寒い日が続いてます

1月の終わりに読んだ本

『猫泥棒と木曜日のキッチン』 橋本紡著
新宿の紀ノ国屋書店の入り口のところで、猫が出てくる本が置いてあって、
そこで買った本。この前の『猫にかまけて』もそこにあったのですが・・
店員さんのおすすめ本かな。
何気なく買って、何気なく読みましたが、良かったです。
主人公は高校生で、最初から問題ありなシチュエーションなんだけど、
なんか前向きというか、地に足がついているというか。
途中から、猫関連の話が出てきて、これも結構重いお話。
でも、若さと、それゆえの無鉄砲さとで、突き進んでいくのが
なかなかよかったです。
家族って、なんなのかな、
一緒にご飯を食べる人ってことなのかな~~
なんて感じた本です。
内容は結構重いけど、
気持ちよく書いていて、読後感の良い本でした。
ちょっと元気がでましたよ。
そして、
ゴルフミステリー? プロゴルファーリーの事件スコア
『怪しいスライス』に続く第二弾『悪夢の優勝カップ』
アーロン&シャーロット・エルキンズ著 寺尾まち子訳

ぎりぎりのところでツアーを回っている女子プロのリーが、すごくいいスコアを出したのに・・・
事件に巻き込まれてしまうという、お決まりのミステリーですが、
このシリーズはやっぱり作者がディテールまでしっかり書いているので、
最後まで面白く読めました。
さすが、エルキンスさんだ。
今回は、ゴルフコースの事情や、ゴルフ番組の制作事情もからんでいて、
そこもなかなか興味深かったです。
犯人は途中でわかってしまったが(笑)
また、どこかに面白いってあったので、この本も読んでみた。
『ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~』三上延著

内容は、題名を読んで字のごとくです。
今風の本ですが、
本好き、鎌倉ちょっと好きっていう人には、楽しめると思います。
私は、結構楽しめました(笑)
シリーズ化しているようなので、次も読んでみようかなと思いました。