こんにちは
伊勢志摩バリアフリーツアーセンターです。
昨日3月10日(土)に、近畿日本鉄道株式会社が主催する、津波避難訓練が実施されました。
鳥羽駅を発車した近鉄電車が地震が発生により緊急停止。
直後に津波警報発令したため、乗客全員が電車から線路に降りて、
避難場所に指定された高台の城山公園まで避難するという大変大掛かりな訓練でした。
近鉄が本線を使って津波避難訓練を実施するのは初めてとのこと。
総勢200名もの方が参加。
近鉄鳥羽駅3番ホームに訓練に特別に用意された普通列車に乗り込み、
13時30分に列車は出発。
直後の13時32分に三重県紀伊半島沖を震源とした、M8.1の地震が発生。
大津波警報が発表されたと車内放送がありました。
海側のドアを全開するので、そこから飛び降りて高台に避難するようアナウンスがあり、
いよいよ訓練も佳境に入ります。
そこで気づいたGoodなポイント!
・英語のアナウンスがあった
・電車から飛び降りる際、高さがあるので、必ず床に座ってから飛び降りる方法を説明
・ドアが開く前に、5.4.3...とカウントダウンのアナウンスがあった
・ドアが開いた直後、入口付近にいた男性が躊躇することなく飛び降り、次に降りてくる人に声を掛けたり、助け合ったりしていた
車内かかなりの混雑ぶりでしたが、
あっという間(1分30秒ほど)で、全員が線路に降りることができました。
他の車両には小学生もいましたが、
乗客らで助け合い、無事に線路に降りることができたそうです。
線路に降りると、経路を示し、緊急の避難を促す複数の声が響き渡り、
皆、緊張感を持って高台まで避難を完了。
約7分ほどで、全員の避難が終了したそうです。
鳥羽駅長の挨拶
城山公園では、鳥羽市消防本部による負傷者の搬送方法の説明があり、
参加者も実際に体験をし合いました。
訓示をする中村市長
また、そのあと鳥羽市民文化会館の会議室で、意見交換会も開催。
晴天の中、参加者も男性が中心で、皆、動きやすい服装&リュックサックなどの準備がありましたが、
実際には、雨天、夜間の場合もあり、
更に、日中電車に乗っているのは、様々な年代の方がいらっしゃいます。
中には、お年寄りや身体の不自由な方もいらっしゃるかもしれません。
近鉄さんも、今後はそれも踏まえた訓練をしていかなければならないとおっしゃていました。
そしてですねぇ。
この訓練に際して、駅長さんから安全に十分留意するよう、助言をいただいていたのです。
線路に飛び降りるのは大変危険なこと。
また、線路上も足元が危ないことなど注意事項を伺い、
せっかく参加させていただくので、決して皆さんの足手まといにならぬよう、
密かにトレーニングを積んでいたのでありました。
でも、でも、私、線路上で転んでしまいました。
電車からはダメージなく無事に飛び降りることができたのですが、
降りた先の足元が不安定だったので、バランスを崩してしまい、
線路上に手をつくとかえって危険だと判断し(と思います)、受け身の形で上手に?転びました。
幸い厚着をしていたので、かすり傷程度の本当に軽度のものだったのですが、
線路上の石は先の尖った大きなものなので、もし半袖だったら裂傷を負っていたと思います。
線路に飛び降りるとき、先に降りた人から「大丈夫ですか?」と声を掛けてもらっいたときに、
手を差し出して、受け止めてもらうように促すべきだったなぁと。
そういう場合、無理をしたり自分を過信してはいけませんし、
先に降りた人も、津波到達時間まである程度の余裕がある場合には、
複数人数で手を貸したり、受け止めたりする体制をとっていただいた方が、
より安全に避難をすることができるなと実感した経験でした。
過去に参加したどの避難訓練より緊張感があり、大切なことを学んだ体験でした。
近鉄さん、ありがとうございました。
伊勢志摩バリアフリーツアーセンターです。
昨日3月10日(土)に、近畿日本鉄道株式会社が主催する、津波避難訓練が実施されました。
鳥羽駅を発車した近鉄電車が地震が発生により緊急停止。
直後に津波警報発令したため、乗客全員が電車から線路に降りて、
避難場所に指定された高台の城山公園まで避難するという大変大掛かりな訓練でした。
近鉄が本線を使って津波避難訓練を実施するのは初めてとのこと。
総勢200名もの方が参加。
近鉄鳥羽駅3番ホームに訓練に特別に用意された普通列車に乗り込み、
13時30分に列車は出発。
直後の13時32分に三重県紀伊半島沖を震源とした、M8.1の地震が発生。
大津波警報が発表されたと車内放送がありました。
海側のドアを全開するので、そこから飛び降りて高台に避難するようアナウンスがあり、
いよいよ訓練も佳境に入ります。
そこで気づいたGoodなポイント!
