JA3ART blog

コメントをお書き込みいただく際は、コールサインの明記をお願いいたします。

IC-706用「チューニング・コントロール」を取り付けてみました

2012-08-28 19:22:26 | 移動運用予定

【クリックで画像は大きくなります】

 一昨日、日本通信エレクトロニックKKのWebカタログを見ていたところ
「706用チューニング・コントロール」という見出しを見つけました。
 説明では「チューニング時に自動的に出力を10Wに軽減します」でした。

 私も移動運用時のメイン設備がIC-706MK2(M)+CG-3000
と組み合わせた釣竿アンテナを使っています。
 CG-3000の説明書には「チューニング時には10Wに出力を落として
ください」と書かれています。
 以前、私はうっかりミスでフルパワーでチューニングを繰り返していて、お
まけに使ってたLWの長さが不適当で、あるバンドで高いSWRを示している
にも関わらず無理やりに使っていたためリレー1個を焼損させ修理にだしたこ
とがあります。
 それ以降は必ず出力が10Wになっているかを確認してからチューニング操
作を行っていますが、これがまた煩雑で面倒なのです。 チューニングがとれ
れば逆の手順で元の出力に戻す事になります。
 せっかくクイックQSYをするためにCG-3000を導入したのにその価
値が発揮できてませんでした。 QSYの度に同じ動作を繰り返さないといけ
ないのです。

 これらの面倒さから解消されるのならと、すぐに発注し今日8月27日のお
昼すぎに現物が届きました。
 デジカメ用のCFカードを収納しているプラスチック・ケースより少し大き
めのパーツなのに大きなダンボール箱にエアークッションを一杯詰めた大層な
荷造りでした。
 さっそくテストのため706に取り付けてみましたが、取り付けはWebカ
タログにも書かれていた通り超簡単でした。 
 706背面にある「TUNER コネクター」に4ピンの足の付いた現物を
差し込むだけです。 配線などの必要は全くありません。
 
 まず、本当に10Wにパワーが軽減されているかどうをチェックするために
クラニシ製終端型電力計で計測しました。
 確かに10Wになっています。 賢いことにどのモードであってもチューニ
ング時はCWモードになり、チューニングが終われば元のモードに戻ります。
 入力するパワーに比例してパワーが落ちるのではなく、何ワットの出力であ
っても10Wになっています。(もちろん10W以上での話ですが・・・)
 これでQSYごとのチューニング時に行う10Wにパワーを落とすという
煩わしい手順に気を使うことなくクイックQSYが可能となりました。

 これは結構便利なオプションであると思っています。 あまり紹介記事など
も目にしませんし、この様なオプションが売り出されていることも知りません
でした。 メーカーはUSAの「The Better RF Co.」となっています。

 IC-706シリーズとATUとの組み合わせで運用されている方にはお薦
めのオプションです。
 ちなみに、本体価格4,500円+送料700円+代引き手数料315円で
した。 簡単な説明書はありましたが英文で書かれています。

京都市伏見区(JCC-220109)と京都府宇治市(JCC-2205)から運用

2012-07-27 22:56:00 | 移動運用予定
今日も孫の野球応援と写真撮影に駆り出されて「横大路球場(京都市伏見区)」に行ってました。その帰路に「湯けむりアワード」の「桃山温泉(YU-1149)」と「京都府・宇治市(JCC-2205)」から運用しました。 今日の京都府下は38度にもなろうかという酷暑(車外直射日光の下では40度超?)で、普段はエンジンを停止しディープサイクル・バッテリーのみでの運用ですが、さすがに今日はエンジンを掛けたままでエアコンを入れてのオペレーションでした。 撤収時、荷台に置いているCG-3000のATUからアンテナ・ワイヤーを外そうとしたら、このATUの筐体が直射日光で触れられないほどの温度になっていました。
 「桃山温泉」も「宇治市」の両方とも、宇治川堤防からの運用でした。 「桃山温泉」から宇治川沿いに南東約4kmほど走れば「宇治市」エリアになりちょうどよい空き地が堤防上にありました。【添付の写真の場所です】
 前回7月16日の「宇治市」移動では喜撰山揚水発電所まで山道を入り込んだのでロケーションが悪くあまり結果はよくありませんでしたので、今回は周囲の開けた堤防上としました。 
 宇治市だけの結果として13:48 7CWでのJG3SVPさんから15:16 JH6TYDさんの21CWで終了するまで90分で35QSOでした。 18メガではDUから呼ばれました。