
こんにちは
伊勢志摩バリアフリーツアーセンターです。
今日は9月19日(土)からの4連休最終日です。
この連休中には、本当にたくさんの観光客が伊勢志摩に訪れていただきました😄
コロナ禍で高齢者は本当に少なかったものの、
お子さん連れファミリーや、若いカップル・お仲間での旅行など、
久しぶりに活気に満ちた光景でした!
9/20日は、朝から雨が降っていたこともあり、
朝9時過ぎには、上りも下りも、鳥羽水族館渋滞がみられたほどだったんですよー。
これだけ人の移動があると、やはり今後の感染者の推移を注視しなくてはいけませんが、
著しい増加がみられなければ、観光地での様々な対策が功を奏しているということになり、
「コロナとの共存」というのも、見えてくると思います。
さて、話は変わって、鳥羽市では今年度も「宿泊施設等バリアフリー改修補助金事業」を行っています。
これは、お身体の不自由な方や高齢者が、快適にすごすことがきるバリアフリー化を目指す鳥羽市内の宿泊・観光・飲食店事業者などを対象に、
バリアフリー改修工事に係る費用を補助するというもの。
補助金額:バリアフリー改修工事に係る費用の2/1 (上限20万円)
改修にあたっては、伊勢志摩バリアフリーツアーセンターが適切な工事についてのアドバイスを行います。
今年度バリアフリー改修を行った旅館
※階段に手すりを設置
館内にエレベーターがある民宿ですが、
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点で、
密になるエレベーターを回避する宿泊客が増えたことから、
1階から4階までの階段に、手すりを取り付けてくださいました。
【改修前】


【改修後】


階段に手すりを取り付けたことにより、従業員の安全や作業効率UPが見られ、
女将曰く「もっと早く取り付けておけば良かったわ~」とのこと。
・階段の両方に手すりを設置
・適切な高さ
・1階から4階まで、途切れることなく、連続した手すり
と、最善の工法で施工されていたことに花丸💮でしたね。
更に今回の改修アドバイスにより、
宿全体もバリアフリーの視点で見直すきっかけとなったようで、
大変喜ばしいことだと感じています。
予算の少ない鳥羽市なので、
補助金の予算額に限りがあり、
沢山の事業所さんに対応できないのが残念なところですが、
このように、バリアフリーアドバイスをしたことにより、
高齢者・障害者の受け入れへの懸念が払拭され、
他のお客様と同じように、快適に過ごしていただくためにと、心を砕いていただけるようになった事例が数多くみられます。
また、一度バリアフリー改修アドバイスで関わった事業所さんからは、
その後も相談事を受けることがあり、
そういった良好で継続的な関係の中から、
ソフト含めた、更なるバリアフリー化へのステップアップが見込めることも
嬉しい成果ですね!
ということで、具体的な工事の内容が決まっていない事業所さんでも、
とりあえず一度、伊勢志摩バリアフリーツアーセンターまでご相談ください。
伊勢志摩バリアフリーツアーセンター
〒517-0011 三重県鳥羽市鳥羽一丁目2383-13 鳥羽1番街1F
TEL:0599-21-0550 FAX:0599-21-0585
URL https://www.barifuri.com E-MAIL iseshima@barifuri.com
おまけの写真は、先にも載せた改修前、改修後の写真

↓

この2つの写真、それぞれ違うスタッフが撮っているのですが、
アングルが全く一緒でしょ!
手すり設置前と設置後が良くわかる写真だと思いませんか? (自画自賛)
長年バリアフリー調査を行い、写真を撮影し続けていると、
どこのアングルから撮れば、一番効率的かが分かってくるものです。
調査写真は、個別のバリアフリー箇所のアップ写真も撮影しますが、
なるべく1枚に、現状+バリアフリー&バリアの情報を詰め込めるかが勝負なんですねぇ。← 自慢!
とはいえ、もっと広角なレンズのカメラを買えばいいんですけどね(笑)
その点では、今の高性能なスマホが一番なのかも。。
でも、センターのカメラはガシャンとシャッター音がする一眼レフ。
それって、撮っている実感..いえ、仕事している実感を味わうためってこともあるんだなぁ。うふふっ
昭和の人間なので。