興味を感じたExperimentを自由気ままに実践している備忘日記!

2020年、18差し引くと和暦の令和2年に。
平成は、西暦に12加算して和暦に。
昭和は、西暦から25引くと和暦に。

フェライトトロイダルコイルの作成1

2012年12月02日 10時42分02秒 | スーパーラドアンテナ

分割フェライトコア一個だとコアの直径に限界があります。

放射板の穴にフェライトを通しても、フェライトの穴の直径分を通る放射板部分が狭いと発熱してしまうようなので、一工夫してみました。

一個一個のフェライトをグルーで固定して、カバーを内外にまわして覆ったものです。

 

 


トロイダルコイル式SRAのフェライトコア利用

2012年11月26日 05時42分44秒 | スーパーラドアンテナ
トロイダルSRAの実験が鋭意進められていますが、トロイダルコイルの方式はエアトロイダル式のようです。
 
以前、フェライトコアを利用したシリンダ式、円板式SRAで実験してみましたが、今回はトロイダル式にフェライトコイルを利用してみたいと思い、その形状を考えてみました。
一度でもトロイダルSRAを作ってみた経験者は、上の水平面と垂直面の図面でどんなものか推測できると思います。
 
ちなみに、赤色がコイルで青色が分割フェライトコアです。
茶色の破線は放射板に開けた穴の形です。
目的のインダクタンスが得られない場合は、フェライトコアを縦に繋いでインダクタンスの増加を図ります。(板をくり抜く穴を2個、3個分と長くしていきます)
 
分割フェライトコアを使うので、放射板は直接フェライトコアの形で切り抜けば良い事になります。

ただ、フェライトコアの中心を通る細い部分の放射板が発熱するかどうか。出力次第だと思いますが、どの程度まで耐えるかが問題だと思います。
 
他に考えられる不具合があるかなぁ・・・・・・・・・・。(?_?)
 
 

なるべく軽く作ろうと思います。

2012年09月09日 10時30分28秒 | スーパーラドアンテナ

暑い中ゆったりとマイペースで遊んでいます。

今回はなるべく軽く作ろうと思います。ボビンはシャンプーが入っていた容器を流用。

円板は290mmのアルミ製鍋のふた(ダイソーで315円)。

線は、会社の廃棄LANケーブルを貰ってきて剥いでツイスト線を利用。

捲き終わってやれやれ。

おやつタイムの時間にザラッと音がして捲きがはずれてしまった。

仮止めが甘かったようだ。

気を取り直して捲き直し、今度はしっかりと固定した。

後はマッチング回路をどれにするかなぁ・・・・・・・

リンク? LCマッチ? πマッチ?

なにしろ、アナライザがいっぱい有って、どれで作ったらいいか迷う。

贅沢な悩み(ナヤミというよりイヤミ)だよ。 


AA-54での測定はCMCを入れた方が良いようだ

2012年08月23日 21時43分04秒 | スーパーラドアンテナ

CMCを挿入しないで調整したら、MFJ259Bと比べると3拍子(jX、R、SWR)が大きくズレている。

CMCを挿入して調整するとMFJ259Bとほぼ≒になる。という事は、AA-54にはマッチング回路のLC成分か、SRAのLC成分が影響していると思われる。

原因が良く解らないけれども、CMCを挿入する事で解消したので、測定時には必須かも。


早速AA-54で調整したSRA

2012年08月18日 13時26分21秒 | スーパーラドアンテナ

シリンダタイプのSRAをLCマッチングで調整した。測定器はAA-54。

実験風景

コイルは3回捲きでちょうど良かった。(これ以外では6回捲き+jX、2回捲き-jXになる)

グラフからおおよそjX=0とR=50Ωが読みとれる。実際は7080からやや少し下にズレている。 

SWRも7080からやや下にズレている。

約7060~70くらいだと思う。

調整中はjX・RとSWR最低値のズレが発生していた。ある程度調整した後でもMFJではズレを確認出来ずその時点で使えるSRAになっていた。

でもAA-54のグラフでは視覚的にズレが見えるので、コイルの捲き数やバリコンでの容量調整で追い込み、ほぼ合致させる事ができました。バリコン部の青いセラコンは100pF、3kVです、並列追加しています。


