8月16日(土)駅ボラ最終日。午後1時頃。
観光案内所前で駅ボラをしていた鳥羽市観光戦略室のマナティーさんから緊急連絡!
『糖尿病の外国人観光客からの問い合わせがありますので、至急来てください』とのこと。
そこで英語が話せるスタッフ(ワタシですけど)が急行!
ワタシの英語はちゃんと話せる訳ではないけど、日頃から外国人に観光案内しているので、その程度ならナントカなります。
うん? しかし 糖尿病だって?
でも、一報を聞いたときにはこちらもまだ余裕がありました。
問い合わせといっても『お宿へ糖尿病に配慮した食事のリクエスト?』程度だと。
しかーし。
聞いてみると、
『インシュリンを忘れてきた。それが無いと食事も出来ない。
命にかかわることなので、至急手配してもらいたい』と。
ナナナント。
私たちも駅ボラ経験を積んできたつもりですが、こんなリクエストは初めて。
ううん。待てよ。どうしたら良いか???と考え、とりあえず、センターまで来ていただく事にしました。
50代の女性2人連れ。
東京在住の南米○○国人。
某大使館にお勤め。
英語は話せますが日本語は全くしゃべれないご様子。
1泊2日で鳥羽に遊びに来たが、インシュリンを忘れてしまった。
これから食事をして、観光をして、真珠も買って、その後答志島の旅館に泊まるけど、その前にインシュリンを調達してちょうだい!と、なんだか強引とも思えるご注文。
とりあえず、第一ステップのところに電話してみましたが、うまくいかず、
それから皆で考えられるすべてのところに電話しまくりましたが、お盆休み中の土曜日とあって、なかなか思うように連絡がつきません。
また、その観光客に、いつも使っている薬の量や名前を聞いても適切な答えが返ってきません。
その上、いつも通っているクリニックの連絡先を聞いても解らないとの返事。
想像するに、彼女がかかっているクリニックは、大使館の方々が通う外国人専用の診療所なのかも。
電話しまくること1時間半。
最終的には市内で受け入れてくれる診療所が見つかり、英語が堪能なその先生が事情を理解してくれて、すべてにおいて考慮した対応をしてくださり事なきを得ました。
また、彼女も我々の奮闘ぶりを見て、薬を忘れてくるといった自分の不始末を大いに反省したようで、
最後には感謝の言葉を頂きました。
それにしても、色々な事があるものですね。
まず第一に、やはりそんな大事なものは忘れてはいけません。
近くから来た人なら、宿をキャンセルしてでも、帰りなさい!と言いたいところ。
でも、東京となると、帰宅途中に様態が悪化する危険がありますものね。
今回は症状が出る前に対処できたから良かったのですが、
最悪の事態を考えるとホント冷や汗ものです。
また、観光客が災害や緊急事態で帰宅が困難になったら、
そういった薬や透析など医療行為の手配も必要になることでしょう。
たとえ薬の調達や医療行為が必要なくても、
緊急事態の日本語が解らない外国人への対応というのは準備しておかなくてはいけませんね。
いろいろな事を考えさせられた出来事でした。
観光案内所前で駅ボラをしていた鳥羽市観光戦略室のマナティーさんから緊急連絡!
『糖尿病の外国人観光客からの問い合わせがありますので、至急来てください』とのこと。
そこで英語が話せるスタッフ(ワタシですけど)が急行!
ワタシの英語はちゃんと話せる訳ではないけど、日頃から外国人に観光案内しているので、その程度ならナントカなります。
うん? しかし 糖尿病だって?
でも、一報を聞いたときにはこちらもまだ余裕がありました。
問い合わせといっても『お宿へ糖尿病に配慮した食事のリクエスト?』程度だと。
しかーし。
聞いてみると、
『インシュリンを忘れてきた。それが無いと食事も出来ない。
命にかかわることなので、至急手配してもらいたい』と。
ナナナント。
私たちも駅ボラ経験を積んできたつもりですが、こんなリクエストは初めて。
ううん。待てよ。どうしたら良いか???と考え、とりあえず、センターまで来ていただく事にしました。
50代の女性2人連れ。
東京在住の南米○○国人。
某大使館にお勤め。
英語は話せますが日本語は全くしゃべれないご様子。
1泊2日で鳥羽に遊びに来たが、インシュリンを忘れてしまった。
これから食事をして、観光をして、真珠も買って、その後答志島の旅館に泊まるけど、その前にインシュリンを調達してちょうだい!と、なんだか強引とも思えるご注文。
とりあえず、第一ステップのところに電話してみましたが、うまくいかず、
それから皆で考えられるすべてのところに電話しまくりましたが、お盆休み中の土曜日とあって、なかなか思うように連絡がつきません。
また、その観光客に、いつも使っている薬の量や名前を聞いても適切な答えが返ってきません。
その上、いつも通っているクリニックの連絡先を聞いても解らないとの返事。
想像するに、彼女がかかっているクリニックは、大使館の方々が通う外国人専用の診療所なのかも。
電話しまくること1時間半。
最終的には市内で受け入れてくれる診療所が見つかり、英語が堪能なその先生が事情を理解してくれて、すべてにおいて考慮した対応をしてくださり事なきを得ました。
また、彼女も我々の奮闘ぶりを見て、薬を忘れてくるといった自分の不始末を大いに反省したようで、
最後には感謝の言葉を頂きました。
それにしても、色々な事があるものですね。
まず第一に、やはりそんな大事なものは忘れてはいけません。
近くから来た人なら、宿をキャンセルしてでも、帰りなさい!と言いたいところ。
でも、東京となると、帰宅途中に様態が悪化する危険がありますものね。
今回は症状が出る前に対処できたから良かったのですが、
最悪の事態を考えるとホント冷や汗ものです。
また、観光客が災害や緊急事態で帰宅が困難になったら、
そういった薬や透析など医療行為の手配も必要になることでしょう。
たとえ薬の調達や医療行為が必要なくても、
緊急事態の日本語が解らない外国人への対応というのは準備しておかなくてはいけませんね。
いろいろな事を考えさせられた出来事でした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます