ばりふりっと鳥羽 ~ぬくとまるバリアフリー観光地~

伊勢志摩バリアフリーツアーセンターより、鳥羽市及び伊勢志摩のバリアフリー観光情報を発信しています。

鳥羽みなとまつり

2010-07-26 14:43:35 | バリアフリー情報
こんにちは
NPO法人 伊勢志摩バリアフリーツアーセンターです。
連日猛暑がつづいていますが、みなさんいかがお過ごしですか?

我々の事務所がある、ココ鳥羽一番街(駅前土産物ビル)も
夏休みに入り家族連れの旅行者を多く見かけるようになりました。

おまけに
ポペモンin鳥羽スタンプラリーhttp://www.mietv.com/pokemon/rally.html
というイベントを昨日から行っているので、
ちびっ子もいっぱい訪れ、大変にぎやかです!

いよいよ夏本番。
その皮切りといえるのが、鳥羽みなとまつり。
7月23日金曜日に行われました。

午後7時からは花火も打ち上げられ、約9万5千人の観客が訪れたそうです。

カモメの散歩道では、早い時点で場所取りがなされていました。

実行委員の人からのメッセージ。

「石は必ず元に戻してください」の紙が、シートに挟んでありました。


今年は車椅子でみなと祭りに行きたいという方から複数のお問合せを頂きました。

その中で具体的にお手伝いをさせていただいたのは、関西方面からお越しの母娘。
80代のお母様は大の花火好きなのですが、足が不自由なため(通常は杖歩行)
どこでもチェアのレンタルをご希望。
また、車椅子観覧席まで連れて行って欲しいとの事でしたので、
まずセンターにお越しいただくようにお願いいたしました。

すると、到着の午後2時過ぎに、なんと近鉄鳥羽駅のスタッフがセンターまで車椅子で連れてきてくださいました。

思いのほか足がお悪かったので、見るに見かねた近鉄職員が、近鉄の車椅子に乗せて
伊勢志摩バリアフリーツアーセンターまでお連れ下さったとの事。

近鉄さん、ご親切にありがとうございました。

センターに到着後、どこでもチェア(レンタル用車椅子)に乗り換えていただき、
花火会場にご案内。

障がい者席へのスロープ。

車椅子対応の簡易トイレ。


しかし、ここでは堤防が高く、下のほうが見えないということで、
もっと良く見える場所に移動。
結局カモメの散歩道に持参の座布団で場所取りをし、
とりあえず鳥羽一番街まで戻ってきました。

とにかく外はすごい暑さ
涼しいところで御待ちいただくように案内してお分かれました。

・・・それから3時間後の午後5時ごろ。
鳥羽一番街のベンチに横たわるお母様。
どうやら、暑さで熱中症になられたご様子。
でも、なんとしてもみなと祭りは見たいので、とりあえずここで回復を待っているとの事でした。

そこで、タオルに包んだ保冷剤を渡し、
知り合いの福祉タクシーの方から丁度お預かりしている車椅子

フラットにもなります。

をお貸しして、休憩を取っていただくことにしました。

すると、1時間ぐらいしたら、すっかり回復したので、
「3階の食堂街で伊勢うどんを食べてきます」と
保冷剤とリクライニング式車椅子を返却にみえました。

無事回復して良かったですね!

その後、花火を見学された母娘さんは、
近鉄鳥羽駅でどこでもチェアを返却され、
(鳥羽一番街が8時で閉店のため)
無事に帰られたようです。

めでたしめでたし
鳥羽の花火、楽しんでいただけたかな?

また来年も来て下さいね!

あっ、そうそう、
7/24の午後4時ごろ
「花火大会はどこでやるのでしょうか」とお訪ねになられた松阪市からお越しの男性客。

「・・・実は昨日だっんですよ」  ホント、これこそ後の祭り(意味が違いますけど)です。 
きっと勘違いをされたのでしょうね。
はい。鳥羽のみなと祭りは 金曜日に行われます。

鳥羽の旅館組合で行っている連日行われている花火( 2010年7月24日(土)~2010年8月29日(日) 20:30から5分間)
のことをご紹介しておきましたです。
来年はしっかりリサーチをして、お越し下さいませ。



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