ばりふりっと鳥羽 ~ぬくとまるバリアフリー観光地~

伊勢志摩バリアフリーツアーセンターより、鳥羽市及び伊勢志摩のバリアフリー観光情報を発信しています。

かもめバスに車いすのまま乗車できるの? ⇒ はい!できます!!

2016-02-28 10:25:54 | バリアフリー情報
こんにちは
伊勢志摩バリアフリーツアーセンターです。

鳥羽市内を走る路線バスのことを『かもめバス』と呼びます!

『かもめバス』とは、鳥羽市コミュニティ交通システムの名称で、
鳥羽市が市内の路線バス事業を三重交通が委託され運行しています。

我々市民の足として活躍中!
目に付くのが、このラッピングバス。



小型バスで、車いすのまま乗車するこできません。
そこで・・・のお話しです!

この度、千葉県から当センターにご視察に来られることになったWさん。
ご病気のため、電動車いすを使用されいます。

今回の視察にあたり、ヘルパーさんと一緒に、泊りがけでいらっしゃることになりました。

リーズナブルに宿泊されたいということで、かんぽの宿鳥羽をご紹介。

かんぽの宿鳥羽には、バリアフリールームがあり、
電動ベッドやベッドから客室の浴室まで行くことのできるリフトが設置されいることも、
かんぽを選んだ理由の1つです。





Wさんの車いすは電動で折り畳めないため、乗用車のトランクに収容することがきず、一般のタクシーは利用できません。

鳥羽駅からのアクセスとして、福祉タクシーを予約するという手もあるのですが、
せっかくかもめバスが鳥羽駅⇔かんぽの宿鳥羽(小浜~かんぽ/小涌園線)間を運行しているので、
利用していただくことになりました。

そこで、三重交通伊勢営業所に問い合わせたところ、
「前日までに乗車時間を連絡してくれれば、その時刻に合わせて車いすのまま乗車できる大型の低床バスを走らすことができます!」
とのこと!

さっそくWさんに時刻表を確認してもらい、行きと帰りの乗車時間を確認してもらい、三重交通に予約!

そして、この写真が、鳥羽駅に到着したときのものです!




今回は、ヘルパーさんが同行されていたので、運転手さんによる介助はありませんでしたが、
介助者が不在の場合や不慣れな場合は、研修を受けた運転手さんが車いすの介助してくれます。

三重交通さんには、同じく 鵜方駅⇔志摩スペイン村(三重交通志摩営業所)でもこの方法で低床バスを走らせて頂いています。

しかし、鳥羽市内の路線は、狭い道や狭い橋を渡るルートもあるので、
大型バスが運行できない路線もあるようです。

なので、すべての路線で対応ができる訳では無いようですが、
「かもめバスは低床バスでは無いので、車いすでは乗車できない・・・」と諦めていた方には朗報ですね!

是非、ご利用ください!!


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