皆さま、こんにちは。小学校受験対策のアイウィッシュアカデミーです。
少し前にこちらでも書いたのですが、先だって、みかん狩りに行って以来、毎夕食後にみかんを食べています。
ですが、みかんはまだまだ大量にあり、なかなか減っていません。
悪くなる前に食べ切りたいのですが、ちょっとみかんに飽きてきているような、いないような、この頃なのです・・・・・・。
みんな、もっとみかん食べようね・・・・・・(すみません、家族向けの独り言です)。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
さて本日は、小学校受験を目指す幼児に求められる力、について触れてみたいと思います。
長年、レッスンやテスト、通信講座を通じて、幼児に小学校受験の指導を行っていますが、主にペーパーテスト対策に関しては、次の能力を一定以上のレベルにまで上げることが、受験を突破するためには不可欠である、と考えます。
その能力とは、(1)理解力、(2)思考力、それに(3)速度、です。
(1)は、テストにおいて問題文や説明を理解する力です。
入試においては、相手は幼児ですので、できるだけわかりやすい問題文が用意されているとは思います。
ですが、それでもテストならではの言い回しや指示語などがあって、慣れないと聞き逃したり、十分理解できないまま次の説明に移ってしまって「？？？」が並ぶ、という場合もあります。
いきなり入試仕様に耐える力がつくわけではありませんので、日々の生活・養育の中で、語彙であったり各種分野の知識であったりをお子さまに教えていくことが大切です。
そして、ご家庭で学習する際は、まずはゆっくり、かみくだいた説明をして問題に当たることから始めて構いません。そこから、徐々に余分な説明を入れず、１回限りの問題文の読み上げ、というように進めて、最終的には試験仕様に対処できるようになってほしいと思います。
(2)は、課題に対し、(試行錯誤しつつも)自ら考える力です。
幼児はできることに対しては楽しさを覚え意欲も出しますが、できないこと・難しいことについては、時にあきらめる、嫌がる、という姿勢を見せます。
勉強についてもそうで、やさしい問題を解いているうちはわかるのが楽しくて、「次、次！」となるものの、少し難しい問題に当たってわからなくなったり間違いが増えたりすると、「もういい」「答えは？」と思考をあきらめてしまうことがあります。
幼児の場合、学習も遊びの延長から始まるようなものですから、「何だか面白くない」となれば、やりたくなくなるのは至極当然です。
ただ、志望校合格を手にするためには、そこで止まっていてはなりません。
嫌がるのを無理やりに、というのは避けねばなりませんが、ある程度のヒントを示したりして子どもの関心を戻し、「こうすればできるよね」と小さな成功体験でよいので、親子で一緒に、いくつも積み重ねていきましょう。
そうする過程で、幼児本人に“わかることの楽しさ”“解いたときの爽快感(？)”を期待する気持ちが生じ、取り組む意欲が備わってきます。
経験も踏むことで様々な思考方法が身につき、問題・課題について、最後まであきらめず、ああしよう・こうしよう、と自ら考え、工夫する姿を見せてくれることでしょう。時には失敗もあるでしょうが、構いません。その失敗は糧になります。
自ら考えることができる。この力なくては、何事も前には進みません。
(3)の速度は、理解力・思考力を駆使して表現する速さ、です。
本番の試験には制限時間があります。
十分な理解力・思考力があったとしても、実戦上では時間内に答えを示すことができなければ、得点には結び付きません。
よく「時間があればできるはずのですが・・・・・・」「時間が足りずに最後までできませんでした」という保護者の方の声を聞きます。
時間設定して問題を解く練習をせず、本番直前になって速度不足に直面する、といったケースも見受けられます。意外に、その重要性を見落としてしまいがちのようです。
世の中、スピードが何より大事、とは思わないのですが、こと試験に関してはある程度の解答速度（理解力・思考力を含めて）が必要となるのが現実です。
これは一朝一夕に備わる力ではありません。慌てずに済むように、なるべく早い段階でその必要性を認識し、少しずつトレーニングしていくほかないでしょう。
小学校受験で求められる力。他の要素も挙げられるのかもしれませんが、大きく構えればこの３つに収斂されるように思います。
そして、この３つの力をバランスよく伸ばしていくことが、受験を成功へと導く鍵と言えるでしょう。
国立や私立の小学校進学をを目指す皆さまにおかれては、この記事を１つの参考として、よい受験準備を進めてくださればと思います。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
最後にPRを。
小社アイウィッシュアカデミーでは小学校受験対策の通信講座アイビーを皆さまに提供しています。
今年よりリニューアルした通信講座アイビーでは、最終的に有名小学校受験・合格に必要な学力を備えられるよう、年中初めから受験時まで、無理なく無駄なく、しっかりと段階を踏んで着実に学習を進めていくシステムとなっています。
（↑クリックするとHPに移動できます）
通信講座アイビーでは、年中から受験までの学習期間を【ベーシック(Ⅰ・Ⅱ)】(主に年中前半)・【スタンダード(Ⅰ・Ⅱ)】(主に年中後半)・【アドバンスト(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)】(主に年長始め～受験期)の３期に分け、各期に即した学習を進め、基礎からスタートして徐々に入試レベルまで実力を伸ばせるようになっています。
