Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

The Shadows in Japan and Rarest Tracks

2019年03月09日 | Surfin' & Hot Rod,Eleki Inst.
1,The Shadows in Japan(Odeon) 1LP 650円
1967年6月に初来日したシャドウズ、本盤はその時の来日公演を収めたものと思われがちですが、帰国後日本のポップス曲と思い出を描いた曲を録音してまとめ上げたスタジオ録音アルバムです。1968年1月発売。
まず興味を引くのは日本の思い出を描いたというオリジナル曲"東海道ライン"と"わんぱく日本"、が、いざ聴けば驚くほどロックな曲でこれのどこが日本なの? と、誰しもがそう思うであろう単純な曲。和製ポップス"想い出の渚" "君といつまでも" "夕映えの渚" "銀色の道" "野ばら咲く路"あたりはアレンジが効いていてまぁ面白く聴けました。
日本を描いたオリジナル曲も和製ポップスのカバーもベンチャーズも演っているわけですが、日本と云う国に対するの思い入れがまったく違うのがよーくわかりますね。

Side A
1,想い出の渚
2,君といつまでも
3,ダニー・ボーイ
4,東海道ライン
5,アレンテーホ
6,夕映えの渚
Side B
1,野バラ咲く路
2,銀色の道
3,わんぱく日本
4,ア・シング・オブ・ビューティ
5,レット・ミー・テイク・ユー・ゼア
6,ホリー・カウ


Shadows


想い出の渚/ The Shadows



The Shadows Gin-Iro No Michi



the shadows Holy Cow



The Shadows Let Me Take You There



The Shadows Naughty Nippon Nights(わんぱく日本)




The Tokaido Line (1999 Remastered Version)(東海道ライン)










2,Rarest/The Shadows (Treasure) 10-inchi LP 216円
ヨーロッパのシャドウズ・フリークの何処ぞの誰かが作ったと思しき10インチLP。
ジェット・ハリスが在籍していたThe Vipersの58年録音、ハンク・マーヴィン、ブルース・ウェルチ在籍The Five Chesternutsの58年録音、シャドウズの前身The Driftersの59年録音、それにシャドウズのレア録音を集めたコレクターズ・アイテム。

Side A
A1 The Vipers/ Summertime Blues
A2 The Vipers/ Liverpool Blues
A3 The Five Chesternuts/ Teenage Love
A4 The Five Chesternuts/ Jean Dorothy
A5 The Drifters/ Driftin'
A6 The Shadows/ F.B.I.
A7 The Shadows/ Some Are Lonely
Side B
B1 The Shadows/ Some Are Lonely
B2 The Shadows/ Gene With The Light Brown Lamp
B3 The Shadows/ All Day
B4 The Shadows/ Running Out Of World
B5 Hank Marvin/ Would You Believe It
B6 The Shadows/ Chicago
B7 The Shadows/ Cool Water


Shadows


Shadows


The Vipers - Summertime Blues (Eddie Cochran Cover)




RARE TEENER The Five Chesternuts - Teenage Love



Jet Harris & The Drifters Driftin' (The Shadows)




The Shadows – F.B.I. (1961) [High Quality Stereo Sound]


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6 コメント

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Unknown (uni)
2019-03-10 09:18:07
やはり法被に神社なんですね。
お寺の方が日本的なのにやはり神社の方が派手で
あちらには受けるんでしょうね。
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Re:The Shadows (Jahking@管理人)
2019-03-10 09:58:10
これも東芝制作ですからベンチャーズ、クリフ等に倣って日枝神社のような気がします(確証はありません)。法被はシャドウズのネーム入りで、ジャケットの内側には神輿と一緒に写っている写真も載っています。
確かに神社の方が色使いも色々あってこういった撮影には向いているのかもですね。
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Unknown (miles601)
2019-03-10 10:22:25
この年のライブ行きました。大手町にあったサンケイホールでした。シャドウズが一番いい時代ですね。テレビにも出てたのも記憶してますが残ってないんでしょうね。残念。
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Unknown (jahking)
2019-03-10 20:39:56
行かれましたか。世はGS時代に移りつつあった時期でしょうか。そんななかでのシャドウズ、興味深いですね。
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Live In Japan (Gravenites)
2019-03-11 00:21:03
前にも書きましたが、このような日本録音というのは世界のレア・レコード市場から見ても本当に大事な存在なのですね。それがこの値段~というのも驚きで、「日本録音」あるいは「日本人主導の録音」というカテゴリーがあまり取り上げられないのもありますが、日本に集まる多くの海外からの買い付け人からすると、今回のシャドウズなんて即「買い」対象となるのでしょう。DU担当者も虎視眈々と高値付け出来る機会をうかがっているかもしれません。
ちなみにアメリカ人のコレクターからハニーカムズの日本ライブ盤を頼まれていますが、LPでも存在は知っているCDすらまず見かけません。
今回のシャドウズ日本録音で注視すべきは日本を題材にした彼等のオリジナルで、彼等の日本の印象をそのまま作品にしたところに意義があると思います。そこがオリジナル歌謡路線を狙うベンチャーズとの違いです。当時の日本でのヒット曲のカバーだけでないところが素晴らしい。新幹線を扱った曲はB.B. Kingの1971年の日本録音にもありました。やはり1967年時点ではあのような高速鉄道は日本しかなかったので印象に強く残ったのでしょう。
1958年頃から活躍していたシャドウズはベンチャーズとキャリアの長さは近いですが、イギリスの名門インスト・グループにふさわしいキャリアと実績を持っています。
(何か後半はライナー・ノートのような口ぶりになってしまいました。)
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Re:Live in Japan (Jahking@管理人)
2019-03-11 09:03:52
ハニーカムズはほんとに高くてすこしまえですが帯がついて10万くらいしていました(たぶん今はもっと高いかも)。これは当時売れなくて出回っていないということが大きいのでしょう。一方シャドウズはそこそこ見かけますのでそれなりには売れたのででしょう、今回購入価格は破格だとは思いますが盤質はイマイチでした。盤がよくても2千円ちょっと程度で見つかるような気がします(勿論帯無しの話です)。
ただ、仰る通り海外のコレクターからしたら日本制作で日本でしかしか出ていない盤って垂涎ですよね、特に60年代もの。

このシャドウズ盤に入っている日本の印象だという2曲、本国で同時期に出たオリジナルアルバムにも入っていて、失礼ながらホントに日本の印象を描いた曲?(要はタイトルは後付けでは?)って勝手に疑っております。と、してもこんなタイトルを付けたって意義はあるとは思います。
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