ばりふりっと鳥羽 ~ぬくとまるバリアフリー観光地~

伊勢志摩バリアフリーツアーセンターより、鳥羽市及び伊勢志摩のバリアフリー観光情報を発信しています。

避難経路・避難誘導看検証フィールドワーク

2011-07-26 16:21:08 | バリアフリー情報
こんにちは
伊勢志摩バリアフリーツアーセンターです。

今日は、鳥羽市観光課主催のフィールドワークに参加しました。
観光地における地震対策
~避難経路・避難誘導看板設置場所等検証フィールドワーク


観光課、市防災対策室、消防、市職員の他、
海島遊民くらぶ、鳥羽ガイドボランティアの会、
伊勢志摩バリアフリーツアーセンター、鳥羽市観光協会など、40名ほどが参加。

5班に別れ、それぞれの出発点( カモメの散歩道・マリンターミナル・鳥羽駅 )より、
そこに観光客がいるものと推定し、
検証しながら避難先( 城山公園・日和山・鳥羽国際ホテル )を目指します。

検証の内容は、
・避難経路の確認
・既存の避難経路の看板の確認
・新しく設置すべき看板の場所の選定
など。

それぞれの班に、ダミーの避難看板が渡され、
適切と思われる場所に掲げて写真撮影。



この後のリーダー会議の資料として活用されます。

我々E班は、鳥羽駅から日和山へ避難するチーム。

鳥羽駅といえば・・・そう、JR鳥羽駅の階段でいきなり大きなバリアが存在。
(鳥羽市役所の職員と消防署の方が、車椅子を運搬)


長年、我々が、いや、多くの市民、観光客からの要望が寄せられている
JR鳥羽駅の階段しかない問題。
防災の面からも、スロープ設置を切望します。

そして日和山へ。
こちらは鳥羽市街地一番の高台。
東北での震災の時のような巨大津波が発生した場合でも安全と言われています。

ただし、舗装がぼこぼこで、頂上までは、最後に100段以上の階段が存在。
車椅子での避難は難しいのが現実。


こうしてみると、様々な問題点や課題が見えてきました。

今日のフィールドワークだけでは、とても解決できない大きな問題ですが、
鳥羽市民の、そして観光客の安全を守るため、
多角的に、そして最大限の措置を望みます。



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