Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Pixie Girls & Rock'n Roll Boys

2019年10月22日 | 50's 60's Oldies
1985年という年はロックンロール生誕30年ということで内外のレコード会社から様々なそれを振り返るレコードがリリースされました(その後も節目の年には同様の企画盤が出ていることでしょうが)。今回取り上げる2枚もそんな企画盤です。


1,Pixie Girls/V.A (MCA) 1LP 108円
長門芳郎さん選曲によるガールポップのコンピ。
思えば本盤、リアルタイムで買って以来3回目の購入、ついにはこんな値で打ち捨てられていて思わず救済。10年ほど前にもこのブログでも取り上げたはず。

ということなのですが、久し振りに聴いたらこれがいーのなんの、ということで再度取り上げることにしました。
思えば最初に買ったときはブライアン・ウィルソンの最初のプロデュース作だというレイチェル&リヴォルヴァーズの2曲が入っているとか、キャロル・キングのシンガーとしてのデビューシングルの両面が入っているとか生意気にも極めてコレクター視点での購入でした。

が 今回フラットな耳で久し振りに聴いてみるとご主人であるルー・アドラーのDunhillに移ってのシェリー・フェブレーにまず耳が行き、ロビン・ワードのクールな佇まい、弾けるレイチェル、初々しいキャロル・キング、王道ポニーテイルス、舌足らずのサンドラ・ディー、曲もアレンジもクールな佇まいも文句なしのケイク、お茶目なチャーメッツ。捨て曲なしの16曲。30曲も入ったCDだと有難みも薄れますが片面8曲、いい感じです、と、あらためて。

Side A
1, Poni-tails/ Seven Minutes In Heaven
2, Poni-tails/ Come On Joey. Dance With Me
3, Sandra Dee/ Dear Johnny
4, Sandra Dee/ When I Fall In Love
5, Sandra Dee/ Do It While You're Young
6, The Cake/ Baby That's Me
7, The Charmettes/ Please Don't Kiss Me Again
8, The Charmettes/ He's A Wise Guy
Side B
9, Shelley Fabares/ Pretty Please
10, Shelley Fabares/ Johnny Loves Me
11, Shelley Fabares/ My Prayer
12, Robin Ward/ In His Car
13, Rachel & The Revolvers/ The Revolution
14, Rachel & The Revolvers/ Number One
15, Carole King/ The Right Girl
16, Carole King/ Under The Stars

CDも時代になってリンダ・スコット等を加えた拡大版CDが出ていたようですね。


Sandra Dee - Dear Johnny



Cake - Baby That's Me




IN HIS CAR Robin Ward & The Rainbows



The Charmettes Please Don't Kiss Me Again



The Charmettes - He's A Wise Guy



SHELLEY FABARES-PRETTY PLEASE










2,History of Rock& Roll '55-'57/V.A (MCA) 1LP 108円
Decca、Dot、Coral、ABC Paramount原盤を使ったロックンロール・コンピレーション。
ロックンロール初の全米第1位"ロック・アラウンド・ザ・クロック"でスタート、「History of Rock& Roll」と銘打っていてもレーベルの性格もあって有名どころでロックンロール・スターと云えるのはバディ・ホリーにダニー&ジュニアーズくらいでティーンエイジ・スターのポップヒットが占めます。ライナーによるとレーベルを代表するアーティストのトップ40ヒット、中でも入手困難な曲を中心に集めたとのこと。

Side A
A1, Bill Haley & His Comets/ (We're Gonna) Rock Around The Clock
A2, Sanford Clark/ The Fool
A3, George Hamilton IV/ A Rose And A Baby Ruth
A4, Jim Lowe/ The Green Door
A5, Pat Boone/ I'll Be Home
A6, Billy Ward & Dominoes/ St. Therese Of The Roses
A7, Bobby Helms/ My Special Angel
A8, Joe Bennett & The Sparkletones/ Black Slacks
Side B
B1, Del Vikings/ Come Go With Me
B2, Tab Hunter/ Young Love
B3, Nick Todd/ At The Hop
B4, Danny & The Juniors/ At The Hop
B5, Buddy Holly/ Peggy Sue
B6, Debbie Reynolds/ Tammy
B7, Gale Storm/ Dark Moon
B8, Rover Boys/ Graduation Day


RocknRoll


Young Love TAB HUNTER



George Hamilton IV - A Rose and a Baby Ruth (1956)



Billy Ward and the Dominoes with Jackie Wilson - St. Therese of The Roses (1956)



SANFORD CLARK The Fool (original)




Come And Go With Me- The Dell Vikings




The Rover Boys - Graduation Day (1956)

コメント (2)    この記事についてブログを書く
« Overseas Highway - Zini | トップ | The First Great Rock Festiv... »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (uni)
2019-10-23 06:26:28
なぜか私もこの2枚持ってます。
長い間棚の肥やしになってます。
良い!?引っ張り出してCDにしよう(笑)
この頃のお写真ってみんな同じ
かえって馴染み感が(笑)
返信する
Re:ロックンロール生誕30年盤 (Jahking@管理人)
2019-10-23 08:01:28
このシリーズは結構売れたのではないでしょうか、今も中古品を多く目にします(ある意味当然ながらも二束三文の値だったりすることが多いので悲しいですが)。マニアだけを狙わず適度にレアものを入れて適度に有名曲を入れての中庸さがよかったのでしょうね。

肥しもたまに天日干しをしてやると意外な発見があったりするものですね。

返信する

コメントを投稿