247
店主が店の看板を作っているらしい。
大きな下駄に黒くて太い鼻緒が斜めに付いている。
それを貼り付ける四角い板は黒とグレーのツートンカラーで、
シンプルな幾何学模様が描かれている。
見ていると、店主はこの板に鼻緒が斜めに付いた下駄を貼り付けた。
なんと、絶妙なバランスの良いレイアウトだ!
248
オバマ前大統領の娘と対立候補の娘が、あるパーティーで出くわした。 二人は何かのコンューターゲームで対戦を始めた。
二人とも優秀で決着がつかず、この場は引き分けとなった。
吾輩は『二人とも素晴らしい能力を持っている。今後は世のため人のために役立てて欲しい』と言って別れた。
249
マンションの屋上にいる。
母が洗濯物を屋上に干して外出したので様子を見に来たのだ。
西の空が暗くなってきた。 雨になるのか?
洗濯物を取り込もうとして、なをも空を観察していると、
雲はまばらになって拡がっているだけで降りそうもない。
だが、近くのビルの空き地の古くなった積雪が柱となってニョキニョキと盛り上がり、
だんだん天へと伸びて、終いに地面から離れて浮き上がった。
それがこちらのマンションに向かってくる。
慌てて洗濯物を取り入れ始めた。
泥だらけの『積雪の柱』の底がマンションの屋上スレスレに通過して行った。
250
宇宙人とのコンタクトをするフェスティバルが開かれた。
数十人の手足の曲がった老人たちが殺到して、『わしこそ宇宙人である』と口々にわめいている。
司会者は、『きょうは混雑しているので、三ヶ月後にまた集まってください』と叫んでいる。
251
叔母たち(皆んな故人)がお祝いのパーティーを開いている。
皆んなピンク系の華やいだ和服を着ている。
お祝いの品をショッピングバッグに入れて持って行った。
最近の写真アルバムも入れている。
252
ロシアのオペラ学校で歌の練習をしている。
教室にロシア人の教授(博士)が挨拶に入ってきた。
知人から借りた冊子に挨拶の会話がロシア語と日本語で併記されている。
大浴場で風呂に入る時間だ。
この冊子はどこに置くか、書棚では心もとない、自分のロッカーに入れるか・・・。
253
イスラエルか何処かの国に入国しようとしている。
ICチップの入ったバッジを渡された。
これを胸につけておけばフリーパスだそうだ。
254
巨大なマンションの窓から外を眺めている。
上の階の歳とったおっさんが首を出してこちらを見ている。
手下を使ってこちらを調べに来たようなので、変装して別人の振りをした。
255
銀座通りを、十数人の外国人男性の「傾奇者」(かぶき者)たちが、
派手な女性用の着物を羽織って練り歩いていた。
256
江戸時代に居る。 剣術の師範が『寝込みを襲われたら、こうやって対処するのだ』と教えてくれた。
『自分より相手の腕が上手だったら?』と聞いたら、
『いさぎよく『参った』と云うが良い』との答えだった。
257
我輩の下宿先の小学2年の女の子が、登校で悩んでいる。
気の合ったともだちがまだ居ないので、一人ぽっちで登校するのが寂しいらしい。
そこで登校に一緒に付き合うことにした。
今日は見るからにかわい子ちゃんとすれ違った。
すると『あたし、”萌え”はイヤなんだ』という。
なるほど、アニメキャラ風の子は趣味じゃないんだな。
258
セミの脱け殻がトコトコ歩いている。
子供に『どうだ、脱け殻にも生命力があるんだぞ』と得々と説明している。
(はて?これでいいのか・・、だが目の前の現実は否定しようがない。論より証拠、自信を持て)
脱け殻は洋服のスタンドに登り始め、てっぺんを目指していく。
子供は『このスタンドは邪魔だから移動させるよ』と言って動かし始める。
セミの脱け殻は、ツーっと蜘蛛の糸を出してぶら下がりつつ、なおも上へ上がろうとしている。
259
中学生の息子が、雨の日に窓を少し開けて外を見ている。
向かいの建物の軒下で、ジャージを着た女子中学生がしゃがんで本を読んでいる。
息子は気づかれないように、そーっと窓を閉めている。


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