伊坂幸太郎氏の小説は、大学時代から繰り返し読み続けています。
特に『ラッシュライフ』『グラスホッパー』の2作品は愛読リピート率が高いです。
これらの作品の共通点は、
会社役員であったり政治家であったり、いわゆる人生の成功者が「悪」として描かれていて、
泥棒や殺し屋といった裏稼業を持つ人物が人間味豊かに描かれているという点。
ベタといえばベタな設定なんですけど
殺し屋達の心の葛藤だとか、殺人を犯した青年が人生を見つめ直す経緯だとか、彼等の犯した罪は決して許されるものでは無いけれど、私が伊坂作品から感じるのは
「自分の人生を無意識に縛りすぎていないか?もっと頭を柔らかくして生きようよ」
…というメッセージですかね。
伊坂作品ではおなじみのキャラクター、泥棒として生きる黒澤のセリフが好きです。
「人生は道じゃなくて、大海原。」
人は方向を頑なに決めて生きがちだけど、時には流れに身を委ねて流されるのもアリじゃない、というメッセージです。
真面目に考え過ぎて悩むのも必要だけど、もっと寛大になっても良いんじゃない、と。
「道を踏み外す」罪悪感は、人生を「道」だと勝手に捉えているから。
人生を大海原だと捉えれば、もっと楽になれる。
まあ↑は極端な表現ではありますけど、何が良くて何が悪いのかは、人に決められるものではなくて自分で選択していく、というのは大事ですよね。
かといって泥棒も殺人も許されないだろ、と思うけど(^_^;)
私自身、伊坂作品には何度も支えられた気がします。
一度きりの人生なんだから、やっぱりポジティブに生きたいと思いますし。
そんな訳で、何度読んでも飽きないです。
この2作品だけでなく、他の伊坂作品も面白いので興味のある方は是非。
特に『ラッシュライフ』『グラスホッパー』の2作品は愛読リピート率が高いです。
これらの作品の共通点は、
会社役員であったり政治家であったり、いわゆる人生の成功者が「悪」として描かれていて、
泥棒や殺し屋といった裏稼業を持つ人物が人間味豊かに描かれているという点。
ベタといえばベタな設定なんですけど
殺し屋達の心の葛藤だとか、殺人を犯した青年が人生を見つめ直す経緯だとか、彼等の犯した罪は決して許されるものでは無いけれど、私が伊坂作品から感じるのは
「自分の人生を無意識に縛りすぎていないか?もっと頭を柔らかくして生きようよ」
…というメッセージですかね。
伊坂作品ではおなじみのキャラクター、泥棒として生きる黒澤のセリフが好きです。
「人生は道じゃなくて、大海原。」
人は方向を頑なに決めて生きがちだけど、時には流れに身を委ねて流されるのもアリじゃない、というメッセージです。
真面目に考え過ぎて悩むのも必要だけど、もっと寛大になっても良いんじゃない、と。
「道を踏み外す」罪悪感は、人生を「道」だと勝手に捉えているから。
人生を大海原だと捉えれば、もっと楽になれる。
まあ↑は極端な表現ではありますけど、何が良くて何が悪いのかは、人に決められるものではなくて自分で選択していく、というのは大事ですよね。
かといって泥棒も殺人も許されないだろ、と思うけど(^_^;)
私自身、伊坂作品には何度も支えられた気がします。
一度きりの人生なんだから、やっぱりポジティブに生きたいと思いますし。
そんな訳で、何度読んでも飽きないです。
この2作品だけでなく、他の伊坂作品も面白いので興味のある方は是非。