Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Bustin' Surfboads

2008年02月12日 | Surfin' & Hot Rod,Eleki Inst.
1,Beyond The Surf/The Tonadoes (Sundazed) 1CD 680円
あの"Telster"でお馴染みのイギリスのインスト・バンドはThe Tonados、こっちはThe Toanadoesですからお間違いなく。たまに混同されて紹介されていますんで。
で 今回色々検索をしていたら大略テルスターのバンドは「トーネイドーズ」、こっちのサーフバンドは「トーネドーズ」と表記されているようです。面白いですね、その違う部分のスペルは同じなのに。

で The Tonadoes。カルフォルニア出身のバンドで62年に"Bustin' Surfboads"なる、タイトルは迫力満点、実際の曲は結構コミカルというかプリミティヴな曲をヒットさせ知られるバンド。その初期セッションのエンジニアはクカモンガ在住若き日のフランク・ザッパだったといういうのも知られるところでしょうか。また、あの覆面ネオ・サーフバンドThe Phantom SurfersはこのCDにも入っているノベルティっぽいボーカル曲の"Phantom Surfer"からその名をいただいたのではないかと思います。その62年のタイトル曲こそプリミティヴですが、その後63~64年の録音曲はギター、サックスも迫力を増したかっこいいサーフインストとなっていますし、先の"Phantom Surfer"のほかオチャメなボーカル曲もあって私は好きなバンドです。

トーネドーズのCDは93年に同じSundazedから63年にJosieから出た唯一のオリジナル・アルバム「Bustin' Surfboads」が3曲のボートラをつけて15曲入りで復刻されております。

今回のこの99年にリリースされたCDはその93年盤から"Summer Time" "Old Shep"の2曲を抜いて新たに6曲を加えたもので、93年盤の意匠を変えたほぼ再発といっていい内容です。

たった6年後にほぼ同内容のCDをリリースするなんてSundazedらしくないし、オミットされた2曲を加えればコンプリートになるのにと思ったのですが、本CDの再発理由は最後に収録されている25分にも渡る後年メンバーが集まって昔話に花を咲かせる"The Tornadoes Talk!"をリリースしたかった為の再発ではないかと邪推しております。


こちらが、93年リリースの「Bustin' Surfboads」。アナログで欲しい素晴らしいジャケットですが、Josie盤は高嶺の花。
Bustin Surfboads



2,Music from The Motion Picture PULP FICTION (MCA) 1CD 100円
悲しいことにこのサントラ盤CD、最近どこでも捨て値で売っているんですよね。1年半くらい前にはアナログ盤まで買ったのですが、ついに(つーほどのものでもないのですが)日本盤帯付きCDの100円盤に遭遇。また買っちゃいました。

ディック・デイル、クール&ザ・ギャング、リッキー・ネルソン、ダスティ・スプリングフィールド、チャック・ベリー、レヴェルス、ライヴリー・ワンズ等々タランティーノのセンスが光る面白い曲が満載で楽しめるCDなのに100円はいかにも可哀相。

本盤にも上記のトーネドーズの"Bustin' Surfboads"が入っているのですが、ライナーにはお馬鹿なことにここでも英国バンドとか書かれていてテルスターのトーネイドーズと混同してます。ったく。

Pulp Fiction

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