・英語のアナウンスがあった
・電車から飛び降りる際、高さがあるので、必ず床に座ってから飛び降りる方法を説明
・ドアが開く前に、5.4.3...とカウントダウンのアナウンスがあった
・ドアが開いた直後、入口付近にいた男性が躊躇することなく飛び降り、次に降りてくる人に声を掛けたり、助け合ったりしていた
車内かかなりの混雑ぶりでしたが、
あっという間(1分30秒ほど)で、全員が線路に降りることができました。
他の車両には小学生もいましたが、
乗客らで助け合い、無事に線路に降りることができたそうです。
線路に降りると、経路を示し、緊急の避難を促す複数の声が響き渡り、
皆、緊張感を持って高台まで避難を完了。
約7分ほどで、全員の避難が終了したそうです。
鳥羽駅長の挨拶
城山公園では、鳥羽市消防本部による負傷者の搬送方法の説明があり、
参加者も実際に体験をし合いました。
訓示をする中村市長
また、そのあと鳥羽市民文化会館の会議室で、意見交換会も開催。
晴天の中、参加者も男性が中心で、皆、動きやすい服装&リュックサックなどの準備がありましたが、
実際には、雨天、夜間の場合もあり、
更に、日中電車に乗っているのは、様々な年代の方がいらっしゃいます。
中には、お年寄りや身体の不自由な方もいらっしゃるかもしれません。
近鉄さんも、今後はそれも踏まえた訓練をしていかなければならないとおっしゃていました。
そしてですねぇ。
この訓練に際して、駅長さんから安全に十分留意するよう、助言をいただいていたのです。
線路に飛び降りるのは大変危険なこと。
また、線路上も足元が危ないことなど注意事項を伺い、
せっかく参加させていただくので、決して皆さんの足手まといにならぬよう、
密かにトレーニングを積んでいたのでありました。
でも、でも、私、線路上で転んでしまいました。
電車からはダメージなく無事に飛び降りることができたのですが、
降りた先の足元が不安定だったので、バランスを崩してしまい、
線路上に手をつくとかえって危険だと判断し(と思います)、受け身の形で上手に?転びました。
幸い厚着をしていたので、かすり傷程度の本当に軽度のものだったのですが、
線路上の石は先の尖った大きなものなので、もし半袖だったら裂傷を負っていたと思います。
線路に飛び降りるとき、先に降りた人から「大丈夫ですか?」と声を掛けてもらっいたときに、
手を差し出して、受け止めてもらうように促すべきだったなぁと。
そういう場合、無理をしたり自分を過信してはいけませんし、
先に降りた人も、津波到達時間まである程度の余裕がある場合には、
複数人数で手を貸したり、受け止めたりする体制をとっていただいた方が、
より安全に避難をすることができるなと実感した経験でした。
過去に参加したどの避難訓練より緊張感があり、大切なことを学んだ体験でした。
近鉄さん、ありがとうございました。
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