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ミケマル的 本の虫な日々

能登のチャリティーとジャズライブ


 昨日は周南市のブドウ園・かいたファームで能登の現状を聞く会と続いてジャズライブ があるということで聞きに行きました。
札幌から年に1回来られるジャズボーカリストのスージーさんのライブの前に、能登にボランティアで入られている写真家の村上さんのお話を聞きました。



 能登の写真を見せていただきながら説明をお聞きしましたが、本当に大変なことがまだ続いていて、さらに今回の水害での被害が甚大で言葉もなかったです。
その中で、能登の地理的なことから初動で救助のための道の確保のため、ボランティアは少し待ってくださいということが言われたために、その後に入れるような状態になっても入りにくい時期が続いてしまったとのこと。
通常の災害の場合に活動している団体も動きにくい状態になってしまったために、必要な片付け等がとても遅れているそうです。

 それに加えて、水害が起こってしまったので、たくさんの人手が必要だそう。
もう若くないし現地にお手伝いに行くのは体力的に無理なので、とりあえず寄付をしようと思いました。
能登の集落のお家は昔からの大きな家が多くて、そういう昔からの家が地震の被害を受けたとのこと。
そして、そういう大きな家には必ずと言っていいほど輪島塗の冠婚葬祭用の塗り物の器がセットでたくさん置いてあって、行事の時に使っていたそうです。
そういう塗り物は嵩張るので避難するときに持っていけず、家は取り壊すってことになると、もったいないけれど捨てざるを得ないと。
それで、その中から綺麗なものを助け出して寄付の代わりとして販売しているそう。

寄付もありがたいけれど、これを見たら思い出してくださるといいなとの言われていていました。
とても綺麗で可愛い器



 輪島塗の素敵な赤です
上の小さい器はごまだれとかを入れて使っていたのも、お皿には酢の物などを入れていたそうな。
でも、自由に湯呑みにしてもいいし、お蕎麦のつゆを入れてもいいし、何にでも使えそうな器です。
後ろには使っていたお家の印が入っていました。
何か行事があったときは貸し借りして使ったりされていたので、どの家のものかわかるようにしてたそうです。

 なんか大切なものを頂いた気がしました。
これで9千円で、この寄付金にこれを頂いては申し訳ない気もしますが、日常使いにしてくださいねと言われたので、日々能登を思いながら大切に使わせていただこうと思います。

 その後のライブは気持ちの良い自然の空間の中で開催されました








 札幌から来られたボーカルのスージーこと黒岩静枝さんは今年ジャズを歌って60周年だそう!
今年77歳になられたそうです。
相変わらずの声量もさることながら、心が感じられる歌が素晴らしい!
声や歌のテクニックはもちろんすごいのですが、心に響く歌を歌うってなかなかできないので、聞いている人の心に少しでも響く歌が歌いたいものだなと改めて思いました。
そんな中、今年はセッションコーナーもあって、私も急に一曲歌わせてもらいました。

 「You'd Be So Nice To Come Home To」を歌いました。
スタンダードの定番曲ですが、秋にぴったりな気がしていい歌だなと思います。

 なかなか充実した一日だったのですが、さらにこの後に夜はいつもの山口のジャズスポットポルシェでのセッションに行ってきました。
流石に疲れたので今日は休息日にします。




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