こんにちは
伊勢志摩バリアフリーツアーセンターです。
一般財団法人伊勢志摩国立公園協会より、
伊勢志摩国立公園の保全や活用に継続して取り組んでいる個人・団体を表彰する「石原円吉賞」の授賞式が、先日11月16日(土)に、「鳥羽市立海の博物館」で行われました。
石原円吉氏(1877~1973年)は、志摩市志摩町和具出身で、網元として遠洋漁業に営む一方、県議を経て衆院議員を3期務めた方です。
また、伊勢志摩の国立公園指定運動のリーダーとして知られ、1945年に指定を実現。
46年に伊勢志摩国立公園協会の初代会長に就任。
同年に海の博物館(鳥羽市)を開館しました。
昨年9月に亡くなった同博物館の元館長、石原義剛さんの御父上でもあられます。
授賞式の前に、現館長の平賀大蔵さんから、「沿岸漁業を守り続けた石原円吉」と題した講演がありました。
円吉さんは、公害問題にも果敢に取り組み、
まだまだ漁場も豊な昭和の中期から、海の資源保護を強く訴え続けた方でもあります。
鮑や伊勢エビの乱獲を防ぐために、
漁の際、一定の大きさにまで生育していないものについては、海に戻すという基準を定めたのも円吉さん。
その考えは今に通じる、とても大切なこと。
海の博物館設立の目的も、
「人々が恩恵を受けている、豊な海を守り抜くための啓蒙」
ことにあったことを、初めて知りました!
そしていよいよ、表彰式
受賞者
【石原円吉賞】
■志摩市立東海中学校郷土芸能クラブ
志摩市安乗地区に伝わり、国の重要無形民俗文化財にも登録されている、安乗の人形芝居を学び、
秋の安乗神社の例大祭の他、県内のイベントなどで上演。
伝統文化を継承すると共に、その魅力を広く発信しています。
■阪本博文(さかもとはくぶん)氏
伊勢志摩鳥羽地区を中心に、伊勢神宮式年遷宮をはじめ、海女や漁師の生活など、
県内各地の祭りや風土、くらしの様子を撮影している写真家。
また、記録をのこすことで、祭りの文化の継承も担っています。
■NPO法人 伊勢志摩バリアフリーツアーセンター
日本初のバリアフリー旅行の相談窓口として、2002年開設。
伊勢志摩及び三重県の観光・宿泊施設のバリアフリー情報をホームページなどで発信したり、
施設のバリアフリー化へのアドバイスなども行う。
観光案内を通じたボランティア育成や、エコツーリズムの普及啓発にも取り組んでいます。
【特別賞】
■川口祐二(かわぐちゆうじ)氏
環境保護活動家であり、エッセイスト。
全国各地の漁村を巡り、海女や漁師などの文化や沿岸の環境問題についての論文を発表。
生活習慣や種分化の聞き取り調査を行い、
漁民・住民に寄り添う姿勢のルポルタージュやエッセイを多く執筆しています。
受賞後のスピーチを行う、野口あゆみ事務局長
昨年の特別賞を受賞された故 石原義剛氏とのエピソードや、
環境保全とバリアフリーとは、一見相反するもののように思われるが、
自然などのありのままの魅力を発信し、楽しんでもらえるような環境を作っていくことを目標としていることなどを
お話させていただきました。
また、志摩市立東海中学校郷土芸能クラブのみなさんには、
安乗文楽を披露していただきました。
部員のみなさんから、人形遣いの動きなどを説明。
舞台上で、演じていただきました。
安乗神社の例大祭の奉納の折には、
演奏も生徒さん自ら行うとのこと!
素晴らしい演技に深く感動いたしました!!
受賞者との記念写真
笑顔を作る決めことば「えんきち~」で
授賞式の後は、平賀館長のガイドによる、館内ツアー!
贅沢なツアーです。
また、真珠のストラップ作りにも挑戦しました。
この度は、このような名誉ある賞を受賞し、本当に感激でございました。
受賞の一報を伺ったときには、
「伊勢志摩立公園の保全や活用に継続して取り組んでいる個人・団体」として、
我々が名を連ねさせていただいて良いものかどうかと戸惑いもありましたが、
受賞された方々の誠実な姿と、努力を重ね上げ、積み上げてきた活動の重さを知り、
私たちも、この受賞を機に、もっと精進を積んでいかなければという思いに至っています。
↑
ありきたりの言葉しか綴れないワタシでありますが、
本当にそう思ったのね。
特に、ワタシ個人が一スタッフとして、
「真心を込めて仕事をしています!」と言えるのかな?って。
受賞者の方々のコメントを聞きながら、自分の未熟さ、至らなさを恥ずかしく思ったの。
この度の受賞におきまして、色々と調整をしていただきました『伊勢志摩国立公園協会』事務局長の滋野峻さん、
ありがとうございました。
そして、お疲れさまでした。
おまけの写真は、受賞記念の時計
石原円吉氏が愛した、桜の木が使われています。
右上に桜の絵が描かれているんですよ~。
大切にいたします!
