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ミケマル的 本の虫な日々

町田樹さんの本、読書の本


 今日久しぶりに本屋さんに行ったら、NHKのテキストで『読書の森へ 本の道しるべ」というのが売ってました。
こういう題名に弱いので中をパラパラ見てたら、何と町田樹氏のインタビューも!
角田光代、福島伸一、マヤザキマリ、鹿島茂などのそりゃ読書特集に出るでしょって方達と一緒に町田君がね〜(感動)
フィギュア選手時代から応援してたマッチーこと町田君が、今や研究者となり大学の先生となり、読書家特集に加わるようになる時が来るとはね。
おばさんは嬉しいよ(笑)



 そして、ちょっと前に県立図書館で町田君自身の書いた本も新刊コーナーにあったので、思わず借りてきました。
『若きアスリートへの手紙』競技する身体の哲学
まださわりしか読んでないけど、自分が競技者として苦労したことやそこから得たやり方などをきちんと検証して、次の世代のアスリートに伝えようという内容のようです。
そして、今研究していることも含めて色々な面からの考察が書かれているようです。

 町田君は選手時代から読書が趣味と言っていて、男子フィギュアスケーターの中では異色な感じではありました。
オリンピックシーズンは自分を鼓舞するためもあって、色々な言葉を残していて、氷上の哲学者なんて言われてたことも。
突然に見えた引退表明もよくよく考えてのことで、その後大学院に進み、目標とする研究者の道に進みつつ、フィギュアやバレエの身体表現や振付もしているのでした。

私は若くもないしアスリートでもないけれど、町田君がどんな事を伝えようとしているのか読んでみようと思います。

 そして、『読書の森へ〜』はそれぞれの方々が愛している本の世界が語られていて、そして、その蔵書や本棚も見られて、私的にはとても嬉しい本でした。
最近は色々と興味が分散していて読書量が減っていますが、やっぱり本は一番好きなもの。
だいぶ本を古いものとか処分したけれどまだまだたくさんあるな〜と思っていましたが、もう無理してこれ以上は処分するのはいいかなと思うようになりました。
断捨離もしすぎると何のために生きてるか分からなくなりそうだから。
好きなものに囲まれているのがやっぱり幸せなんじゃないかしらと、この本を見て再認識したのでした。



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