Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

100円 Guitarists LP's Part-10

2007年04月16日 | Jazz
1,Blue Horizon/Eric Gale (Electra Musician) 1LP
エリック・ゲイルってスタッフにいた人だよなぁ...程度の認識なんでコメントするのもナンですが、本盤は82年にリリースされた当時のレギュラー・バンドでの一枚であるらしい。
リーなんとかさんとかラリーなんとかさんとかの如何にものギターは流石にいまだにダメですが、この人の黒いギターはなかなか。しかしこの人のピッキングって強いですね、早や弾きには向かないピッキング。そこがいいです。やや朴訥風でグラント・グリーンを想起するところもあったりして。
B面のレゲエはちょっと勘弁ですが、タイトル曲(ゲストのヒュー・マサケラのペットがいい味)とか東京の思い出(このバンドで来日したのか)だという"When Tokyo?"は気に入りました。


2,Part of You/Eric Gale (Columbia) 1LP
ラルフ・マクドナルドがプロデュース、当時のフュージョンの立役者が勢ぞろいの79年盤。これは当時売れたんでしょうね、絵に描いたようなアレですから。

そんななかで1曲だけ妙な曲が。チャールズ・アーランドのハモンドにアイドリス・ムハメッドのドラムスというトリオ演奏、曲のタイトルもズバリ"Trio"。これがいいのです、モロにソウル・ジャズ。なんでこの1曲だけ? たまにこんなの演ってみたかったのかな。フェイド・アウトで終わるのが残念。

Gale


3,Beck/Joe Beck (Kudu) 1LP
CTIの別レーベルKuduから出た75年録音ジョー・ベックの初リーダー作。
ライナーをみるとフュージョンなる言葉はまだなくファンキーなる言葉で表現されています。当時はクロスーバーなんていわれていましたっけ。
この人もかなり強いピッキングをする人で早弾きタイプではないよう。ロックから出発しているギタリストではないかな。
デヴィッド・サンボーンがバリバリにフルトーンで吹きまくり、はて、これはサンボーンのアルバムかい? ってくらいの存在感。ジョーさん、やや影薄し。

Beck


4,ミルキー・シェイド/渡辺香津美 (Union) 1LP
辛島文雄、ジョージ・ムラツ、日野元彦というカルテットでの76年香津美氏のセカンド・アルバム。かっこいい演奏。結構気に入りました。
でも録音・ミキシングが悪すぎ。当時の日本録音ってこんなものなのでしょうか、折角の演奏がもったいないなぁ。丁寧にリミックスしたら見違えるのでは。

Milky


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