早朝3時、むしろ夜中に起きて見たかなだいのオペラ座
フィギュアグランプリシリーズ 1戦目 スケートアメリカのアイスダンスフリー
後半グループの最初の滑走でした。
オペラ座の怪人
最初にコレオステップから始まるという変則的なもの。
コレオステップは自由度の高いステップですが、レベルを取る心配がないので最後の方で(疲れたところで)滑ることが多いもの。
でも、ズエワコーチは最初にオペラ座の世界をコレオステップで表現するべきと言っていました。
そして、その目論見は見事にハマっていて、初めにグッと世界に引き込まれました。
大ちゃんと哉中ちゃんの演技力の真骨頂って感じ。
その後リフトで華やかに始まり、全編大ちゃんが躍動していた❗️
そして、哉中ちゃんの戸惑いながらも惹かれていくクリスティーヌも素晴らしかった❗️
しかし、このプログラムは最後にレベルを取るステップが続くから過酷。
スピンや最後の方でレベルをとりこぼしているようです。
点数だけ取るならこのような構成にしなくてもいいけど、世界観を踊るというコーチの方針なんだろうな。
そして、それは十分に達成しているプログラム。
これから点数を積み上げるにはどうするのか?というのはチームで考え、さらなる練習がいるのかもしれませんが、見ている方としては夢のオペラ座を見せてもらいました。
演技中の歓声の大きさと、点数が出た時のブーイングが観客の感動を表していると!
それによって、大ちゃん達も表現面では良かったと感じたようです。
思えば、16年前(2006年)のシングル時代のオペラ座でグランプリシリーズ NHK杯初優勝したのでした。
その続きが16年後に見られるなんて❗️
ズエワコーチありがとう!
スケアメは終わりましたが、来週はカザフスタンで行われる「デニス・テン・メモリアル」の試合に行くので、すぐに移動するそうな。
若くして非業の死を遂げてしまった大ちゃんの親友デニス・テンさんを記念して行われている試合。
大ちゃんは復帰するよって言ってくれていたテンくんの試合に大ちゃんが出るってだけで感無量です。
大ちゃんもそんな気持ちでハードスケジュールの中、参加を決めたのだと思います。
体調、怪我などに気をつけてさらにブラッシュアップした演技が見られたらいいなと思います。
しかし、大ちゃんはたった3年弱で本当のアイスダンサーになったのね!
凄すぎる。
あまりに当たり前に滑ってるから、もっともっと上に行きそうの思うのだった。
それが高橋大輔なのかな。