という服、Tシャツのみならずズボンにもジャケットにも長袖にも「バイソン牛」と書かれてるんです。

バイソン牛とだけ書かれているものもあれば、このTシャツのように、バイソン牛強いと書かれているものもあります。
そう、驚くべきことに「バイソン牛服の専門店」なのです。
タイのアパレルショップでは、日本語が書かれてる服をしょっちゅう目にしますが、一単語で攻めてるブランドはここぐらいですよ。
一体、なにがこのメーカーをここまでバイソン牛に駆り立てるのでしょう。

どれもこれも、バイソン牛という文字が服の面積の60%以上を占めています。
服というより、バイソン牛の強さ、素晴らしさを伝えるための広報ツールです。




EST1970とあるように、設立(establish)は1970年。
もう、かれこれ、バイソン牛一筋で50年やってるようです。
100年、200年と永久に続いていくことを期待しています。


お金を得た

2020-06-03 15:02:23 | 日記



ちょっと不良っぽいファッションが並んでるタイの服屋さんにありました、このシャツ。
全身タトゥーのイケてる細マッチョ店員が、このTシャツ売ってるもんだからギャップがすごかったですね。

ボーダー柄の長袖シャツの胸元に、デニム素材の生地が縫いつけられ、お金を得たと宣言しています。





おそらく「ゲットマネーでブリンブリンだぜ」的なニュアンスで書かれてるとおもうんですよね、お金を得た。
お金を得るでも、お金を得たい、でもなく「お金を得た」とすでに完了したこととして、言い切ってるところに強い意思を感じますね。

大金とか金とか荒く言うんじゃなく、お金って「お」をつけて大事に思ってる気持ちがにじみ出ちゃってるのも、虚勢張ってる感じで可愛くていいですよね。


ブランド名もそのまんま、MONEY$。
私もいつか、タワマンの最上階でこのシャツを着て「お金を得た」とこぼしてみたいものです。