
ソウル系の買い直し盤を3枚いってみます。
1,A Letter to Myself/The Chi-Lites (Brunswick) 1LP 400円
前年72年の"オー・ガール"をフューチャーしたアルバム「A Lonely Man」と並んでチャイ・ライツの一番よく聴いたアルバムがこの73年のアルバム。あともう一枚、例のゴールドディスクが並んだジャケの16曲入り「Greatest Hits」もよく聴きました。
ということで、大ヒット"A Letter to Myself"をフューチャーした73年盤。入手盤はキングがMCAレーベルで出した懐かしの日本盤、見開きジャケットで解説は勿論桜井ユタカ氏、私がかつて聴いていたのもコレでした。
ミシガン湖から吹いてくる冷たい北風を受けてシカゴの灯が寒々しく揺らぐ.....、そんなジャケットだった「A Lonely Man」とこの「A Letter to Myself」、彼らのサウンドを見事に視覚化したものでした。シルキーなユージン・レコードにタイトなコーラス、暖かいのですがどこか淋しげなBrundswickのサウンド、タイロン・デイヴィスもしかり、この時代ならではのシカゴ・ソウルですね、大好きです。
Write A Letter to Myself - The Chi Lites
2,Shhh/The Wispers (Dore/P-Vine) 1LP 300円
70年代の終わりごろだったか、このDore盤が新譜で出回ってとっても驚いたのを記憶します。あのJ&Dを出していたポップ専門レーベルだったはずのDoreからウィスパーズ? とっくに無くなっていたはずのDoreが復活?
後に判ったのはウィスパーズはDoreで64年から数年に渡ってシングルを出していて、70年代の終わりにDoreは一時的に復活していて往時のアルバムを再発していたのでした。
ということで、64年から67年頃まで初期のウィスパーズがDoreレーベルに吹き込んだシングル曲を集めたアルバムです、今回入手したのは上に書いた米Dore盤ではなく88年にP-Vineが新たに組み直したものです。
R&Bの香りも残るノーザン・ソウルの趣、昔聴いた時には古臭くて.....と馴染めなかった覚えがありましたが、今聴けばなんのなんの充分楽しめました。後に再演する"Story Book Of Love"あたりは語りも入って後の萌芽が充分。

The Whispers - The Dip - DORE 735
THE WHISPERS - NEEDLE IN A HAYSTACK ( DORE )
THE WHISPERS - YOU CAN'T FIGHT WHAT'S RIGHT - DORE
THE WHISPERS - YOU GOT A MAN ON YOUR HANDS - DORE
The Old...The New...The Blues/Eddie Parker (Blues Gallery) 1LP 100円
80年代の終わり頃だったか、これが出回った時には結構話題になって勇んで買ったものの中身は軽めのブルースでなんだかなぁ....だった記憶盤。
以後マイナー盤にも関わらず何故か結構な安価で中古を見かけることの多くこれまたなんだかなぁ...でした。
当時は気にもしなかったのですがクレジットを見ると72年、75年、80年、88年に吹き込んだものが混在していて72年吹き込みはモータウンっぽかったりブルースといってもツクリはソウルで80年吹き込みには中々に聴かせるソウル曲もあったり「The Old...The New...The Blues」なるアルバムタイトルもなるほどとうなづいたりして。

EDDIE PARKER - BUT IF YOU MUST GO
Eddie Parker - SHE
1,A Letter to Myself/The Chi-Lites (Brunswick) 1LP 400円
前年72年の"オー・ガール"をフューチャーしたアルバム「A Lonely Man」と並んでチャイ・ライツの一番よく聴いたアルバムがこの73年のアルバム。あともう一枚、例のゴールドディスクが並んだジャケの16曲入り「Greatest Hits」もよく聴きました。
ということで、大ヒット"A Letter to Myself"をフューチャーした73年盤。入手盤はキングがMCAレーベルで出した懐かしの日本盤、見開きジャケットで解説は勿論桜井ユタカ氏、私がかつて聴いていたのもコレでした。
ミシガン湖から吹いてくる冷たい北風を受けてシカゴの灯が寒々しく揺らぐ.....、そんなジャケットだった「A Lonely Man」とこの「A Letter to Myself」、彼らのサウンドを見事に視覚化したものでした。シルキーなユージン・レコードにタイトなコーラス、暖かいのですがどこか淋しげなBrundswickのサウンド、タイロン・デイヴィスもしかり、この時代ならではのシカゴ・ソウルですね、大好きです。
Write A Letter to Myself - The Chi Lites
2,Shhh/The Wispers (Dore/P-Vine) 1LP 300円
70年代の終わりごろだったか、このDore盤が新譜で出回ってとっても驚いたのを記憶します。あのJ&Dを出していたポップ専門レーベルだったはずのDoreからウィスパーズ? とっくに無くなっていたはずのDoreが復活?
後に判ったのはウィスパーズはDoreで64年から数年に渡ってシングルを出していて、70年代の終わりにDoreは一時的に復活していて往時のアルバムを再発していたのでした。
ということで、64年から67年頃まで初期のウィスパーズがDoreレーベルに吹き込んだシングル曲を集めたアルバムです、今回入手したのは上に書いた米Dore盤ではなく88年にP-Vineが新たに組み直したものです。
R&Bの香りも残るノーザン・ソウルの趣、昔聴いた時には古臭くて.....と馴染めなかった覚えがありましたが、今聴けばなんのなんの充分楽しめました。後に再演する"Story Book Of Love"あたりは語りも入って後の萌芽が充分。

The Whispers - The Dip - DORE 735
THE WHISPERS - NEEDLE IN A HAYSTACK ( DORE )
THE WHISPERS - YOU CAN'T FIGHT WHAT'S RIGHT - DORE
THE WHISPERS - YOU GOT A MAN ON YOUR HANDS - DORE
The Old...The New...The Blues/Eddie Parker (Blues Gallery) 1LP 100円
80年代の終わり頃だったか、これが出回った時には結構話題になって勇んで買ったものの中身は軽めのブルースでなんだかなぁ....だった記憶盤。
以後マイナー盤にも関わらず何故か結構な安価で中古を見かけることの多くこれまたなんだかなぁ...でした。
当時は気にもしなかったのですがクレジットを見ると72年、75年、80年、88年に吹き込んだものが混在していて72年吹き込みはモータウンっぽかったりブルースといってもツクリはソウルで80年吹き込みには中々に聴かせるソウル曲もあったり「The Old...The New...The Blues」なるアルバムタイトルもなるほどとうなづいたりして。

EDDIE PARKER - BUT IF YOU MUST GO
Eddie Parker - SHE
chi litesは唄がいいのは勿論ですが、曲自体もいいモノが多いです。それとヴォーカルグループのベスト盤だと殆どがバラード物ばっかりになってしましますが、chi litesの場合は「Give More Power To The People」「I Like Your Lovin' 」等のアップテンポのモノも良いので聴き易く、いまだにベスト盤を引っ張り出して聴いています。
それと誰の何という曲か知りませんが「Are You My Woman」のイントロのサンプリングから始まる曲がありますが、若いやつがこれを聴いていると「これ、この曲のイントロだぜ。こっちの方が遥かにイイよ!」と言いたくなります。オヤジだ、オヤジだ。
whispersは実はこれが一番好きで、唄声からいけばsoul clock時代なのですが、曲からいけばこっちなのです。個人的にはpresidentsの5.10.15・・、o'jaysの「in Philadelphia」と同じ感覚で聴いています。(どういう感覚か自分でも説明できませんが)
これ以上何も申せません!
ソウル愛溢れるコメント有り難うございます。