
テン・テン・ツク・テン・テケ・テン・テン・テケ・ツク・テン
『スマホを買うた』
あちゃら 「ようこそ、おばんでやす・・」
こちゃら 「しばらくのご無沙汰でございます・・」
あちゃら 「こないだまで暑かったけど、急に寒くなりました」
こちゃら 「ただいま異常気象中でございます」
あちゃら 「雨の降りかたも変わりました」
こちゃら 「むかしは梅雨時というと、シトシト降ってましたな」
あちゃら 「いまは、バケツをひっくり返したようにドサッと降りますねん」
こちゃら 「夏の夕立は、サーっと降ってあとはからりと晴れてセミが鳴いてた」
あちゃら 「いまはドサーッと降って洪水ですがな」
こちゃら 「ほんまに、しょうもない気候やね・・」
あちゃら 「しょうもない気候にしたんは人類や」
こちゃら 「国連で北欧の少女が怒りの演説」
あちゃら 「その同じ会場で日本の環境相がセクシー発言」
こちゃら 「日本人は変態やろか?」
あちゃら 「だから、イルカを喰うな!」
こちゃら 「わ、ああああああ、急にデカイ声だすなや!
鼓膜が破れますがな」
あちゃら 「すんまへんな」
こちゃら 「ところでわてな、カメラ付き携帯買うたんや」
あちゃら 「あ、・・いま流行りのスマホかいな。・・で、何を撮るんや?」
こちゃら 「ほな、美しい景色撮ったり、美人を撮ったり」
あちゃら 「美人? そんなもん、あんたの回りに居てはるかいな?」
こちゃら 「日本全国、世界各国探しまする」
あちゃら 「大変なこっちゃ」
こちゃら 「そやけどなあ、使い方がよう解らんね」
あちゃら 「ちょと貸してみい」
こちゃら 「壊すなや・・」
あちゃら 「簡単なことや。ええか、まずレンズが・・、なんや!
レンズが・・・あらへん」
こちゃら 「えええっ・・?」
あちゃら 「わてのバカチョンカメラやて、レンズぐらい付いておまっせえ」
こちゃら 「そんなアホなあ・・? 店員がこれ最新型や云うてたでえ。
ほな、ちょっと聞いてくるワ」
あちゃら 「どや、解ったか?」
こちゃら 「あのな、ここの隅っこの小さな丸ッこい窓、これがレンズやて・・」
あちゃら 「どや、これかいな・・? えらいチッこいなあ」
こちゃら 「これで撮れるんやろ・・」
あちゃら 「フイルム入れるとこが、あらへん」
こちゃら 「えええっ・・? フイルム入れるウ・・?
ほなもう一回聞いてくるワ」
あちゃら 「どや、解ったか?」
こちゃら 「あのな、フイルムは要らんて。このまま使えるんやて・・」
あちゃら 「フイルムは、もう入ってるんやろか?」
こちゃら 「さあ・・? たぶん入ってるとちゃうか」
あちゃら 「シャッターボタンが、あらへん」
こちゃら 「えええっ・・? シャッターボタン・・?
ほな、また聞いてくるワ」
あちゃら 「どや、解ったか?」
こちゃら 「あのな、シャッター切るときは、ここを押すんやて・・」
あちゃら 「フイルム巻くときは、どうするねん?」
こちゃら 「えええっ・・? フイルム巻くウ?・・知らんワ。また聞いてくるワ」
あちゃら 「どや、解ったか?」
こちゃら 「あのな、フイルムは要らんやて。先程、説明しましたやて・・。
・・そういえば、聞いたワ」
あちゃら 「フイルム要らん・・て、どやって写るねん?」
こちゃら 「さあ・・? そこまで考えんとも、ええんちゃうか?」
あちゃら 「おまはんは、このカメラの持ち主としてや、
このあたりで妥協してええと思とるんか?」
こちゃら 「ほな、このカメラの持ち主として、また聞いてくるワ」
あちゃら 「どや、解ったか?」
こちゃら 「あのな、いままでのカメラとちゃうんやて。
電子的に処理するから、放っとけばええんやて」
あちゃら 「あのな、ズームとか望遠とか、どないやるねん?」
こちゃら 「わあ〜・・、わからんワ・・ほんまに。また聞いてくるワ」
あちゃら 「どや、解ったか?」
こちゃら 「あのな、これ基本的には、・・・電話器なんやて」
おやかましゅう
『スマホを買うた』
あちゃら 「ようこそ、おばんでやす・・」
こちゃら 「しばらくのご無沙汰でございます・・」
あちゃら 「こないだまで暑かったけど、急に寒くなりました」
こちゃら 「ただいま異常気象中でございます」
あちゃら 「雨の降りかたも変わりました」
こちゃら 「むかしは梅雨時というと、シトシト降ってましたな」
あちゃら 「いまは、バケツをひっくり返したようにドサッと降りますねん」
こちゃら 「夏の夕立は、サーっと降ってあとはからりと晴れてセミが鳴いてた」
あちゃら 「いまはドサーッと降って洪水ですがな」
こちゃら 「ほんまに、しょうもない気候やね・・」
あちゃら 「しょうもない気候にしたんは人類や」
こちゃら 「国連で北欧の少女が怒りの演説」
あちゃら 「その同じ会場で日本の環境相がセクシー発言」
こちゃら 「日本人は変態やろか?」
あちゃら 「だから、イルカを喰うな!」
こちゃら 「わ、ああああああ、急にデカイ声だすなや!
