
1,same/Warlock (Music Marchant) 1LP 690円
Music Marchantレーベルというとモータウンを抜けたプロデューサー・チーム、ホーランド=ドジャー=ホーランド(H-D-H)が設立したデトロイトのレーベルHot-Wax/Invictusの傘下レーベルでスィートソウルファンにはSmith Connectionで知られますね。
5~6年前だったかウルトラ・ヴァイヴのSolid Recordsが「ホット・ワックス/インヴィクタス・ベスト・コレクション」と称してその傘下のアルバムをCD化したことがあって、このレーベルのお馴染みエイス・デイ、ハニー・コーン、ローラ・リー、チェアマン、100プルーフ等々と共に出ていたのが今回取り上げる本盤「Warlock(魔法使い)」。ほかには「Lucifer(魔王)」を名乗るグループもラインアップされていてH-D-Hの怪奇趣味の一端が垣間見える(?)シリーズでもありました(勿論エイス・デイのファーストも入っています)。
で、怪奇もの好きな私も気にはなっていたもののCDではイマイチ触手が伸びず....だったのですがこの度HMV渋谷で安価で遭遇。
で この「Warlock」の中身ですが一言でいえばその日本発売の際のキャッチコピー「オルガン、ギター、フルートをフィーチャーした、ブルージーなサイケ・ファンクのレア盤」ということになります。まぁ確かにそうなのですが、ファンクの含有量は少なくサイケロック風味が強しでB面の15分近くの長尺曲に至ってははまるでプログレの展開でファズギターにオルガン、サックスが暴れまくったりもします。これじゃぁファンカデリック/パーラメントあたりのサウンドを狙って買った人もお手上げ気味かも。雑食性な私はまるでOK、楽しませてもらいましたが。
で これで終わらないのがこのアルバムのいうかグループの面白いところ。メンバーオリジナル曲の中、唯一のH-D作のA面4曲目"You've Been My Rock"
これがもうブラス/ストリングスもバッチリなノーザンソウル。突然こんなのが出てきて、初めて聴いたときは驚いたのなんの。
youtubeのコメント欄を見ると「Detroit, Michigan Heavy Prog-Psych/Funk/Blue-Eyed-Soul」とあり白人グループのようで確かにそう聴こえますが、実のところどうなのでしょう?
Side A
A1 Music Box/Struggling Man
A2 So Can Woman
A3 Putting Life Together
A4 You've Been My Rock
A5 Thrills Of Love
Side B
B1 Love Girl
B2 As You Die/Music Box
Warlock - Music Box: Struggling Man (1972)
Warlock - Thrills of Love (1972)
Warlock - As You Die: Music Box (1972)
WARLOCK YOU'VE BEEN MY ROCK
Music Marchantレーベルというとモータウンを抜けたプロデューサー・チーム、ホーランド=ドジャー=ホーランド(H-D-H)が設立したデトロイトのレーベルHot-Wax/Invictusの傘下レーベルでスィートソウルファンにはSmith Connectionで知られますね。
5~6年前だったかウルトラ・ヴァイヴのSolid Recordsが「ホット・ワックス/インヴィクタス・ベスト・コレクション」と称してその傘下のアルバムをCD化したことがあって、このレーベルのお馴染みエイス・デイ、ハニー・コーン、ローラ・リー、チェアマン、100プルーフ等々と共に出ていたのが今回取り上げる本盤「Warlock(魔法使い)」。ほかには「Lucifer(魔王)」を名乗るグループもラインアップされていてH-D-Hの怪奇趣味の一端が垣間見える(?)シリーズでもありました(勿論エイス・デイのファーストも入っています)。
で、怪奇もの好きな私も気にはなっていたもののCDではイマイチ触手が伸びず....だったのですがこの度HMV渋谷で安価で遭遇。
で この「Warlock」の中身ですが一言でいえばその日本発売の際のキャッチコピー「オルガン、ギター、フルートをフィーチャーした、ブルージーなサイケ・ファンクのレア盤」ということになります。まぁ確かにそうなのですが、ファンクの含有量は少なくサイケロック風味が強しでB面の15分近くの長尺曲に至ってははまるでプログレの展開でファズギターにオルガン、サックスが暴れまくったりもします。これじゃぁファンカデリック/パーラメントあたりのサウンドを狙って買った人もお手上げ気味かも。雑食性な私はまるでOK、楽しませてもらいましたが。
で これで終わらないのがこのアルバムのいうかグループの面白いところ。メンバーオリジナル曲の中、唯一のH-D作のA面4曲目"You've Been My Rock"
これがもうブラス/ストリングスもバッチリなノーザンソウル。突然こんなのが出てきて、初めて聴いたときは驚いたのなんの。
youtubeのコメント欄を見ると「Detroit, Michigan Heavy Prog-Psych/Funk/Blue-Eyed-Soul」とあり白人グループのようで確かにそう聴こえますが、実のところどうなのでしょう?
Side A
A1 Music Box/Struggling Man
A2 So Can Woman
A3 Putting Life Together
A4 You've Been My Rock
A5 Thrills Of Love
Side B
B1 Love Girl
B2 As You Die/Music Box
Warlock - Music Box: Struggling Man (1972)
Warlock - Thrills of Love (1972)
Warlock - As You Die: Music Box (1972)
WARLOCK YOU'VE BEEN MY ROCK
んと、シングルB面のjudgement dayはアルバムにはいっていませんね。ファンキーなナンバーですが、こちらは更に白人っぽい気がします。
ソウルファンが注目したのはひとえにH-D-Hのレーベルというだから、でしょうね。
メンバーの名前もライナーもなかったので、音しか印象にないのですが、今回初めてその背景を知りました。
如何にもアメリカでは高そうな盤です。ただ、こちらでも普通は結構な値を付けていますね、普通は。
最後の1枚で星3つ位かな。耳の感性が悪いのかしら。
ハンドル名からしてもソウル・ミュージックがお好きなようですね。コメントありがとうございます。