「スギ玉」をつくる季節がやってきました。
それは杉の小枝を集めることから始まりますが、
高齢化が進む地方では小枝を収集することが困難になりつつあります。
例年、酒蔵の入口に緑色で杉の香りがする「スギ玉」が吊下げられ「今年も新酒を仕込んだよ!」と告げます。
そして、時が経って「スギ玉」が濃い茶色に変わった頃「飲み頃になったなー」と周辺の酒飲たちが噂します。
なんとなくゆったりして、如何にも美味しいお酒が其処にあるような風情を感じさせました。
だんだんそんな風情が無くなっていくようで、本当に寂しいことです。
なぜこんなに少子高齢化が進んだのだろう?
幼児教育費を無料にするなど聞こえてきますが、
根本のところはほったらがしで、選挙の票とりばかりの発想で物事が進んでいるような気がします。
また今日は、「父親が小学生の子供を絞殺して、前の空き家のメーターパネルに隠していた」
というニュースが流れています。
今年になって親が子供を死に至らしめた話が何件も発生しました。
子供からみると、唯一の頼りは親なのにーーー
何故そんなことが起こるようになったのだろう??
どの動物だって親は子供の命を守るためなら、
自分の命を投げ出してでも戦うのにーーー
命の尊さが分からない、無感情な人間が増えているように感じます。
情けない日本になりつつある現状を、
今活力がある若い人達はどんなに思っているのだろう?
先行き短い後期高齢者にとって関係ないことかもしれないが、
孫たちはどのように暮らせるのだろう???と不安になるこの頃です。
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