ミケマル的 本の虫な日々

大ちゃんと哉中ちゃんの引退会見がありました


 大ちゃん、本当にお疲れ様でした!
そして、哉中ちゃん、本当に大ちゃんをアイスダンスに導いてくれてありがとう!

 今日の会見で引退の原因が大ちゃんの膝というのを聞いて、心から納得しました。
バンクーバーオリンピックの前のシーズンに膝の前十字靭帯の断絶という大怪我と大手術をして、そこから厳しいリハビリを積んでオリンピックで銅メダルを取ったのでした。
前十字靭帯の手術をして選手に復帰して活躍するというのは、当時はレアなケースだったけれど、それを成し遂げたのですが、やはりその後もこの右膝の故障がずっとついて回っていました。

 シングルの引退もソチオリンピックの前の再びの膝の炎症でもう競技は滑れないと思ったところが原因の一つだった。
アイスダンスはジャンプを飛ばないけれど、女性を支えたり、膝をつかないといけない時や深いエッジで滑ったりという部分で、やはり膝に負担がかかっていたのですね。
さらにレベルを上げるにはもっともっとその部分を強化しなくてはいけないけれど、そうすると膝が悲鳴を上げるという状態になっているということだと思いました。

 そんな中で、今季の最後の世界選手権と国別選手権は素晴らしい演技でしたが、その前の四大陸選手権の後に今季で引退と決めていたそうな。
そうだったのね。
でも、世界選手権でも国別選手権でも知らずに応援できたのは良かったように思います。
知っていたらまた違う心境だったと思うけれど、知らなくてもこれが最後かもって思っていました。

 1回目の引退の時には、大ちゃんは満身創痍でソチオリンピックの後の世界選手権も膝の痛みで出られないままの不完全燃焼だったし、引退の後のビジョンも自分の中ですごく迷っていた中だったので、見ているファンも苦しかった。
スケートから少し離れてアメリカに語学留学に行きますって言ってて、これからもう大ちゃんのスケート見られないの?大ちゃんどこに向かうの?という不安がたくさんだった。

 でも、今回は同じ膝の不調とはいえ、これから哉中ちゃんとのアイスダンスの演技も継続しつつ、お互いにシングルで滑るプログラムもしたい、氷上以外の色々な活動もしたいという希望にあふれる明るい会見でした。
アイスダンスとシングルのスケートをアイスショーで滑る、そしてそのプロデュースも。さらにそれ以外のパフォーマンスもとこれからもたくさんの素敵なものを見せてくれるんだなと。

 今回は最後に世界選手権に出場し、納得の行く演技で終え、ファンも思いっきり応援できて、大ちゃんと哉中ちゃんも納得し幸せだと言っていたけれど、私も本当に幸せでした。
あんな気持ちを体験させてくれた二人に感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、これからも大ちゃんはもちろん哉中ちゃんも応援していくよ〜。
お金が続く限りアイスショーその他も見にいく(笑)
これまでの経験上、何事も一期一会、見たい時に見ないと次があるかどうか、次に自分が行けるかはわからないのだから。





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