伊勢志摩バリアフリーツアーセンターです。
一般財団法人伊勢志摩国立公園協会より、
伊勢志摩国立公園の保全や活用に継続して取り組んでいる個人・団体を表彰する「石原円吉賞」の授賞式が、先日11月16日(土)に、「鳥羽市立海の博物館」で行われました。
石原円吉氏(1877~1973年)は、志摩市志摩町和具出身で、網元として遠洋漁業に営む一方、県議を経て衆院議員を3期務めた方です。
また、伊勢志摩の国立公園指定運動のリーダーとして知られ、1945年に指定を実現。
46年に伊勢志摩国立公園協会の初代会長に就任。
同年に海の博物館(鳥羽市)を開館しました。
昨年9月に亡くなった同博物館の元館長、石原義剛さんの御父上でもあられます。
授賞式の前に、現館長の平賀大蔵さんから、「沿岸漁業を守り続けた石原円吉」と題した講演がありました。
円吉さんは、公害問題にも果敢に取り組み、
まだまだ漁場も豊な昭和の中期から、海の資源保護を強く訴え続けた方でもあります。
鮑や伊勢エビの乱獲を防ぐために、
漁の際、一定の大きさにまで生育していないものについては、海に戻すという基準を定めたのも円吉さん。
その考えは今に通じる、とても大切なこと。
海の博物館設立の目的も、
「人々が恩恵を受けている、豊な海を守り抜くための啓蒙」
ことにあったことを、初めて知りました!
そしていよいよ、表彰式
受賞者
【石原円吉賞】
■志摩市立東海中学校郷土芸能クラブ
志摩市安乗地区に伝わり、国の重要無形民俗文化財にも登録されている、安乗の人形芝居を学び、
秋の安乗神社の例大祭の他、県内のイベントなどで上演。
伝統文化を継承すると共に、その魅力を広く発信しています。
■阪本博文(さかもとはくぶん)氏
伊勢志摩鳥羽地区を中心に、伊勢神宮式年遷宮をはじめ、海女や漁師の生活など、
県内各地の祭りや風土、くらしの様子を撮影している写真家。
また、記録をのこすことで、祭りの文化の継承も担っています。
■NPO法人 伊勢志摩バリアフリーツアーセンター
日本初のバリアフリー旅行の相談窓口として、2002年開設。
伊勢志摩及び三重県の観光・宿泊施設のバリアフリー情報をホームページなどで発信したり、
施設のバリアフリー化へのアドバイスなども行う。
観光案内を通じたボランティア育成や、エコツーリズムの普及啓発にも取り組んでいます。
【特別賞】
■川口祐二(かわぐちゆうじ)氏
環境保護活動家であり、エッセイスト。
全国各地の漁村を巡り、海女や漁師などの文化や沿岸の環境問題についての論文を発表。
生活習慣や種分化の聞き取り調査を行い、
漁民・住民に寄り添う姿勢のルポルタージュやエッセイを多く執筆しています。
受賞後のスピーチを行う、野口あゆみ事務局長
昨年の特別賞を受賞された故 石原義剛氏とのエピソードや、
環境保全とバリアフリーとは、一見相反するもののように思われるが、
自然などのありのままの魅力を発信し、楽しんでもらえるような環境を作っていくことを目標としていることなどを
お話させていただきました。
また、志摩市立東海中学校郷土芸能クラブのみなさんには、
安乗文楽を披露していただきました。
部員のみなさんから、人形遣いの動きなどを説明。
舞台上で、演じていただきました。
安乗神社の例大祭の奉納の折には、
演奏も生徒さん自ら行うとのこと!
素晴らしい演技に深く感動いたしました!!
受賞者との記念写真
笑顔を作る決めことば「えんきち~」で
授賞式の後は、平賀館長のガイドによる、館内ツアー!
贅沢なツアーです。
また、真珠のストラップ作りにも挑戦しました。
この度は、このような名誉ある賞を受賞し、本当に感激でございました。
受賞の一報を伺ったときには、
「伊勢志摩立公園の保全や活用に継続して取り組んでいる個人・団体」として、
我々が名を連ねさせていただいて良いものかどうかと戸惑いもありましたが、
受賞された方々の誠実な姿と、努力を重ね上げ、積み上げてきた活動の重さを知り、
私たちも、この受賞を機に、もっと精進を積んでいかなければという思いに至っています。
↑
ありきたりの言葉しか綴れないワタシでありますが、
本当にそう思ったのね。
特に、ワタシ個人が一スタッフとして、
「真心を込めて仕事をしています!」と言えるのかな?って。
受賞者の方々のコメントを聞きながら、自分の未熟さ、至らなさを恥ずかしく思ったの。
この度の受賞におきまして、色々と調整をしていただきました『伊勢志摩国立公園協会』事務局長の滋野峻さん、
ありがとうございました。
そして、お疲れさまでした。
おまけの写真は、受賞記念の時計
石原円吉氏が愛した、桜の木が使われています。
右上に桜の絵が描かれているんですよ~。
大切にいたします!
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