ミケマル的 本の虫な日々

結婚おめでとう!そしてなぜか乳牛のお話


昨日、若いお友達(通称もーべん)の結婚披露宴と二次会に行ってきました。
とっても感動的な披露宴で、いつもは泣かないのだけど、なんだか涙腺がやられました
二次会もお二人とも放送関係だったので、
進行もスムーズで面白く、いらっしゃった女性陣も華やかで、楽しかった

娘の友人とまさかの再開があったりしましたが、
県立大学で会ったことあったな~~って方(もちろんお若い方)が、
私のことを覚えてくださっていて、その理由が、
乳牛の話を聞いたからってことだった(笑)


私はそんなことすっかり忘れていたし、私にとっては常識だったのですが、
すごくびっくりしたかららしいです。
そんなこと知ってるよって方も多いと思うけど、
この話をすると、えええ~~!知らなんだ!って人も結構いるので、
ちょっとご紹介します。


その内容は単純に

 いつも飲んでいる牛乳は当たり前だけど、牛のお乳っていう意味。
だから、それを出している乳牛は、みんな妊娠して出産した牛なんですよ。


        っていうことです。

そして、出産した子牛は初乳くらいは飲ませてもらえるけど、
あとはお母さん牛からは離されて、人工的にお乳もらって育てられるのです。

お母さん牛はその後お乳を出すけど、なるべくお乳が途切れないように、
また途中で人工授精して妊娠します。
(現在、乳牛も肉牛もすべて人工授精です)

出産の前はちょっと搾乳はお休みするらしいけど、
ほとんどずっと妊娠→出産を繰り返し、その間も搾乳されているのです。

乳牛も大変だけど、不休でお世話をする酪農家も大変な仕事です。

そう考えると、牛乳の単価ってあまりに安いと思います。


日本の酪農は経営的に危機に瀕しています。

時々夏にバターや生クリームが不足する時がありますが、
夏は牛たちも暑くてばててしまうので、お乳の量が減ってしまうのです。
それで、乳製品を作る余裕がなくなってしまった結果です。

最近不足するという事態が増えたのは、
収益が上がらなくて、酪農家自体が減少しているというのと、
他の季節にお乳が余ってしまうので、その分の牛を飼う余裕がなくなってきた
ということだと思われます。

卵も同じように、単価がとっても安いけど、
鶏とそれを管理している人たちの努力の結果ということを
時々思い出してほしいなと思います。

牛乳と卵 どちらも現在の食生活に欠かせないものですし、
コレステロールや乳脂肪とか色々と言われるけど、
やっぱり栄養的に優れたものですから、
価格の安定も大切だけれど、そのバックグラウンドも知ってほしいなと思います。


固い話になっちゃった(笑)けど、
若い希望にあふれる新郎新婦を見て、とっても新鮮な気持ちになりました

これからいろんなことがあると思うけど、
お互いに尊敬の気持ちを忘れないで、きっと素敵なご夫婦になると思います。
おめでとう

そして、すっかり大人になって綺麗になった娘のお友達に会って、
こちらもなんだかとっても嬉しかったです

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