（入会はいつからでもOK！ 遡り受講もできます！）
各期の構成は下記図表にある通りです。
(クリックすると拡大されます)
基本的となる月４回の毎週学習＋月１回のテストの学習スタイルを、毎週・毎月きちんと続けていけば、自宅学習のみでも合格を手にするに十分な学力を身に付けられると自負しています。
ご自宅中心で受験対策を進めたい、あるいはお近くに通える教室が無いという皆様には、特におススメの通信講座アイビーです。
弊社ホームページ(←クリックしてください)に詳しい説明を記載しております。一度お立ち寄りくださると幸いです。
通信講座アイビーでは、ただ今、年中児のお子さまのご入会を募集中です。
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ですが、みかんはまだまだ大量にあり、なかなか減っていません。
悪くなる前に食べ切りたいのですが、ちょっとみかんに飽きてきているような、いないような、この頃なのです・・・・・・。
みんな、もっとみかん食べようね・・・・・・(すみません、家族向けの独り言です)。
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さて本日は、小学校受験を目指す幼児に求められる力、について触れてみたいと思います。
長年、レッスンやテスト、通信講座を通じて、幼児に小学校受験の指導を行っていますが、主にペーパーテスト対策に関しては、次の能力を一定以上のレベルにまで上げることが、受験を突破するためには不可欠である、と考えます。
その能力とは、(1)理解力、(2)思考力、それに(3)速度、です。
(1)は、テストにおいて問題文や説明を理解する力です。
入試においては、相手は幼児ですので、できるだけわかりやすい問題文が用意されているとは思います。
ですが、それでもテストならではの言い回しや指示語などがあって、慣れないと聞き逃したり、十分理解できないまま次の説明に移ってしまって「？？？」が並ぶ、という場合もあります。
いきなり入試仕様に耐える力がつくわけではありませんので、日々の生活・養育の中で、語彙であったり各種分野の知識であったりをお子さまに教えていくことが大切です。
そして、ご家庭で学習する際は、まずはゆっくり、かみくだいた説明をして問題に当たることから始めて構いません。そこから、徐々に余分な説明を入れず、１回限りの問題文の読み上げ、というように進めて、最終的には試験仕様に対処できるようになってほしいと思います。
(2)は、課題に対し、(試行錯誤しつつも)自ら考える力です。
幼児はできることに対しては楽しさを覚え意欲も出しますが、できないこと・難しいことについては、時にあきらめる、嫌がる、という姿勢を見せます。
勉強についてもそうで、やさしい問題を解いているうちはわかるのが楽しくて、「次、次！」となるものの、少し難しい問題に当たってわからなくなったり間違いが増えたりすると、「もういい」「答えは？」と思考をあきらめてしまうことがあります。
幼児の場合、学習も遊びの延長から始まるようなものですから、「何だか面白くない」となれば、やりたくなくなるのは至極当然です。
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そうする過程で、幼児本人に“わかることの楽しさ”“解いたときの爽快感(？)”を期待する気持ちが生じ、取り組む意欲が備わってきます。
経験も踏むことで様々な思考方法が身につき、問題・課題について、最後まであきらめず、ああしよう・こうしよう、と自ら考え、工夫する姿を見せてくれることでしょう。時には失敗もあるでしょうが、構いません。その失敗は糧になります。
自ら考えることができる。この力なくては、何事も前には進みません。
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本番の試験には制限時間があります。
十分な理解力・思考力があったとしても、実戦上では時間内に答えを示すことができなければ、得点には結び付きません。
よく「時間があればできるはずのですが・・・・・・」「時間が足りずに最後までできませんでした」という保護者の方の声を聞きます。
時間設定して問題を解く練習をせず、本番直前になって速度不足に直面する、といったケースも見受けられます。意外に、その重要性を見落としてしまいがちのようです。
世の中、スピードが何より大事、とは思わないのですが、こと試験に関してはある程度の解答速度（理解力・思考力を含めて）が必要となるのが現実です。
これは一朝一夕に備わる力ではありません。慌てずに済むように、なるべく早い段階でその必要性を認識し、少しずつトレーニングしていくほかないでしょう。
小学校受験で求められる力。他の要素も挙げられるのかもしれませんが、大きく構えればこの３つに収斂されるように思います。
そして、この３つの力をバランスよく伸ばしていくことが、受験を成功へと導く鍵と言えるでしょう。
国立や私立の小学校進学をを目指す皆さまにおかれては、この記事を１つの参考として、よい受験準備を進めてくださればと思います。
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各期の構成は下記図表にある通りです。
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