Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Cecil Taylor - Ramsey Lewis

2009年08月29日 | Jazz
1,Indent/Cecil Taylor (Unit Core) 1LP 525円
セシル・テイラーは1973年5月にアルトのジミー・ライオンズとドラムスのアンドリュー・シリルを連れて来日をします。その際に残されたのがトリオでの「Akisakila」と「Solo」。実はセシル・テイラーのレコードで一番良く聴いたのがこの2枚。特に「Solo」は良く聴きました。

で 今回入手した「Indent」はその来日の2ヶ月前、1973年3月11日オハイオ州のAntioch Collegeで録音されたというソロ。これもウン10年前には良く聴いたものだったのですがいつの間にか手元から離れて久しく、今回安価品に遭遇、衝動的に再購入。

セシル・テイラーのピアノは独自のフレーズというかパターンの重層的な組み合わせから成り立っていて、自由奔放なドシャメシャ・フリー・インプロヴィゼイションには決してならず、特にソロ・ピアノでは起承転結がはっきりした構成をもって曲を仕上げていきます。そんなセシルのピアノの特徴を最初に教えてくれたのが「Solo」でありこの「Indent」。冷徹であり孤立感漂うものの無機的ではなく生々しいピアノ音塊、たまに聴きたくなります。




2,More Sounds of Christmas/The Ramsey Lewis Trio (Cadet) 1LP 840円
1964年録音、ラムゼイ・ルイスの2枚目のクリスマス・アルバム。
翌年にあの「The In Crowd」の大ホームランが出るので全盛期といっていい時期の作品ですね。半数の曲にオーケストラが付いたトリオ録音。スキャットを入りの"Jingle Bells"をはじめファンキー・クリスマスの様相。

Ramsey More Xmas



1961年の1枚目のクリスマス・アルバムから。
Christmas Blues - The Ramsey Lewis Trio







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