三月に雨水、風呂の残り湯を利用する設備が完成し運用して来たが、特に不具合はなく稼動している。心配した水タンクの水がなくなった時に水道に自動的に切り替える回路も快適に動作している。
この節水対策による効果については、昨年の上下水道料と今年の使用料を比較しようと思っているが、市町村合併により上下水道料金の引き去りが、2ヶ月毎から1ヶ月毎に変更になったことと、新市の電算の不都合で6月末に引き落としすべきものが7月にづれ込んだりしており、まだ正確な比較計算は行っていない。設備完成後から雨水を入れると水タンクが黒く濁り気にはなっていたが、晴天が続いた後に雨が降ったときには、屋根の汚れが流れてしまうのを見計らって雨樋のバルブを閉め水タンクに注水していた。最近この作業が面倒くさくなってきたので重い腰を上げストレーナーを作ることにした。
ストレーナーは、塩ビ管の継ぎ手を活用し、濾過材は金魚水槽用のウールマットを2枚重ねで使用した。
使用した部材
左から、インクリータという商品名の異径継ぎ手、目皿、濾過材のウールマット、異径継ぎ手のチーズ
完成したストレーナー
大雨の時の流量を確保するため、75mmの塩ビパイプを使った。チーズの横口は濾過材が目詰まりした時のオーバーフロー用
風呂の残り湯用は65mmのパイプを使った。
ストレーナー設置状況
手前が雨水用、奥が風呂の残り湯用
雨水の注ぎ込みはちょうど合う径のパイプやホースが見当たらなかったので、パイプ断熱材で代用した。オーバーフローのホースも適当なものがなく未設置
ストレーナーはステンレスのパイプ保持金具で雨樋と水タンク本体に固定した。
濾過材は上部から手を入れて掃除、交換ができる。
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どうも、こだわり派の自分としては、雨水の注ぎ込み口の断熱材のパイプが見た目が悪く面白くないので、雨樋パイプで自作することにした。
最初、塩ビパイプ同様に加熱して曲げてみたが、管の肉厚が薄いため折れ曲がったり、よれよれになってしまうので、切込みを入れ折り曲げることにした。
深く切れ込みを入れた雨樋パイプ
つながっている部分のみ加熱して折り曲げた。
折り曲げた部分を糊で接着し自己融着テープを巻いた。
取り付けた注ぎ込みパイプ
前よりは良くなったような気がする。(自己満足!)
エルボとは接着していないので、外してストレーナーの掃除ができる。
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