ばりふりっと鳥羽 ~ぬくとまるバリアフリー観光地~

伊勢志摩バリアフリーツアーセンターより、鳥羽市及び伊勢志摩のバリアフリー観光情報を発信しています。

鳥羽市 第一回公共交通の利用促進について考える懇談会 

2013-08-22 14:51:09 | バリアフリー情報
こんにちは
伊勢志摩バリアフリーツアーセンターです。

先日(8月19日 月曜日)に、
鳥羽市営定期船課主催
「第一回 公共交通の利用促進について考える懇談会」が、
鳥羽マリンターミナルで開催されました。


目的は、
鳥羽市における公共交通機関の案内は、情報量が多く、掲示方法も統一されていないため、
利用者にとってとてもわかりにくくなっており、
せっかくの交通機関を有効活用できていないので、
検討し、改善をすることを目的としています。

委員のメンバーは以下の通り、

鳥羽一番街
市民代表、
鳥羽市観光協会、
三重交通、
近畿日本鉄道
路線図ドットコム
そして、伊勢志摩バリアフリーツアーセンター



ファシリテーターは、
名古屋大学准教授の加藤先生

加藤先生は、先進地の事例にも明るく、
我々の意見をうまくまとめて、形あるものにしてくだだけそうです!

市営定期船課は、とても頼もしい方をつれてきていただいたと、感謝感謝。


初回なので、
まずは、自己紹介から。

その後、鳥羽バスターミナルまで、皆で検証に行きました。


まずあがった意見は、案内表示の煩雑さ。


例えば、鳥羽で有名な観光地として、
女性の願いを1つ叶えるという「石神さん」に行くには、

①石神さんは、神明神社にあります。
②神明神社は、相差にあります
③相差に行くには、国崎行きのバスに乗ります。

この3つの情報が分からなければいけませんが、
①、②はどこを探しても、見当たらない!

そもそも、
「相差(おおさつ)」
「国崎(くざき)」は、知らない人は読めませんっ!


また、③については、
下記の写真の中に情報が含まれているのですが、
さてどこでしょう?と、まるで「ウォーリーを探せ」状態!



答えはココ。



そこから、頭上のバス時刻表を見上げると・・・



えっ?どこどこ?



あっ、ようやく国崎行きの時刻表を発見!


地元の私でも、探すのが大変なのに、
観光客なら、なおさらです。


また、看板は表示の不備も指摘されました。

国道からバスターミナルへの入り口。



赤い看板の「観光定期バス」とは、いつの時代のものでしょう?

現在はもちろん、存在していません。

ううむ。
改善ポイントは沢山ありあそうです。

でも、実はこれらは、駅ボラをする度に毎回感じている事。

ですので、こうして意見を言える場所ができて、とても嬉しく思いますし、
鳥羽市役所をはじめ、各事業所の方が一同に介しているので、
動線に沿って、統一した案内表示が実現しそうですね!


伊勢志摩バリアフリーツアーセンターは、
委員のメンバーとして、力を尽くしたいと思います!



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