SRAインピーダンスマッチングにπマッチ。

2012年07月17日 18時40分29秒 | スーパーラドアンテナ

パイマッチにすると、アンテナ側と同軸側の両方のインピーダンスを整合出来るでしょうから、この方式が良いかもしれない。

リンクコイル式の場合、捲き数は2捲き程度がリアクタンスを低減してマッチングがとれた。(本体の捲き数に影響されるので、本体の共振周波数を高めにしておく)

 

 


リンクコイル利用時の一次直列・二次並列同調回路について

2012年05月26日 07時46分46秒 | スーパーラドアンテナ

LCやLCCマッチが入力側ローインピーダンス、出力側ハイインピーダンス用でSRAに合うなら

次に提案する一次直列(低インピーダンス)・二次並列(高インピーダンス)も使えると思う。この場合2次側はSRA本体であり、1次側はリンクコイルに直列にバリコンを接続する事になる。

 


調整の難しいSRAを簡単に飼い馴らす方法

2012年05月17日 21時19分58秒 | スーパーラドアンテナ

SRA本体のシリンダ・コイルの共振周波数を目的周波数付近にして、強制的にLCマッチにより整合させてしまおうという虫のいい方法。

SRAのインピーダンスは高いので、同軸のインピーダンス50オームをSRAのインピーダンスに合わせたい場合のマッチング回路になります。


放電した扁平型SRA

2012年04月29日 18時25分37秒 | スーパーラドアンテナ

調整がずれてしまっていたこともさることながら、コイルにかかる高電圧にリンクコイルの被覆が耐えきれなかったようです。

10W~50W用のつもりだったのをすっかり忘れていました。ボケのはじまりだなぁ・・・・・・

コイル下とリンクコイルの黒ずんでいる部分が放電の跡です。

 


DMC局へ

2012年02月04日 20時42分36秒 | スーパーラドアンテナ

しばらくぶりですね。

メールも打ちましたが、届きましたか?

今はHFの極小アンテナにハマっています。

今度、帰郷したら是非お会いしてこのアンテナを紹介したいと思います。

TS-520Dをくれると言っていましたが、その前に再開出来るようでしたら、お空でも声を交わしたいなと思います。

 

 

 


バスケット捲きで、ソレノイドコイルの欠点をカバー!

2012年01月28日 16時46分18秒 | スーパーラドアンテナ

ハニカムコイルの縦バージョン(バスケット捲き)を試作しました。

捲き具も手作りで、ホームセンターで直径4mmの棒を購入し、土台になる板にドリルで穴を開けて棒を差込み完成。

見たとおり、かなりスカスカ捲きになっています。シリンダをスッポリ被せるとシリンダ・コイル間の隙間はほとんど有りませんが、共振周波数は18MHzバンドに入っています。

ISSRAの場合、シリンダ内面とコイルを離してしまうと誘導電流の効率が落ちてしまいます。(-10dB~-20dB)

ソレノイドコイルの場合は、シリンダー内面に近づけるとコイル外側全面が影響を受けてしまいまい、インダクタンスが死んでしまうので、共振周波数がとても上昇してしまいます。離し過ぎると今度は誘導電流効率が下がります。

ソレノイドの場合、どの程度まで離しても効率が落ちないのか、適度な隙間がどの位かが良く解りませんでした。

バスケット捲きでは軸以外の部分がシリンダから離れ、軸部分がシリンダに接近するので効率が下がらないと良いのですが。

今回のバスケットコイルの試作では、シリンダをスッポリ被せて隙間は1mm以下で18.12Mhzに共振しましたので容量は4.5pF(17μH)の計算になります。

シリンダを被せずコイルギリギリの位置では14.157Mhz共振でしたので容量は6.6pF(19μH)になります。

シリンダの抜き差しによる周波数の変化はソレノイドと同じくらいですが、効率がどの位改善しているか、実験はこれからです。

この調子でコイルの捲き数を増やしていったら7MHzは大丈夫かな。