酔いどれ山ガラス

リタイア後のエンジョイライフ
登山・スキー・旅行・社交ダンス・アマチュア無線・工作などを、写真を中心に紹介しています。

東大巓(1927.9m)

2008-07-29 23:03:45 | 登山の記録

山 名    東大巓(1927.9m) 吾妻連峰
所 在       山形県米沢市白布温泉天元台高原
日 時    平成20年7月28日(日) 晴~雷雨
人 員    12名(男6名、女6名 ウエルネス村上のイベント)

コースタイム
天元台高原発8:20~(0:34)北望台~(0:41)人形石~(0:49)藤十郎~(0:27)弥兵衛平~(0:08)名月荘分岐点~(0:11)東大巓山頂着11:35
山頂発12:17~(0:10)名月荘分岐点~(0:08)弥兵衛平~(0:27)藤十郎~(0:48)人形石~(0:09)西吾妻山分岐点~(0:08)かもしか展望台~(0:21)北望台~・・・雷雨でリフト運転中止のため「しらかばロマンスリフト」まで徒歩で下山・・・(0:50)天元台高原16:45

【注】カッコ内は所要時間で休憩時間は含まない。山の所在は入山口の集落又は最奥の施設の字名をとった。参加者数には引率スタッフも含む。

 登山日が近づくにつれ当日の天気予報が悪くなりとうとう雨の予報となった。ゆっくりとザックを開いて昼食は摂れないだろうと、昼食もパンなどの行動食を携行したのだが、登山口の天元台高原に近づくにつれ晴れ上がってきた。

 天気予報が外れたっ。・・・と喜びはしたが、いつまで持つか不安もあり下山まで降らないことを念じつつ登山開始した。北望台から稜線の人形石へ出ると、晴れ渡った縦走路の先に今日の目的地の東大巓が悠揚とた尾根を引いて横たわっていた。名月荘はよく分からない。

 雲行きも悪くなく今日一日大丈夫だな・・・。さあ人形石まで来れば、今日の行程で登りは殆どなく稜線漫歩だとウキウキと縦走路を歩き出した。いろは沼の池塘群を抜け弥兵衛平の入口で休憩。ワタスゲとキンコウカが群落で咲いていた。

 チングルマはもう終わり。ミヤマリンドウも多く咲いていたが、木道から見た限りでは高山植物の種類は少ないような気がした。振り返ると人形石付近に雲がかかり始めていた。

 荒廃した湿原(登山道が原因と思われる。)の保全工事がしてある弥兵衛平を通り抜け、名月荘の分岐点を通過すると東大巓はすぐそこだ。東大巓は縦走路から20m位入った樹林帯の中で見晴らしはまったくダメだった。

 縦走路の木道に戻り昼食。気がつけば空一面に黒雲が覆い今にも降りそうな雲行き・・・いや、ポツリポツリと当たってきたので、雨具の準備をして往路を戻る。弥兵衛平あたりから大粒の雨が降り出したので雨具を着ける。

 雷もゴロゴロ鳴り出したがまだ遠そうだったので、早く人形石まで行き樹林帯に潜り込みたいと急いだ。雨も降ったり止んだりの中、人形石到着。暗くガスってはいたが雨も小止みとなったので「かもしか展望台」経由で北望台へ向かう。(私は往路を戻り早く北望台まだ下りたかったのだが・・・)

 「かもしか展望台」付近から雷雨が強くなったが樹林帯に入ったので一安心。が、・・・北望台に着くとリフトが動いていない!!!・・・。係員に運行予定を聞いたら「雷雨が止むまで運行しない。」とのこと。

 リフト乗り場前で雨に打たれて佇んで待っているのもナンなので、リフト乗り場の台座下で雨宿りをして待つことにした。敷板の間から雨が落ちて来るが、直接当たるよりはましだ。

 雷雨もますます強くなり大雨となった。リフトの運行待ちの登山者も次第に増え30人位になった。小一時間待つも雷雨は止まず、Nさんが係員に情報収集したところ、「16時で本日の運行は断念、係員の先導でゲレンデを徒歩で下りる。」とのことだった。

 15時55分、大雨で小川のようになったゲレンデ(ガラ場の急斜面)を下山開始。第3リフトの「つがもりロマンスリフト」上り乗り場まで下りると雷雨も遠のき小止みになった。係員に第2リフトは運行しないのかと尋ねたがダメ。第1の「しらかばロマンスリフト」は運用しているとのことで第2の「しゃくなげロマンスリフト」もゲレンデを下ることになった。

 雨もほぼ上がった。第1リフト下り乗り場で参加者の人員を確認しリフトに乗る。やれやれ、貴重な体験の登山だった。(この大雨のためスカイバレーが土砂崩れで通行止めになっていた。)

------------------------------------------------------------------ 

1  
 三つ目の「つがもりロマンスリフト」終点の北望台(標高1820m)
 帰路、雷雨のためこのリフトと二つ目の「しゃくなげロマンスリフト」が運行停止で、約1時間このリフト乗り場の台座下で雨宿りすることになった。

3  
 稜線の人形石。ここまでは登山者が多い。
 東大巓までの縦走路で行きかった登山者は3人で少なかった。

5_2  
 人形石から東大巓の稜線。(右の小高いところが東大巓)

7_2  
 人形石から縦走路を東大巓へ向かう。
 右上が東大巓、左の小高いところが藤十郎(1869m)

9_2  
 藤十郎の標識。縦走路は藤十郎峰の南側を巻いている。

13  
 弥兵衛平
 元の登山道が通っていたところが荒れ果て湿原の保全工事がされていた。

15  
 弥兵衛平の東端から人形石(中央の雲のかかったところ)、西吾妻山(左端)

17  
 東大巓山頂。山頂は縦走路から20m位入った西樹林帯中だった。

18_2  
 弥兵衛平のキンコウカ

19  
 弥兵衛平のミヤマリンドウ
 チングルマは終わりでワタスゲが多く咲いていた。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 雨水等利用による節水対策(そ... | トップ | 以東岳(1771.4m) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

登山の記録」カテゴリの最新記事