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ミケマル的 本の虫な日々

昨日は大ちゃんが引退表明した日、そしてカナダ大会が中止に・・・


 昨日は6年前、大ちゃん(高橋大輔選手)がソチオリンピック後に選手引退を表明した日だったようです。もうすっかり過去になってしまいましたが、あの時の気持ちは覚えています。
ソチオリンピックまでの道があまりに厳しく、膝の怪我が思わしくなく、このまま選手を続けたら膝が使えなくなるのでは?と思っていたので、私は引退という事で少し安心した所もありました。
選手としての滑りをもう見られないのは寂しいけれど、これからプロとして長く滑って欲しいと思っていたので。

 6年前の引退会見の記事です

 謙遜した上で正直に答えるいつもの大ちゃんの会見ですが、今見ると欲しい物が「夢」と言っていて、この時は本当に先が見えなかったのだなと改めて思いました。

 この後、私が思っていたよりももっともっとスケートに疲弊していた大ちゃんはスケート靴を持たずにニューヨーク(語学留学)に行ってしまいました。
引退の時よりもその時の方がショックだったな〜〜。
もうスケートを滑らないつもりなの?
もう大ちゃんの滑りを見られないの?
という自己中心的な思いと、スケート無しの大ちゃんの行方はどうなるの?という心配がぐるぐる回っていました。

 あの頃の事を考えると、現役復帰を果たしてさらにアイスダンスに邁進している大ちゃんを見られる今は、ファンである私にとっては思っても見なかったとても幸せな時だなと思います。
何よりも、滑れるうちはずっと滑ると言ってくれている事がとても嬉しい🤗
それに付けても、早くコロナになんらかの解決法が出てきて、フィギュアの試合やアイスショーができるようになって欲しいと切実に思います。

 そんな中、昨日は残念なニュースがありました。

 新型コロナ下で始まろうとしているフィギュアグランプリシリーズ。
例年は上位選手が6試合中2試合に出場して、その結果でグランプリファイナルが行われるのですが、今年は選手が属している国又は練習拠点にしている国の大会1試合に出場するということになっています。

 シリーズ第2戦がスケートカナダ(カナダ大会)だったのですが、新型コロナの患者さんが再度増加しているので中止になってしまいました。
カナダ大会には私が応援している日本の宮原知子ちゃんとアメリカのジェイソン・ブラウン選手が出ることになっていて、その新しいプログラムを見られると思って、とても楽しみにしていました。残念です。

 ファンももちろん残念だけれど、今年に入ってからほとんど試合が行われていないので、選手の皆さんはこのグランプリシリーズに向かって練習を積んできていて、大きなモチベーションになっていたと思うので、本当に無念だと思います。

 知子ちゃんもブログアップしてくれて、とてもガッカリしたけれど、全日本にむけて課題を克服するべく練習していこうと思っていると書いてくれています。
海外で練習している中で、コロナ下で、モチベーションを維持するのが大変だと思うけれど、聡明な彼女の事ですからきっと練習を積んで全日本で素敵なプログラムを見せてくれると信じ、願っています。

 しかし、カナダだけでなくアメリカもヨーロッパもコロナがまた再燃していて、他の大会も危ういかもしれません。
歯痒い気持ちがありますが、こればかりはなんともし難いので、過程を見守るしかありません。
その中で日本ではこのまま感染状況に変化がなければ、グランプリシリーズの日本大会であるNHK杯は行われると思われます。このまま無事行われることを祈ります。

 東京オリンピックもどうなるか不透明ですが、北京で行われる予定の冬期オリンピックも2022年なので、もう再来年に迫っています。
このままコロナが収束しないと、北京オリンピックさえ危ういかもしれないな〜〜と思いますが、先の事を思い煩ってもしょうがないので、選手の皆さんが無事に試合に臨めるように願うのみです。

 

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