鼓膜が破れますがな」
あちゃら 「すんまへんな」
こちゃら 「ところでわてな、カメラ付き携帯買うたんや」
あちゃら 「あ、・・いま流行りのスマホかいな。・・で、何を撮るんや?」
こちゃら 「ほな、美しい景色撮ったり、美人を撮ったり」
あちゃら 「美人? そんなもん、あんたの回りに居てはるかいな?」
こちゃら 「日本全国、世界各国探しまする」
あちゃら 「大変なこっちゃ」
こちゃら 「そやけどなあ、使い方がよう解らんね」
あちゃら 「ちょと貸してみい」
こちゃら 「壊すなや・・」
あちゃら 「簡単なことや。ええか、まずレンズが・・、なんや!
レンズが・・・あらへん」
こちゃら 「えええっ・・?」
あちゃら 「わてのバカチョンカメラやて、レンズぐらい付いておまっせえ」
こちゃら 「そんなアホなあ・・? 店員がこれ最新型や云うてたでえ。
ほな、ちょっと聞いてくるワ」
あちゃら 「どや、解ったか?」
こちゃら 「あのな、ここの隅っこの小さな丸ッこい窓、これがレンズやて・・」
あちゃら 「どや、これかいな・・? えらいチッこいなあ」
こちゃら 「これで撮れるんやろ・・」
あちゃら 「フイルム入れるとこが、あらへん」
こちゃら 「えええっ・・? フイルム入れるウ・・?
ほなもう一回聞いてくるワ」
あちゃら 「どや、解ったか?」
こちゃら 「あのな、フイルムは要らんて。このまま使えるんやて・・」
あちゃら 「フイルムは、もう入ってるんやろか?」
こちゃら 「さあ・・? たぶん入ってるとちゃうか」
あちゃら 「シャッターボタンが、あらへん」
こちゃら 「えええっ・・? シャッターボタン・・?
ほな、また聞いてくるワ」
あちゃら 「どや、解ったか?」
こちゃら 「あのな、シャッター切るときは、ここを押すんやて・・」
あちゃら 「フイルム巻くときは、どうするねん?」
こちゃら 「えええっ・・? フイルム巻くウ?・・知らんワ。また聞いてくるワ」
あちゃら 「どや、解ったか?」
こちゃら 「あのな、フイルムは要らんやて。先程、説明しましたやて・・。
・・そういえば、聞いたワ」
あちゃら 「フイルム要らん・・て、どやって写るねん?」
こちゃら 「さあ・・? そこまで考えんとも、ええんちゃうか?」
あちゃら 「おまはんは、このカメラの持ち主としてや、
このあたりで妥協してええと思とるんか?」
こちゃら 「ほな、このカメラの持ち主として、また聞いてくるワ」
あちゃら 「どや、解ったか?」
こちゃら 「あのな、いままでのカメラとちゃうんやて。
電子的に処理するから、放っとけばええんやて」
あちゃら 「あのな、ズームとか望遠とか、どないやるねん?」
こちゃら 「わあ〜・・、わからんワ・・ほんまに。また聞いてくるワ」
あちゃら 「どや、解ったか?」
こちゃら 「あのな、これ基本的には、・・・電話器なんやて」
おやかましゅう
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