山口市に来た人に一番にお勧めする所がこの瑠璃光寺(るりこうじ)。
市内の山側にあるお寺ですが、国宝の五重塔があります。
ここも桜が咲いてるよと友達が言ってたので、今朝行ってみました。

この五重塔は京都や奈良の物と比べても遜色ないもので、私は一番好きと言っても過言ではありません。


五重塔の前にあるお池も風情があります。
ゆっくり見てたら管理の方が来て鯉に餌を上げ始めました。
わらわらと鯉がやってきて食べる風景を見ることができました。
何回も来てるけど、初めての事。

大きな鯉ばっかりですねと言ったら、
「小さい鯉はカワウやカワセミに食べられてしまうんですよ」とのこと。。。
この鯉たちは食物連鎖の中で勝ち抜いたひとたちだったのか〜〜。
この鯉のうちなん匹かは奥の方の違う池にいたけれど、その池が干上がってしまったのでこちらに移したんです、とのこと。
色々とお話を伺えて楽しかったです。
桜も咲いていましたが、ピークは過ぎて葉桜になりかけています。


下から見上げても、美しい塔です。
手前の桜が満開だったら、コントラストがもっと良かったのでしょう。
この五重塔は大内氏が全盛の頃1442年に建立されたものです。
全国に現存する五重塔のうちで10番目に古いものだそうで、美しさは奈良県の法隆寺と京都府の醍醐寺とともに三名塔の一つに数えられます❗️
室町中期における最も秀でた建造物と言われているというもの。
法隆寺や醍醐寺のように有名ではないですが、本当に美しい五重塔です。

満開は過ぎていましたが、実は私はピークを過ぎて散り際の桜も好きです。
今日は風が吹くと花びらが舞っていて、とても素敵でした。

本堂でお参り。
このお寺は拝観料はありませんので、お線香を上げさせていただきました。

大内弘世公の銅像
現在の山口市で政を行い、京に見立てた街づくりを行った方。

奥にある香山公園にの毛利氏のお墓の前の石畳。
この石畳はウグイス張りの石畳になっています。
こちら側で手を叩くか足をトントンとすると、奥の方で共鳴して音が聞こえます。
外でウグイス張りというのは珍しいと思いますが、意図して作ったわけではなくて自然にこういう感じになったそうな。
昨日の朝に続いて、今日も朝散歩しました。
うちでは車で家人の仕事への送り迎えをしているので、朝送っていった後に寄ってるわけ。私が仕事がある時はその後行っていたし、買い物して帰ることもあります。
でも、こんな風にちょっと寄り道してみるのもいいなと思いました。
もともと人口密度が低い上に朝はさらにどこも空いているので、いい感じです。