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伊勢一刀彫職人・太田結衣の『そこにあるだけでほっこりできるような一刀彫を』

帯留め【金魚】

金魚って夏のイメージでもありますが、
 
中国では「金魚(チンユイ)」は「金餘(チンユイ)」と同音で、蓄財につながる縁起のいい魚名とされていました。
 
1502年、室町時代中期に中国から初上陸。元禄江戸で大ブームを起こして以来、金魚は日本人に愛され続けてきました。
江戸時代に蔓延していた疱瘡(天然痘)にかからないための魔除として赤い金魚が人気のきっかけに。当時「金魚ねぷた」を子供達に持たせていたそうです。
 
昔から日本人にとって好まれてきた金魚。
浮世絵にもたくさん登場してきます。
 
 
尾びれをゆらゆら と 
 
優雅に泳ぐ様は涼しげで
 
ずーっと見てられます。
 
 
私は金魚が好きです。
 
 
金運上昇、商売繁盛、魔除け、子宝の縁起を担いだ金魚をモチーフに帯留めを制作しました。
 


 
 
 
着けたらこんな感じになります。
着付けがひどいのはご了承ください。
 


 
着物や浴衣、帯の色味に関係なく幅広くコーディネートできるようにあえて色は彩色していません。
伊勢一刀彫らしい木目を生かした温かみある、素朴な雰囲気の金魚に仕上げました。
 
 
色んな場所へ、一刀彫結の金魚も一緒に連れて行ってもらえると嬉しいです
 
 
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